2017年5月31日水曜日

長野県 OREADライヴ、予約スタート

 8/19、長野県 辰野町 OREADのライヴ詳細が告知された。今年もオープン・マイクと、ソロ・ライヴの2本立てだ。
 去年のオープン・マイクには、地元の方、関東、北海道、名古屋、大阪などから17人が集まってくれた。もちろん俺と三浦久さんも参加して歌った。
 去年は歌での参加だけだったけど、例えば詩の朗読とか、楽器だけの演奏などでもかまわないから、ぜひ気軽に参加してね。

 オープン・マイクの後は、3年目になるソロ・ライヴ。OREADは俺にとって特別な場所だ。木造りの暖かい空間で、あの場所でしか表現できない歌と音を響かせる。


 明日、〈小山卓治NEWS!!!〉の号外版を配信する。お楽しみに。


photo : Masashi Koyama


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2017年5月30日火曜日

おまけ

 このツアーでは、お寺ライヴ2日目の移動の時に時間が空くので、毎回プチ観光している。大垣城、奥の細道むすびの地記念館、墨俣一夜城歴史資料館など。
「今年は関ヶ原に行きましょうよ!」との提案で向かったのが、関ヶ原ウォーランド。もう何というか、ツッコミどころ満載で、逆にテンションが上がった。

 この写真、他で使う場所もないだろうから。
 初めてのお寺ライヴの時、本堂の座布団の上で大の字になったらすごい気持ちよかった、という話から、ビートルズの〈HELP!〉ゴッコをする4人。


photo : Takuji


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ジョイント・ライヴとお寺ライヴ

 名古屋 Music Bar Perchは初めて歌う場所だった。音響も楽屋も充実していた。
 信夫君の歌をたっぷり堪能し、俺のソロ、最後は2人でセッション。アンコールが止まらず1曲多めにプレイした。
 改めて思ったけれど、信夫君のピアノは“歌って”いる。


 4年目になる岐阜 揖斐川 真教寺と、5年目になる岐阜 海津 中島寺。
 初めてのお寺ライヴに望む信夫君は、驚きの連続だったようだ。俺も5年前に初めて中島寺に行った時は、何を歌えばいいのか、どんな顔をして歌えばいいのか、そもそもご本尊にお尻を向けて歌ってバチは当たらないのか、などといろいろ考えて、本編の最中にセットリストを変えたり試行錯誤のライヴだった。
 回数を重ねる中で少しずつ攻める曲をセット・リストに入れていき、今回は〈手首〉〈HEAT OF THE NIGHT〉〈Aspirin〉を歌った。〈Aspirin〉はギリだったな。

 どちらのお寺も、じっくりと歌を聴いてくれて、最後は大盛り上がり。今年も歌えて本当に幸せだった。ライヴを企画していただいた中島寺の水谷ご住職、真教寺の太宰ご住職、ライヴ実現に力を貸してくださった方たち、そして会場に来てくださったみなさんに、心から感謝します。

 真教寺のご住職と奥様のセレクトで、一昨年、“しまめのう”の御念珠をいただいた。今年は還暦に合わせて、赤トラメ石の御念珠をいただき、ダブル御念珠になった。写真の左手首にご注目。
 去年はベチコとMercyも御念珠をいただき、今年は信夫君にもくださった。ありがとうございます。


photo : Yukari Watanabe


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2017年5月25日木曜日

レコーディング、からのライヴへ

 河村博司君のスタジオに入り、目黒寿安君のアコースティック・ギターのダビング。今回もじっくり腰をすえ、6時間かけて1曲を録った。結果、すばらしいアンサンブルになった。
 写真は、寿安君のギターを狙う3本のマイク。


photo : Takuji


 気持ちを切り換えて、明日からのライヴ・モードへ。
 初日は、名古屋 Music Bar Perchでの信夫正彦君とのジョイント・ライヴ。それぞれの歌をたっぷりと、そしてセッションもたっぷりと。2人のサウンドは、名古屋では初お披露目になる。

 そして、4年目の真教寺、5年目の中島寺。毎年呼んでいただいて、心から感謝している。
 これまで、サポートにMercyやベチコを迎えたが、いつも来てくださる方たちに新鮮な気持ちで聴いてもらえるように、今回のサポートはピアノの信夫正彦君。大きな本堂に響く歌とサウンドを、ぜひ体験してほしい。




 オフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉に、5/20 harnessのライヴから、〈傷だらけの天使〉の動画を掲載した。


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2017年5月23日火曜日

「さあ立って盛り上がろうぜ!」と言えない訳

 先週の、鎌田ひろゆきとのジョイント・ライヴのアンコールで、鎌田が言った。
「昨日ここでやった高橋研さんがよく言うんだけど、最後はみんな立って盛り上がろうか」
 結果、総立ちですごい盛り上がりになった。

 でも。俺は言えない。
 以前、車椅子でライヴに来てくれたお客さんがいて、それ以来言えなくなった。車椅子なら見てすぐに分かるけれど、車椅子ではなくても、もしかしたら立ち上がるのが困難なお客さんがいるかもしれない。
 これは俺の個人的な考えだ。

 7月に、千葉県佐倉市のSoba Cafe 3○1で、ベチコとライヴをやる。企画してくれたのは千葉在住の田中晴美さん。最初はオール・バリア・フリーの店を予定していたが、日程が合わずにこの店になった。座席まではフラットということ。
 ぜひたくさんの人に来てほしい。




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2017年5月21日日曜日

Mercy復帰

 一昨年の11月、佐藤和夫君とのジョイント・ライヴでギターを弾いてもらうためにMercyに声をかけた。ギターを持ってharnessに来たはいいが、腕の神経らしきところが急に麻痺して、ギターを弾けなくなった。

 それから1年半。
 秋のバンド・ライヴに向けて、Mercyがどのくらい弾けるようになったか確認する必要があった。もしフル・サイズのライヴで弾けないのなら、メンバーから外すしかないと思っていた。
 昨日、Mercyに3曲ほど弾いてもらった。いいプレイだった。ライヴ後に改めて聞いた。
「絶対だいじょうぶだな? 弾けるな!?」
「だいじょうぶです!」

 Mercy復帰。よかった。


photo : Yukari Watanabe


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2017年5月19日金曜日

明日へ、そしてその次へ

 快晴。明日の音資料を聴きながら近所の公園をブラリと歩いて、いつものベンチへ。高ぶる気持ちを抑える。
 そして戻って来て、ギターの弦を替えて最後のリハーサル。
 明日は攻めるぞ。


 福岡のみどりや食堂に、1日遅れで届いた俺宛のハガキを、店主の福田さんが転送してくれた。
 このダイアリーを読んでくれていればいいけど。Yokoさん、お便りありがとう。


photo : Takuji


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2017年5月18日木曜日

セットリスト構築で脳みそ沸騰

 まずは今週末の、鎌田ひろゆきとのジョイント・ライヴのセット・リストから。
 去年7月の鎌田とのライヴは、意外やソールド・アウトだった。彼とは何度もジョイントしているから、お客さんにとっての新鮮味はないのかなと思っていた。
 この週末も、いつものお客さんが楽しみに来てくれると思う。それならなおのこと、いつもと違うライヴを見せなきゃいけない。
 そうそう、ひさしぶりにMercyが顔を出して、ギターを弾いてくれることになった。お楽しみに。

 そして来週の、名古屋 Music Bar Perchでの信夫正彦君とのジョイント・ライヴ。ソロももちろんだが、彼とのセッションを名古屋のお客さんに聴いてもらえるのが、すごく嬉しい。

 さらに、毎年恒例となった岐阜でのお寺ライヴ 2 Days。
 これまで中島寺では4回、真教寺では3回のライヴを続けてきた。ソロや、ベチコやMercyとのライヴを展開してきたが、今回は信夫君を初めてサポートに迎える。新しいサウンドを広い本堂に響かせるのが楽しみでしょうがない。このライヴのために、新たに2曲、信夫君とやる曲を増やした。
 ふたつのお寺は、けっこう離れた場所にあるから、お客さんはあまりかぶらないと思うが、やはりバリエーションをつけたくなる。サポートを始めたばかりの信夫君の負担は増えるだろうが、できる限りカラーの違うセット・リストを組む。
 ぜひ足を運んでほしい。


 河村博司君に教えてもらってさっそく購入した、ストリングワインダー ニッパー付。これは便利だ。


photo : Takuji


 〈ONE〉に、05/17東京 荻窪 Live Bar BUNGAのライヴ動画〈紫の夜明け〉を掲載した。
 〈ONE〉紹介ページはこちら


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2017年5月17日水曜日

狂気の演技

 遅ればせながら、映画『セッション』を見た。2014年のアカデミー賞を4部門受賞した作品だ。
 衝撃のラスト・シーンにしびれた! 助演男優賞を受賞したJ・K・シモンズの演技は、狂気だった。

 職業柄、音楽をテーマにした映画はよく見る。最近見た感動作を。
 『カルテット 人生のオペラハウス』『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』『ラブ&マーシー 終わらないメロディ』『Dearダニー 君へのうた』


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2017年5月16日火曜日

人に教訓を垂れる柄じゃないんだが

 浜田裕介と京都、広島、下関、福岡を回るツアーが無事終了。去年のツアーは京都、大阪、下関で、俺は新幹線で移動したが、今回は浜田裕介の車に乗っての移動だった。7時間、3時間、2時間の移動で、いろんな話をしながらのツアーになった。

 歌が1人歩きするくらいの名曲をたくさん作りながら、メジャーになりきれない浜田裕介の直すべきところは俺には分かるが、いい大人に指摘するのもどうかと、今までは言わなかった。なんだか偉そうだし。
 でも今回は、車の中で、リハーサルで、ライブ後に、たくさん彼に話した。いっぺんには消化しきれないらしく、ずいぶん悩んでいたようだ。
 彼のジャンプ・アップに期待している。そんなに悠長には待てないが。


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2017年5月13日土曜日

ツアーも後半へ

 初日の京都は、平日だけどたくさん来てくれた。
 6月にリリースするという浜田裕介の新曲が、とてもいい。

 翌日、6時間かけて車で広島へ。雨模様だったけれど、熱いライヴになった。
 夜は3年ぶりにお好み焼きを堪能。

 車内のBGMは、浜田チョイスで、手嶌葵の〈The Rose 〜I love Cinemas〜〉。ウィスパー・ボイスが、疲れ始めた体に染みる。

 今日は下関へ3時間の移動。昨日に比べたらわりと余裕の移動だ。宮島サービスエリアに寄り、焼き牡蠣でパワー注入して、いざ出発!


 NAOさん、コメントありがとう。返信したんだけど、なぜか戻ってきちゃいました。また気軽に送ってくださいね。


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2017年5月11日木曜日

ツアーに向けて

 京都、広島、下関、福岡のツアー〈Across The Border〉に向けて、セット・リストの構築とバッグ・パッキング。
 何を歌おうか。どんなライヴにしようか。どんな人たちに会えるかな。新しい発見はあるかな。いつもツアーの前はワクワクする。
 君に会いに行くよ。

〈Across The Border〉出演 :小山卓治 / 浜田裕介
5月11日(木)京都 音や
5月12日(金)広島 OTIS!
5月13日(土)山口 下関 “T”Gumbo
5月14日(日)福岡 みどりや食堂
詳細はこちらから




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2017年5月10日水曜日

隣に寄りそう歌

若い頃は
自分のことだけ悩んでいれば幸せだった
歳を重ねると
守りたいものが増えてくる
それは大切な人生の重しだ
そして長い間歌を作っていると
世の中で起きていることと無関係ではいられなくなってくる
自分のことだけではなく
世界中にある哀しみや怒りや喜びも歌にしたいと思うようになる
でも
何かを代表する立場ではなく
あくまで個人のスタンスで歌を作る
そこに哀しみがあるなら
“はげましの歌”じゃなく
“隣に寄りそう歌”を作る


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2017年5月9日火曜日

ギター・レクチャー公開

 5/3にここに書いた〈ギター・レクチャー〉をYouTubeに公開した。〈祈り〉と〈種の歌〉を俺が弾いている映像。いくつかのキーで弾いているから、自分がやりやすいポジションで練習してね。
 楽器が弾けない人も、歌で参加して、一緒に音楽を奏でよう。
 ライヴの詳細はこちらから。


photo : Masashi Koyama


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2017年5月8日月曜日

ライヴ、からのレコーディング

 信夫正彦君を迎えて2度目のライヴ、荻窪 Live Bar BUNGA。信夫君を俺のパーソナル・バンドWonder 4に迎えてWonder 5にすることを踏まえた、選曲とアレンジだった。〈ハヤブサよ〉〈PARADISE ALLEY〉〈種の歌〉を新たに加えた。
 harnessで彼とジョイント・ライヴをやった時にもここに書いたが、2人のノリのタイミングがジャストで来る。もう何年も一緒にバンドを組んでいるくらいのはまり具合だ。プレイしながらドラムとベースが聞こえてきた。

 そして翌日、河村博司君のプライベート・スタジオで、目黒寿安君のギター・ダビング。じっくりと1音1音確かめながら、1曲に5時間ほどかけてレコーディングした。
 またひとつ、新たなコラボレーションが生まれた。


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2017年5月5日金曜日

故郷の味

 熊本からお届け物。辛子蓮根醤油ご飯の友いきなり団子。これに馬刺しがあったら、ほぼコンプリートだな。

 辛子蓮根は熊本独自の郷土料理で、初めて食べる人はたいていびっくりする。でも子供の頃から普通に食卓にあったから、たまに無性に食べたくなる。
 熊本の醤油はけっこう甘口で、関東とはだいぶ違う。料理によっては、この醤油じゃないとと思うことがある。
 ご飯の友って、知らないよね。熊本独自の、カルシウムたっぷりのふりかけ。これも子供の頃から、のりたまのふりかけより普通に食卓にあった。
 いきなり団子の名前の由来は、「いきなり食べたくなっても、いきなり客が来ても簡単に作れる」ということらしい。素朴な味だ。
 懐かしい味に触れると、気持ちがふんわりする。


photo : Takuji


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2017年5月3日水曜日

生の音と声が美しく響く、特別な場所

 「私の地元に、すごく不思議で素敵なスペースがあるんです。そこで歌ってくれませんか?」
 埼玉県 入間在住のファンの女性からこんな提案をもらい、何はともあれ行ってみた。入間市文化創造アトリエ AMIGO!。円形の空間、高い天井、音が素晴らしく響いた。生で声を響かせるのに最も適した場所だと確信し、2010年に初の〈生声ライヴ〉を開催した。
 それからは毎年必ずライヴをやるようになり、7年連続の開催になった。今年も7/22にやる。ここでのライヴは、いつも特別なものになる。通常のライヴとはまったく違う空気になる。

 一昨年のライヴ直前、急に思いついて、「ギター弾ける人は持っておいでよ。一緒に〈種の歌〉をやろう」と提案したら、7人が参加してくれ、7本のギターとみんなの歌声が美しく響くライヴになった。
 そこで去年は、〈種の歌〉に加えて〈傷だらけの天使〉も追加し、オフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉に〈ギター・レクチャー〉というコーナーを設けて、俺がギターを弾く映像を公開した。
 当日は何と13人が参加してくれて、さらに飛び入りでサックスのSMILEYとギターのMercyが登場し、豪華なセッションになった。

 今年は〈種の歌〉と〈祈り〉をやることにした。〈ギター・レクチャー〉は一般公開する。今日、その撮影をやってきたところだ。近々公開する。
 ギターだけじゃなく、タンバリンなどで参加してくれた人もいた。ぜひ一緒に演奏しようよ。詳細はこちらから。

 2011年のライヴから、〈種の歌〉の映像を。


photo : Masashi Koyama


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2017年5月2日火曜日

カセットテープをマスタリング

 今は福岡で仕事をしているエンジニア、穴井君にカセットテープを送り、マスタリングの作業やってもらう。今ではメールでデータをやり取りしながら進めることができる時代だ。

 まだ告知前のことがいくつかあって、早くみんなに知らせたいなと思っている。
 告知に向けて調整しているライヴも何本かある。先日の〈投げ銭ライヴ〉もだったけれど、今年は今までやったことがない企画のライヴも実現しそうだ。


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