2022年1月31日月曜日

江古田マーキー 来てくれてありがとう

  またぞろコロナが蔓延する中、江古田に来てくれたみんなに本当に感謝。

01.New Days
02.吠えろ
03.路傍のロック
04.欲望
05.花を育てたことがあるかい
06.クリスタルレインドロップ
07.談合坂パーキングエリア
08.美しい沈黙
09.Shape Of Life *新曲 仮タイトル
10.最初の奇跡
11.ばあちゃんごめんね
12.結晶
13.天国のドアノブ
14.光が降る
15.世界はすばらしい
16.君が本当に欲しいもの
17.Hot Butter

E1.前夜
E2.種の歌
E3.祈り

 2/4 西荻窪 Terraは、1曲もかぶらないセットリストでやる。ぜひ体感してね。


photo : Yukari Watanabe


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2022年1月29日土曜日

ダディ柴田 & 信夫正彦

  ダディ柴田さんとの初ライヴは、去年の5月だった。事前に8曲の音資料を送り、当日のリハーサルだけで本番に臨む、いわば出会い頭のライヴだった。それでもすばらしいサウンドが生まれた。

前回の動画
小山卓治 feat.ダディ柴田 2021/5/8 Beat The Emotion

「またぜひやりましょう!」
 その約束を果たすことになった。今回はダディさんにピアノの信夫正彦君を加えたサウンドだ。

 昨日、3人でスタジオに入り、たっぷり音を出した。
 ダディさんが初めての曲、信夫君が初めての曲、今回はたくさんの曲をやることにした。
 俺と信夫君のサウンドは、リズム楽器がなくてもスリリングに成立している。そこにダディさんのサックスが、吠える、ささやく、叫ぶ、寄り添う。76歳とは思えない現役バリバリのサウンドだ。

 以前書いたかもしれないが、ダディさんがこう言った。
「〈いつか河を越えて〉のサックスのフレーズはすごくいいね。このフレーズはそのまま生かしたい」
 先日SMILEYに聞かせたら、すごく喜んでいた。

 2/4〈On The Move '22 -Trio–〉、みんなに聴いてもらうのが今から楽しみでしょうがない。
 そして明日は、江古田マーキーで 〈On The Move '22 -Solo–〉。
 どちらも〈On The Move〉というタイトルにふさわしいライヴになる。


Photo : Suganuma


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2022年1月25日火曜日

江古田マーキーと西荻窪Terraは、ベストセレクションで

  昔、シングルでビッグ・ヒットを飛ばし、大きな会場をお客さんでいっぱいにしていたシンガーがいた。ライヴを見に行ったことがある。ヒットはその1曲だけで、集客は徐々に減り、シンガーはライヴハウスに戻った。そのライヴも見た。
 広い空間に歌を響かせ輝いていたシンガーは、ライヴハウスにすっぽり収まって、くすんでいた。何だか哀しかった。

 俺が自力でやった一番大きな会場は渋谷公会堂だ。その空気、熱、会場の広さ、天井の高さ、ステージの幅と奥行き、今でもくっきりと憶えている。それを、どんな会場でやる時でも絶対に忘れないことを心がけている。だから常に心の中に、渋谷公会堂の2階席が見えている。「明日、渋公だ」と言われても、そのステージを自分のものにできる自信がある。
 そんな気持ちで2本の《On The Move》に臨む。当然、曲のかぶりもなく、まったく違うカラーのライヴにする。


photo : Yukari Watanabe


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2022年1月24日月曜日

振り幅が大きい

 先日のラジオで、白浜さんが言っていたこと。
「小山君は、アーティストの振れ幅がすごい。中心部分は俺たちと同じだけど」
 アーティストの振れ幅って何だろう。ラジオでも話題になった、本を書いたり役者としての仕事があったり。確かにそれもあるだろうが、曲のバリエーションということもあるのかなと思った。

 1人のシンガーが描く世界は、どうしてもその人独特の“ひとつの世界”になることが多い。
 俺の場合、“じゃない世界”をいつも探している。1曲作ったら、同じような歌を作ることに興味を失う。むしろ、これまでに描いたことのない歌、キャラクター、シチュエーション、風景を見つけることに興味が向かう。
 だから様々な登場人物がいるし、今までにないテーマの歌を作ることが多い。

 最近作っている歌も、これまで描いたことのない世界だ。そんな歌を作ることを“リスク”と感じるシンガーもいるかもしれない。でも俺は“使命”だと思っている。
 年齢を重ねることで変わっていくことだって当然ある。それに抗うのはみっともない。64歳のラヴソングを作ることこそ、今のテーマだ。


Photo : Takuji

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2022年1月23日日曜日

“心の旅”っていうけれど

  〈小山卓治 × 白浜久〉、来てくれたみんな、ありがとう!

 『金尾よしろうの音楽魂』の動画がアップされた。ずいぶん早かったな。
 番組内で4人で歌い、翌日のharnessでも白浜さんが歌った〈心の旅〉。言わずと知れたチューリップの大ヒット曲だ。「いい歌だなあ」なんてサビを歌いながら、あれ、ちょっと待てよ。
 歌詞を改めて読むと、「君を愛しているけど行かなきゃ」って、体のいい別れの歌じゃないか。

 思い返してみると、こういう歌は当時多かった。
 堺正章さんの〈さらば恋人〉しかり。尾崎紀世彦さんの〈また逢う日まで〉しかり。今になって聴き直すと、自分勝手もはなはだしい。
 当時、ティーンだった女性たちは、どういう気持ちでこんな歌たちを受け止めたのかな。

 ある時代から、女性から別れを告げるラヴ・ソングが歌われ始めた。そんな時代の男は、ほんとへなちょこだったな。

 ちなみに、1992年にシングル・カットした俺の〈さよなら恋人〉は、女性からはまったく受け入れられなかった。ま、当然か。男のロマンなんて、とっくの昔に埃をかぶっていた。


Photo : Staff


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2022年1月21日金曜日

かわさきFMに出演

  去年、かわさきFMに白浜久さんが出演した動画がアップされている。
 その収録の後、白浜さんがDJの金尾よしろうさんに俺の話をして、勢いで白浜さんから電話が入り、出演することが決まった。

 今日はその収録へ。白浜さんと一緒に出演して、生音で2人でセッション。金尾さんも交えてのセッションも。共演は作詞家でシンガーの松下年見さん。1時間がアッという間だった。
 1週間くらいで、今日の動画がYouTubeにアップされる予定。




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2022年1月15日土曜日

年明けから毎週ライヴ

  未だにコロナで右往左往の日々だが、ライヴは開催する。

1/22(土)阿佐ヶ谷harness 〈小山卓治 × 白浜久〉
 ソールドアウト、キャンセル待ちだが、このご時世でキャンセルもたまにあるから、harnessに連絡を。

1/30(日)江古田マーキー 〈On The Move '22 -Solo–〉
2/04(金)西荻窪 Live Spot Terra 〈On The Move '22 -Trio–〉
 初の渋谷公会堂から35年を記念したライヴ。1/30はソロで、2/4は、サポートにピアノの信夫正彦君、スペシャル・ゲストにサックスのダディ柴田さんを迎える。
 去年の5月にやったダディさんとの最初のライヴを信夫君は見に来てくれた。ダディさんに紹介して、すでに意気投合している。


2/11(金 祝)新横浜 LIT 〈LiT Special Presents 真冬の夜の現-うつつ-2022〉
 去年の8月に山田晃士君の体調不良でかなわなかった、 鬼頭径五との初のスリー・マン。3人でのセッションは、きっと楽しんでくれるとはずだ。

2/23(水 祝) 自由が丘 Mardi Gra 〈小山卓治ワンマンライヴ〉
 マルディグラは1年半ぶりになる。またやることができて嬉しい。

3/05(土)阿佐ヶ谷harness 〈長すぎる夜と遠すぎる朝〉
 今日の発表。harnessでのワンマンライヴ企画として、時間軸に沿った物語をつむごうと思う。最初のシーンは夜明けだ

〈小山卓治ワンマン・ツアー〉
3/11(金)静岡 藤枝 &Sugar + 南瓜
3/12(土)愛知 刈谷市 サンダンス
3/13(日)岐阜 各務原市 ミュージックルーム6-21 
 去年の9月に中止になった藤枝と各務原へのリベンジ・ライヴ。そして「また呼んでくれてありがとう」刈谷ライヴ。

 4月も何本か決まりそうだ。今年は思い切り走る。


オフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉を更新した。

■フォトグラフ
〈小山卓治 × 鎌田ひろゆき〉
 12月30日(木)東京 阿佐ヶ谷 harness
 photo:Yukari Watanabe


photo : Yukari Watanabe


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2022年1月10日月曜日

初の渋谷公会堂から35年

   2022年は、1/22の〈小山卓治 × 白浜久〉からスタート。これはすでにソールドアウト。

 1/30と2/4のライヴ・タイトルは〈On The Move 22〉。初めての渋谷公会堂でのライヴから35年を記念したライヴ・シリーズだ。
 江古田マーキーはソロ。信夫正彦君をサポートに、ダディ柴田さんをスペシャルゲストに迎える西荻窪 Terraの一般予約は明日から始まる。
 タイトルにふさわしい2日間にするつもりだ。ぜひ参加してね。

 1987年、渋谷公会堂でのライヴは初のライヴ・アルバム〈On The Move〉として5月21日にリリースされた。
 アルバム・ジャケットの楽屋風景は、実際に渋谷公会堂の楽屋に鏡やソファなどの小道具を持ち込んでライヴ当日に撮影された。ビデオ・クリップに収録されている楽屋の動画もライヴ当日だ。動画監督は井出情児氏。
 午前中から小道具が搬入され、楽屋で歌うシーン、ステージへ向かうシーンなどの動画が撮影された。初の渋谷公会堂で、内心はそれどころじゃなかったんだけどね。

 当時は、すごいタイトな仕事が多かった。
 1985年の渋谷 Live Innでのライヴと動画撮影の日、ライヴの後に夜通し動画撮影が敢行され、朝まで続いたのを憶えている。













Photo : Takuji