2019年7月29日月曜日

フジ・ロック, 名古屋, 京都、ありがとう。そして入間, 下北沢へ

 フジ・ロック・フェスティバルへの出演は、主催するスマッシュの、松岡さんの情熱と尽力で実現した。人と人とのつながりが、新しいステージへと導いてくれる。
 初めてのフジ・ロックは、ウッドストックを疑似体験しているようだった。パラリと雨は降ったが、白浜久 Projectの時は陽射しが降り注いだ。
 他のステージを見ることもなく東京へ。台風が近づいていた。

 翌日、台風は熱帯低気圧になり、影響を受けることなく名古屋ライヴをやることができた。Music Bar Perchに集まってくれた人たちのびっくりするくらいの歌声と、ベチコと信夫君とのプレイで、すばらしく盛り上がった。

 名古屋のホテルのチェック・アウトでベチコが寝坊して、ギターとキャリー・バッグで新幹線ホームへの階段を全力疾走。ギリギリ間に合ったから笑い話だね。

 京都は初めての宇治へ。以前別の場所にあったcoconiが宇治に移転して初めてのライヴだった。コンパクトながら気持ちよく歌うことができた。

 先々週の3本のライヴ、そしてこの3本連続のライヴ、こんなにタイトなスケジュールはこれまでなかったが、どのライヴも最高だった。


 そしてライヴは続く。
 8/3(土)は、埼玉 入間市文化創造アトリエ AMIGOで、年に1回の生声ライヴ
 今年もライヴのラストに、ギターを持って参加してくれる人たちとのセッションをやる。曲は〈種の歌〉と〈傷だらけの天使〉。
 俺がギターを弾いている動画〈ギター・レクチャー〉を見ながら練習してきてね。一緒に盛り上がろう。

 そしてこれは去年やったんだが、参加してくれる人のギターを並べておいて、俺が弾かせてもらう企画。おもしろかったからあと1回、今年もやろうと思う。
 よかったら、ギター・スタンドも持参してくれると嬉しい。


photo : Masashi Koyama


 8/4(日)は、東京 下北沢 CLUB Queで〈音響熟成 小山卓治 × 町田直隆バンド〉。若手(といっても40歳くらい)のバンドと相まみえるライヴになる。
 どんなライヴになるか今のところさっぱり見えてこないが、お互いの曲のセッションをやることになっている。すごい楽しみだ。



2019年7月25日木曜日

フジ・ロック・フェスティバル、そして名古屋、京都へ

 元ARBのギタリスト、白浜さんの呼びかけで結成された白浜久 Project。名うてのミュージシャンが集結し、俺もボーカリストとして参加している。
 最初にライヴをやった時は、出会い頭で火花を散らして1人1人の個性が際立つライヴになったが、2回目のライヴではそれがひとつの固まりになり、バンド・サウンドになった。

 俺のパーソナル・バンド Wonder 5は、俺が1人ずつと出会っていきながら、バンドとしてできあがっていった。
 これまで多くのミュージシャンとサウンドを作ってきた。俺はこのバンドでアレンジのひとつの着地点を見つけようと思っている。
 先週、横浜で10ヶ月ぶりのバンド・ライヴ。プレイしながらサウンドがジャンプ・アップするのを感じた。こういう瞬間に立ち会えるから、音楽はやめられない。
 名古屋と京都は、サポートに磯部舞子と信夫正彦を迎え、バンドの勢いのままのサウンドを響かせる。


photo : Masashi Koyama


オフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉を更新した。
〈フォトグラフ〉
■7/5
新・全曲ライヴシリーズ《Passing》+《種》+《手首》
東京 荻窪 ルースターノースサイド
photo:Yukari Watanabe
■7/13
生声ワンマンライヴ
東京 東銀座 Flor de café 樹の花
photo:Yukari Watanabe
■7/20
《ひまわり》35周年記念ライヴシリーズ “前夜祭&先行発売”
photo : Masashi Koyama

〈ONE〉紹介サイト


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2019年7月15日月曜日

ガソリン・タウン

 次のライヴに向けての準備。
 横浜 THUMBS UPでのWonder 5とのバンド・ライヴは、だいぶ前にセット・リストを組んで、音資料をメンバーに送っている。ライヴ前のリハーサルできっちり組み上げる。絶対いいライヴになる。

 その前日は、東京 新宿御苑 ライヴ&バー Rutoでの〈リリース前夜祭〉。俺とのセッションに応募してくれた人が5人。初めての参加者もいる。きっと一緒に楽しめるだろう。
 ソロのセットで何を歌おうかといろいろ考えを巡らせていて、ふと思いついた。1984年、〈ガソリン・タウン(仮タイトル)〉という歌を作った。ある街で暮らす人々の群衆劇として、たくさんの登場人物を思いつくままに描いていった。その中に「その人の女房」がいた。
 長い歌詞を書き終え、どうやって整理しようと思っているうちに、「その人の女房」が気になってきて、掘り下げたくなった。他の登場人物には退場してもらった。その人物たちは、その後に俺が作る歌に登場することになった。
 言葉を整理して整理して、完成したのが〈ひまわり〉だ。

 確かどこかに……。あった〈ガソリン・タウン〉。35年目の記念に、1回だけ歌うことにしよう。


photo : Masashi Koyama


2019年7月9日火曜日

〈全曲ライヴ・シリーズ〉のちょっとした裏話

 このライヴ・シリーズは、言葉とメロディを、初心に戻ってセンテンスごとにしっかりと伝えていくことを意識するライヴになる。

 歌うのはアルバム《Passing》と《種》、マキシ・シングル《手首》の全22曲というくくりがあるから、セット・リストの組み方にいつもと違う発想が生まれる。
 前半はじっくり聴かせる歌を並べた。客席を和ませるようなMCも入れず、歌を伝えることだけに集中した。この企画ならではのピリピリ感だ。
 大合唱になりがちな〈種の歌〉も、あえて1部の最後に持って行った。
 今回はソロだから、スローやミディアム・テンポの歌は、いつもよりメロディとメロディの間、言葉と言葉の間をためた。
 お客さんと一緒に歌える歌が少ないから、最後は思い切り大きな声で歌えるように〈Escape〉と〈気をつけた方がいいぜ〉は、急遽半音上げて歌った。
 結果、前半と後半で、まったく違う空気になった。

 《Passing Bell》は、やっぱり最後に歌う以外になかった。みんなの歌声がすばらしかったな。

 次回の〈全曲ライヴ〉は、アルバム《The Fool》と《ROCKS!》。開催は来年になると思う。

photo : Yukari Watanabe


2019年7月6日土曜日

俺とのセッション 大募集!

 7/21(日)横浜 THUMBS UPでのバンド・ライヴの前日、東京 新宿御苑 ライヴ&バー Rutoで《ひまわり リリース前夜祭》を開催する。
 この夜は、〈熊本応援ライヴ〉で恒例になっている、俺とのセッションを大募集する。ギターやピアノでのセッション、または俺のギターで歌いたい人は、ぜひ以下のアドレスまでメールを送ってね。

takuji@ribb-on.com

 アルバム《ひまわり》からの曲を優先で申し込んでくれると、盛り上がるかもしれないな。
 すでに「〈ひまわり〉をやりたい」というメールをもらったところだ。

 そして年に1回開催している、8/3(日)埼玉 入間市文化創造アトリエ AMIGOでの〈生声ライヴ〉でも恒例になった、ギターなどを持ち寄っての大セッション。
 今年の曲は〈種の歌〉と〈傷だらけの天使〉にした。
 ギター初心者の人に向けて、俺がギターの弾き方を紹介する動画〈ギター・レクチャー〉をYouTubeにアップした。これを見て、当日まで練習して、ふるって参加してね。




photo : Masashi Koyama


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2019年7月2日火曜日

悩む

 7/5(金)東京 荻窪 ルースター ノースサイドは、アルバム《Passing》《種》とマキシ・シングル《手首》全22曲を歌うライヴ。
 セット・リストを作るのには、いつも時間をかける。ある曲からある曲につなぐことで、別の物語が生まれることがある。絶望から希望への物語。憎しみから癒やしへの物語。憧れから愛への物語。
 今回は、悩みに悩んでいる。1曲で物語が完結している歌が多いせいだ。〈裏窓〉も〈Lucky Guy〉も〈青空とダイヤモンド〉も〈ユリエ〉も、まして〈Passing Bell〉も。
 ここ数日、ああでもないこうでないと歌いながら悩んでいる。

2018/6/22 東京 荻窪 ルースター ノースサイド
photo : Masashi Koyama