2017年12月31日日曜日

そして2018年へ

 Younger Than Yesterdayに来てくれたみんな、ありがとう。ゲストの歌も素敵で、いい夜になった。

photo : Yukari Watanabe


 年明け1発目は、1/9 横浜で、河村博司君とのジョイント・ライヴ
 今年はタイミングが合わずにあまりやらなかった阿佐ヶ谷harnessも、来年はやるつもりだ。

 3/18 名古屋でのライヴ・イベントの詳細が決まった。田中ミツル君とは初対面になる。サポートに江口正祥君を迎える。どんなケミストリーが生まれるか楽しみだ。



 2017年も終わり。
 素敵な新年を!


2017年12月28日木曜日

2017年ラスト・ライヴに向けて

 ベチコと信夫君のWonder 2とのリハーサル音源を聴きながら、ライヴの準備。
 リズム隊とギターがいない分、スリリングなプレイにもなる。そのドキドキを感じながら、楽しみながらのライヴになるだろう。
 来年3月の大阪と名古屋のライヴも、Wonder 2で行く。
 さらに、すでに5/26(土)27(日)で日程も出ている岐阜のお寺ライヴ 2 Daysも、Wonder 2と行く。お寺の時だけは冗談で、ユニット名を“ザ・ボンノーズ”と名付けている。

 12/30の横須賀 Younger Than Yesterdayは、オープニング・アクトとして〈ONE〉メンバーのたかまつなおき君が参加。ゲストとして、目黒寿安君。もしかすると、アフロ・シルエットの男が乱入するかも。
 2017年をしめくくるライヴ。行ける人は楽しんでね。

photo : Masashi Koyama


 そしてこれを書いているところで、ちょうど到着。Wonder 5とのライヴを全国に届けるよ。

photo : Takuji


2017年12月27日水曜日

南相馬の一本松

 2014年の11月、初めて福島県の南相馬を訪れ、ライヴを企画してくれた人たちに被災地を案内してもらった。この写真は、移動の途中で撮影したものだ。
 南相馬の「かしまの一本松」として、たくさんの人に勇気を与えてきたということだが、伐採されたというニュースを見た。
 あの時見て、感じたことを、忘れないでいようと思う。


photo : Takuji


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2017年12月24日日曜日

「おや、また、クジ?」

 俺が勝手に「小山卓治 都市伝説」と称していることを、ある会社の代表取締役の方から直接うかがうことができた。

 その方は1983年には、当時のCBSソニー(現ソニー・ミュージック)の北海道支社で営業を担当されていた。
 デビューしたばかりの新人、小山卓治の名前を売り込むために、レコード・ショップ、放送局、有線放送などを営業で回る時に、常に“クジ”を持って行き、「新人の小山卓治を、よろしくお願いします。ついては、クジを引いてください」と、何度も行き、同じセリフでクジを引いてもらった。そのうち現場の方が「またクジ?」と言うと、「え? 今何と? 『またクジ?』、『おや、またクジ?』 小山卓治をよろしくお願いします!」。
 話には聞いたことがあったが、現場で仕事をしていた方から直接聞いたのは初めてだ。

 それにしても35年も前の営業のことを、今や社長さんのその方が、よく憶えてくれていたものだ。


photo : Takuji


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2017年12月22日金曜日

携帯電話が金メダルに

 15年くらい前、携帯を持つのが当たり前になっていた頃、俺はかたくなに携帯を持たなかった。
 ある時、急いで連絡を取らなくてはいけなくなり、スタッフの携帯を借りて電話しようとして、こう言ったのを憶えている。
「話すのと歩くのを一緒にできるか!」
 今ではスマホは生活の一部だ。何を無駄にあらがっていたのやら。

 「都市鉱山からつくる! みんなのメダルプロジェクト」という話を聞いた。使わなくなった携帯やパソコンを回収して、リサイクルしてオリンピック・パラリンピックのメダルを作るというプロジェクトだ。
 確か昔の携帯がしまったままになっているはずと探したら、ガラケーからスマホまで4台も出てきた。

 NTTドコモショップで受け付けているということで、持って行くことに。個人情報が流れないように万全の処置をするとある。
 ショップに行き、渡すだけかと思っていたら、機種を1台ずつていねいに確認し、バッテリーやSIMカードやマイクロSDカードを外し、最後に機械で、バギバキ音を立てながら本体に穴を開ける。

 個人的にはまだまだ先の話だと思っていたオリンピック・パラリンピックが、ちょっと身近に感じられた。


photo : Takuji


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2017年12月21日木曜日

35周年に向けて

 来春の35周年アニバーサリー・ライヴのスケジュールが出そろった。
 〈ONE〉メンバーには明日には情報公開、一般告知は週明けにする。
 一緒に盛り上がろう!


photo : Masashi Koyama


 オフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉サイトに、ラジオ番組〈Aspirin Radio〉を掲載した。
 〈ONE〉紹介ページはこちらから


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2017年12月19日火曜日

阿久悠、やばい

 本当かどうか定かではない都市伝説。
 モップスの作詞を引き受けたものの、どんなに頭をひねっても歌詞が出てこない。業を煮やしたディレクターが、「とっくに締め切り過ぎてるんですよ! もう明日の朝まで待てないですよ!」と言い、「それだ!」と書いた詞が〈朝まで待てない〉になったとか。

 《阿久悠メモリアル・ソングス》。1曲1曲の歌詞が、すさまじく心に突き刺さってくる。言葉の力がすごい。
 リリースされた当時はピンとこなかった河島英五さんの〈時代おくれ〉で、不覚にも泣いてしまった。
 これはもう、他のシリーズも聴くしかない。

 阿久悠さんは、『瀬戸内少年野球団』だけじゃなく、たくさんのエッセイ、たくさんの小説も書いている。これも読むしかない。まずは『清らかな厭世』。これは亡くなる寸前まで連載していたエッセイ。そして小説『転がる石』。
 しばらく、気が済むまで阿久悠作品に浸ることにした。すごいヒントがたくさんあるはずだ。



2017年12月16日土曜日

ギブソンとギルド

 ツアーで飛行機に乗る時に手荷物としてギターを預ける場合、「もし不可抗力で破損しても保証しません」という免責書にサインしなくてはいけない。

 以前、鎌田ひろゆきと近藤智洋と韓国でライヴをやった時、2人はソフト・ケースで持ってきていて、俺は万全を期すためにハード・ケースで預けた。ライヴ会場でケースを開けたら、ネックにひびが入っていた。2人は無事。腰が砕けた。
 想像するに、ソフト・ケースは投げたら壊れそうだが、ハード・ケースなら投げてもいいだろう、と考えた不届きなやつがいたということ。

 それ以来、ギターはソフト・ケースで預けることにしている。さすがに国内線では投げたりしないだろう。それでも恐いから、到着してギターを受け取ったら、必ずケースから出してネックをチェックする。無事を確かめてホッとする。

 航空会社によって、ギターの扱いは様々だ。ケースに入れてくれる会社、プチプチでグルグル巻きにしてくれる会社、「Fragile」の赤いタグをつけるだけの会社。

 今のツアーがスタートして、何度も手荷物として預けた。どこの会社とは言わないが、ギブソン J-45のボディが破損した。
 見た目は小さな破損だが、そこを写真に撮ってクロサワ楽器のスタッフさんに見てもらったところ、長期入院になりそうだ。


 少し前からクロサワの方に「鳴りのいいギルドがあったら紹介してください」と頼んでいた。昨日メールが届き、「ヴィンテージのギルドで、お勧めできるものが入りました」とのこと。
 年明けに逢いに行く。

photo : Yukari Watanabe


2017年12月14日木曜日

Wonder 5!

 Mercy、ベチコ、天神君、芳登君がそろって、Wonder 4と名付けた時から、いつかピアニストを加えてWonder 5にすることを考えていた。信夫君の参加で、俺が理想としているサウンドに一歩近づいた。このメンバーでやりたい曲、アレンジが、たくさんある。
 やっぱり正義の味方は5人組じゃないとね。これで色分けもできる。ベチコはピンクじゃなくて赤紫を希望している。天神君は、やっぱりイエローかな。



 12/30 横須賀 Younger Than Yesterdayの準備。譜面を書いたり音資料をまとめたり。
 今回はWonder 2でのステージになる。スタートしたばかりのWonder 5が次のステップへのぼるための選曲、アレンジを考える。

 この夜は、スペシャル・ゲストとして、アルバム《はるか》でアコースティック・ギターを奏でてくれた目黒寿安君が登場する。
 そしてオープニング・アクトとして、たかまつなおき君に歌ってもらう。
 Younger Than Yesterdayは、元は映画館で、天井も高くステージも広く、歌を大きく響かせることができる。きっと素敵な夜になる。


photo : Masashi Koyama


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2017年12月12日火曜日

朝まで待てない

 1983年の頭、The Conxとプロデューサーと毎日のようにスタジオに入って、アルバムのレコーディングに没頭していた。夜中までプレイし続け、それから居酒屋へ繰り出した。
 ある晩、「今までどんな音楽を聴いてきたんだ?」という話から、いつの間にかグループ・サウンズの話になった。
 「モップスはロックだったよな」と盛り上がり、翌日のスタジオで〈朝まで待てない〉をプレイしてみた。「どうせやるんだったら、誰もやったことがないハチャメチャなアレンジでやろうぜ」と、間奏で4分の4拍子と4分の2拍子を続けてみたり、ラテン・パーカッションのアゴゴを拍数を無視して鳴らしてみたりしているうちに、あのアレンジができあがった。つまり、ちょっとしたお酒の勢いで収録した曲だった。
 それが、34年後に阿久悠さんのコンピレーション・アルバムに収録されるなんて考えもしなかった。ラインナップを見て、鼻血が出そうになった。

阿久悠生誕80年、作詞家活動50年、没後10年記念アルバム
『阿久悠メモリアル・ソングス~思いのすべてを歌にして~』

1 もしもピアノが弾けたなら:西田敏行
2 若き獅子たち:西城秀樹
3 ブルースカイ ブルー:西城秀樹
4 青春時代:森田公一とトップギャラン
5 京都から博多まで:藤圭子
6 さらば涙と言おう:森田健作
7 友達よ泣くんじゃない:森田健作
8 この愛に生きて:内山田 洋とクール・ファイブ
9 時代おくれ:河島英五
10 林檎殺人事件:郷ひろみ&樹木希林
11 素敵にシンデレラ・コンプレックス:郷ひろみ
12 お元気ですか:清水由貴子
13 熱き心に:鈴木雅之
14 勝手にしやがれ:中村あゆみ
15 あの鐘を鳴らすのはあなた:サンボマスター
16 朝まで待てない:小山卓治
17 五番街のマリーへ:南沙織
18 めぐり逢うとき:松崎しげる
19 また逢う日まで:朝丘雪路
20 花の言葉、風の言葉(未発表歌詞による新曲):サーカス



 オフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉を更新した。

卓治写真館
小山卓治ワンマンライヴツアー〈haruka〉10月〜12月

ライヴフォトグラフ
11/23 北海道  旭川 アーリータイムズ 
11/24 北海道  札幌 円山夜想 
11/25 北海道 札幌 侍珈琲 生声ライヴ
11/26 北海道 苫小牧 ロックバーJAM
11/27 北海道 苫小牧市 ウトナイ湖野生鳥獣保護センター


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2017年12月11日月曜日

《New days Final For Band Live》 CD + DVD

 福岡在住のエンジニア、穴井君とLINE通話でつないで、9/18 横浜 Thumbs Upでのバンド・ライヴ音声のミックス&マスタリング作業。
 データを送ってもらい、その場で判断して調整し、またデータを送ってもらって確認を繰り返す。ほぼ同じスタジオにいる感覚で作業を進め、無事に完成。

 Wonder 4からWonder 5への進化。とてもいいバンドになった。でも、もっともっとよくなっていく。来春の35周年ライヴで集結するのが、今から楽しみだ。

 音が完成したところで、デザイナーのコヤマ君へバトン・タッチ。今回も渾身のデザインが仕上がった。

 《New days Final For Band Live》 CD + DVD。もうすぐ告知を始めるからね。

photo : Masashi Koyama


 オフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉を更新した。

ライヴ動画 掲載
12月2日 仙台 cafe Mozart Atelier 〈PARADISE ALLEY〉
12月3日 岩手 水沢 Dee Dee's Cafe 〈Escape〉
ラジオ音声 掲載
【Aspirin Radio Special Edition】対談|小山卓治と河村博司 前編と後編


2017年12月8日金曜日

対談 小山卓治と河村博司

 アルバム《はるか》のプロデューサーで、自身のファースト・アルバム《よろこびの歌》をリリースした河村博司君との対談の前編を、YouTubeに公開した。
 彼の自宅兼スタジオにワインを持って遊びに行き、約1時間おしゃべりをして、それを前編と後編に分けて番組にしている。

 〈Aspirin Radio〉というタイトルは、2004年にスタートしたオフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE - Oyama Takuji Network Eyes〉のコンテンツだ。今回はスペシャル・エディションとして一般公開することにしたが、〈ONE〉では近々、前編と後編を一挙に公開する予定だ。
 そして〈ONE〉だけで聞ける新録音の〈Aspirin Radio〉も近日中に公開する。メンバーはお楽しみに。




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2017年12月6日水曜日

寿司屋の短冊

 水沢でのライヴ後、Mercyやスタッフ、Dee Dee’s Cafeのマスター近藤さんと来てくれたみなさんと、近くのお店で打ち上げをした。
 帰り際、お店の方にサインを頼まれ、木製のメニューの短冊にサインした。もちろん初めてだ。
 詳細は、近藤さんのブログ「Dee Dee's Cafe/マスターのボヤキ」で読んでね。


photo : Takuji


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2017年12月5日火曜日

ありがとう、東北

 4年ぶりの、仙台と水沢でのライヴだった。
 客席の1人1人から熱い熱が伝わってくるのを、体中で感じながら歌った。Mercyのプレイも、よくなってきた。
 ライヴの実現に手を貸してくれて人たちに、大きな感謝を。

 今回も、地元のおいしいものをたくさん食べた。とんぶり入りサラダ、ずんだ餅、セリ鍋、はらこ飯、牛タンなど。どれもうまかったな。
 たまにはこんな写真も。国立天文台・水沢VLBI観測所にある、直径20メートルの電波望遠鏡にて。


photo : Yukari Watanabe


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2017年12月1日金曜日

仙台、岩手 水沢へ

 明日から東北ツアー。4年ぶりに歌を届けに行くことができる。
 水沢は、友人が企画してくれることで、今回で3回目になる。岩手県は北海道に次いで面積が大きい。盛岡には1度行ったが、北海道と同じで、何カ所か回らないと行った気になれない県だ。
 さ、4年ぶりのワクワク。

 写真は、4年前の水沢 DeeDee’s Cafe。ギブソン J-45も初のお披露目だな。

photo : Yukari Watanabe


 オフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉に、北海道ツアーの動画を掲載した。

11/23 旭川 アーリータイムズ 〈美しい沈黙〉
11/24 札幌 円山夜想 〈 New Days 〉
11/25 札幌 侍珈琲 〈 もしもあの時 〉
11/26 苫小牧 ロックバー JAM 〈NO GOOD!〉

 フォトグラフも近日中に掲載する予定だ。