福岡と熊本のライヴを終え、今週末の大阪ライヴまでしばしのインターミッション。それでも2日に1回はスタジオに入って声を作るし、メールでの打ち合わせも入ってくる。
大阪music bar S.O.Raでの2日間のセットリストは、名古屋とはガラリと変える。いずれにせよニューアルバムとベスト盤を歌うわけだから濃いセットリストになるのは間違いない。渾身の気を込めて38曲を歌うよ。
福岡と熊本のライヴを終え、今週末の大阪ライヴまでしばしのインターミッション。それでも2日に1回はスタジオに入って声を作るし、メールでの打ち合わせも入ってくる。
大阪music bar S.O.Raでの2日間のセットリストは、名古屋とはガラリと変える。いずれにせよニューアルバムとベスト盤を歌うわけだから濃いセットリストになるのは間違いない。渾身の気を込めて38曲を歌うよ。
来週末からツアーが再開。
2020年からのコロナ禍の間にクローズしたライヴハウスがいくつもある。帰る場所を失ったような気持ちになった。
そんな中、Six Pines sandwiches、ONE DROP、music bar S.O.Raは、いつも笑顔で迎えてくれた。そしてもちろん、足を運んでくれた人たちがいたからこそライヴは成り立った。
歌を届けに行くよ。みんなの笑顔に会いに行くよ。
〈DAHLIA Tour 2024〉
■5月24日(金) Six Pines sandwiches
■5月25日(土) 熊本 ONE DROP
〈DAHLIA & Well Tour 2024 2Days〉
■6月1日(土) 大阪 music bar S.O.Ra
■6月2日(日) 大阪 music bar S.O.Ra
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ほぼデジタルに移行して、手書きすることも減ってはいるが、主に曲作りの時に使うのがリーガルパッド。
左のやつが、ITOYAなどで普通に買えるA4サイズ、右がJr.サイズでちょっとしたメモ書き用。
真ん中のやつは縦が35.5センチで、国内では手に入らない特殊なサイズ。
歌詞を思いついた時、まずは手書きで言葉を書き殴っていく。書いては斜線で消し、また書き、とやっていると、A4では足らなくなる。長いサイズのリーガルパッドを使って仕上げていく。俺の場合は詞が長くなることが多いから、このサイズがありがたい。
最後にパソコンに向かって打ち込む。そうすると、手書きだと熱がこもりすぎていた言葉をクールに読み返せる。
以前は海外に行った時にまとめ買いしていた。そろそろ手持ちが少なくなってきた。売ってあるところ、誰か知らない?
Photo : Takuji
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4年越しのジョイント・ライヴが実現した。扇田裕太郎君はharness初登場。今後、harnessで彼のソロライヴもあるんじゃないかな。扇田ファンの人たちはぜひ足を運んでね。
彼のレコーディングに参加するという提案をもらった。おもしろくなってきた。
ライヴ配信を扇田君がやってくれた。5/14まで見られるから、ぜひのぞいてみてね。
01.DOWN
02.Shape Of Life
03.第3章
04.今夜のアリバイ
05.Midnight Primadonna
06.PrimaとNoir
07.ばあちゃんごめんね
08.冒険が始まる
09.気をつけた方がいいぜ
10.Aspirin
E1.ハヤブサよ [with 扇田裕太郎]
E2.いっそ溶けてしまいたい [with 扇田裕太郎]
E3.欠けたムーンライト [with 扇田裕太郎]
E4.種の歌 [with 扇田裕太郎]
E5.Stand by Me [with 扇田裕太郎]
Photo : Nakama
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扇田裕太郎君とは〈白浜久 Project〉のメンバーとして、2019年にバンドライヴをやった。初の〈FUJIROCK FESTIVAL〉にも共に参加した。
彼とのジョイントは2020年にやることになっていたが、コロナで中止になり、そのリベンジとして今回のライヴを計画した。
帰国子女でもある扇田君の歌やプレイは、どこか日本とは違う空気をまとっているように感じる。
2人で奏でるセッションは、いつもとはまた少し違うものになるだろう。楽しみだ。
〈小山卓治 × 扇田裕太郎〉
5月11日(土) 東京 阿佐ヶ谷 harness
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サーバの移転などで、しばらく運営がとどこおってしまっていたオフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉は、活動を再開している。
更新手続きのお知らせは届いているかな?
バースデイ・メッセージも届くことになっている。
この後は、〈卓治写真館「フォト&レポート」〉〈Aspirin Raidio〉を届ける予定だ。
そして、オフィシャルのダイアリーの「コメントフォーム」からメッセージを送ってくれた人には必ず返信している。気軽に送ってね。
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村上春樹が新訳したJ・D・サリンジャーの『キャッチャー・イン・ザ・ライ(1951)』を読んだことで、ふと庄司薫を思い出し、22歳の時に本名で出版された『喪失(1959)』と、庄司薫のペンネームで出版され、芥川賞を受賞、映画化もされた『赤頭巾ちゃん気をつけて(1969)』を再読。
俺には5歳上の兄がいるから、その影響もあって、当時背伸びしながら読んだ。
サリンジャーからなぜ思い出したかというと、当時、庄司薫の文体や設定が『キャッチャー・イン・ザ・ライ』に似ているとさかんに言われていたからだ。
サリンジャーは『キャッチャー・イン・ザ・ライ』以降に何作か発表した後、ぴたりと筆を止め、その後いっさい世間から遠ざかった。
庄司薫も『赤頭巾ちゃん気をつけて』以降、7作ほどの執筆の後は、まったくメディアに登場していない。そこも類似点ではある。
ちなみに、サリンジャーは第二次世界大戦のノルマンディー上陸作戦に参加しており、それがトラウマとなってPTSDをわずらったという噂もある。
30代になったばかりという自由闊達な時期に執筆された『キャッチャー・イン・ザ・ライ』『赤頭巾ちゃん気をつけて』を改めて読むと、おもはゆいほどの弾ける若さ、ドロップアウトへの淡いあこがれ。異性とのちぐはぐな関係、不安なまでの自由、そんなものが文体からあふれて出てくるのを感じる。
Photo : Takuji
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