ぴかぴかのドラムは、今や日本で屈指のドラマー、カースケだった。ぴかぴか解散の後、カースケは2年ほど俺のパーソナル・バンドにいた。
カースケの方が年下で、たまに両方の知り合いから、「カースケは卓治より年下なのに、なんで“卓治”って呼びすてなんだよ?」と聞かれると、カースケは「だってこいつ、俺のローディーだったんだもん」なんて笑って言う。俺はデビュー前、ぴかぴかの楽器も運んでいた。
アルバム《ひまわり》のほとんどと《Passing》の全ドラムをカースケが叩き、それから18年後の《種》で、また一緒にやることができた。
余計な主張はいっさいせず、歌を引き立たせることを最優先する、本当にすばらしいドラマーだ。
懐かしい写真があった。アルバム《種》のリリースに合わせたツアー〈Planting Seeds Tour〉のファイナル。2004/3/21 東京 初台 DOORS。
ドラム : カースケ、ベース : スティング宮本、キーボード : たつのすけ、ギター : 中野督夫、サックス : SMILEY。
さて今日は、河村博司君のスタジオへこもる。
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