2020年11月28日土曜日

リハーサル with Wonder 5

 まるでベスト・アルバムのような、これまでにない濃厚なセットリストでのぞむ、新横浜 LiTでのライヴに向けて最後のリハーサル。1年以上空いたとは思えない最高のサウンドに仕上がった。
 12/11は、ちょうどいいくらいのディスタンスで楽しんでもらえると思う。あと数枚、前売りがあるそうだ。ぜひ参加してね。







アフロも絶好調。


■オフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉
メンバーの誕生日に毎年届く、バースデイメッセージを作った。俺のメッセージとデザイナーのコヤマ君の素敵な写真で構成した。誕生日を楽しみにしていてね。


2020年11月23日月曜日

阿佐ヶ谷harness〈昼ライヴ〉〈夜ライヴ〉

  阿佐ヶ谷harnessで初の2本立てライヴ。全33曲を歌った。
 コロナの状況がきびしくなっていく中、2本とも満席だった。来てくれて本当にありがとう。後日、高画質 高音声で配信する予定だ。

〈Piano songs & Friend's songs〉
 前半はピアノだけのライヴ。前回の〈Piano Night〉で歌いきれなかった8曲を。MIDORIちゃんに提供した〈Thunder Boy〉、鎌田と共作した〈予感〉など、ひさびさの歌も入れた。

 後半は、これまでに友人のシンガーとセッションした歌をカバー。それぞれの歌がすばらしいのはもちろんだが、その声に魅力がある。そこに、少しずつ俺のテイストを入れて歌った。
 歌いたい歌がまだたくさんある。次の機会にやるつもりだ。

〈恋の歌とか、友の歌とか〉
 前半は〈恋の歌〉。8曲を組曲のようにして恋の物語を作った。様々な物語にすることができるが、やはりハッピー・エンドに落ち着いた。

花を育てたことがあるかい
Kiss
Yellow Center Line
第3章
今夜のアリバイ
手首
オリオンのティアラ
2人のはるか

 まったく別の物語を作ることもできる。またやってみようかな。

 後半は〈絆〉をテーマにした。なかなかに威勢のいい歌が並んだ。








photo : Yukari Watanabe


 ライヴ以外に嬉しいことがふたつあった。

 本番前に、鈴ノ木ユウがお土産のコーヒー豆を持って遊びに来てくれた。偶然だが、鈴ノ木ユウがシンガー時代の鈴木祐樹の曲を〈Friend's songs〉で歌うことにしていた。
 「またライヴやろう」と話した。

 夜のライヴ、客席の一番後ろに若い男性がいるのが見えていた。ライヴ後に話しかけてくれた。
 彼は25歳で、父親の影響で俺の歌を知り、3年前に熊本から出てきてバンドをやっていて、初めてライヴに来てくれた。持参したアナログ盤《NG!》のジャケットにサインした。
 歌が世代を越えてつながっていく。この上なく幸せだ。


 エンジニアの穴井正和君から、新しいアンビエント・ミュージックが届いた。





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2020年11月17日火曜日

仕事の合間の散策

 ライヴが極彩色になるほど
日常はモノクロになる

ライヴで幸福のピークを感じるほど
沈黙は濃くなる

心を取り戻してくれるのは
くり返し訪れる色彩




photo : Takuji


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2020年11月16日月曜日

恋の歌とか友の歌とか

 今週末は阿佐ヶ谷harnessで、初の〈昼ライヴ〉〈夜ライヴ〉を開催する。すでにソールド・アウトでキャンセル待ちになっている。

 〈恋の歌とか友の歌とか〉という企画は、ファンの人たちからもらったアイデアから生まれた。
 セットリストを組むために、全曲をざっくりとカテゴリーで分けてみたら、いわゆる「ラヴ・ソング」が4分の1くらいしかなくて、自分でもびっくりした。
 昔、高橋研さんに「小山は“くどき歌”が少ないなあ」と言われたことがあったっけ。
 20代の頃は極端に少なくて、最近になってアルバムの半分くらいがラヴ・ソングになってきた。「若いうちにくどかなくてどうする!」と、今更ながら自分にツッコミたくなる。
 11/22のharnessは、これまでとは違うセットリストになる。


 2009年から歌わせてもらっていた名古屋のライヴ・ハウス、りとるびれっじがクローズすると聞いた。とても歌いやすい場所だった。こうして老舗のライヴ・ハウスが姿を消していってしまうのは、残念でしかたがない。

 友人のシンガー、鎌田ひろゆきが作った阿佐ヶ谷harnessがスタートして9年。老舗と呼ぶにはまだ早いが、がんばっている。

 新型コロナの影響が続く。来年のプランがなかなか立てにくい状況だ。
 「こうなったらharnessでじゃんじゃんライヴやってやる!」が、今回の〈昼ライヴ〉〈夜ライヴ〉。
 こうなったら来年もharnessでじゃんじゃんライヴやってやる!
 1月から4月まで、マンスリーでソロ・ライヴをやることにした。無理しない程度に参加してね。


オフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉を更新した。
■フォトグラフ
〈熊本応援ライヴ〉 2020/10/18
photo : Yukari Watanabe


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2020年11月12日木曜日

ショーン・タン

  ショーン・タンの『アライバル』を読んだ。
 カテゴリーに納めるなら、絵本ということになるだろう。いっさい文字がない中、壮大な物語が展開していく。とんでもないところまで連れていかれた。圧倒された。
 いろいろな映画が思い浮かんできた。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』『ブレード・ランナー』『地獄の黙示録』『ネバーエンディング・ストーリー』『モダン・タイムス』『道』『自転車泥棒』、アニメの『進撃の巨人』も。
 想像もつかないでしょ? そう、そんな想像もつかないような物語だった。




photo : Takuji


 ショーン・タン自身が制作したアニメーションがYouTubeにあった。薄ら恐かわいいキャラクター、不可思議でシュールな物語。


オフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉を更新した。
■卓治写真館
九州ツアー
■ライヴビデオ 2020.10.18 阿佐ヶ谷harness
〈路傍のロック〉
〈祭りの季節〉
〈夢の国へ〉



















2020年11月10日火曜日

ライヴに参加してくれて、ありがとう!

  ツアーを終えて、熊本で休暇を取っていた。

 広島から始まったひさびさのツアーは、人数制限の中だったが熱く盛り上がった。参加してくれたみんな、本当にありがとう。
 熊本のライヴは、YouTubeでフル・サイズを見ることができる。

 熊本ライヴの翌日、白浜さんと熊本城へ。20年かかるという復興は、少しずつだが着実に進んでいるようだ。


photo : Takuji


 去年、高橋研さんと行った青森でのライヴに、昔から応援してくれている男性が2人来てくれた。打ち上げで「僕の住む弘前でも、ぜひライヴをやってください」と言われ、行くことを約束した。
 コロナ禍ではあるがスケジュールを調整し、12/6にやることにした。その弘前で10月にクラスターが発生。残念だが今回は延期することにした。
 でも、約束は必ず果たす。


オフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉を更新した。
■〈WORDS〉心に刻まれた言葉
月に1回、様々な作家の本からピックアップした言葉を紹介している。

「ボリス・ヴィアン 全集」
茨木のり子 「詩のこころを読む」
「ジョージ・ガーシュインとモーリス・ラベルの会話」
坂元裕二 「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」
浜崎慎治 「共感スイッチ」
ジェフリー ・アーチャー 「ケインとアベル」