2017年4月18日火曜日

Wonder 4からWonder 5への道のり

 FRUITS EXPLOSIONという、二回りも年齢が違う若手バンドのライヴを見に行ったのが2008年のこと。決してうまくはなく荒削りだが、勢いだけはあったバンドから、ギター、ベース、ドラムに声をかけて作ったパーソナル・バンドが、Aloma Black’sだ。サックスのSMILEYにも声をかけ、3年ほど彼らと全国を回った。そのサウンドの集大成は、〈Circle Game Final Stage!!〉というCD+DVDで形に残した。


東京 恵比寿 LIVE GATE TOKYO@EBISU 2011/5/1


 その活動と並行して、ギターのMercyと2人のユニットでのサウンドも作り始めた。少し遅れて、バイオリンの磯部舞子 ベチコと2人のユニットでのライヴも始めた。
 そのふたつは同じ歌をやっていても違うアレンジだったが、「このふたつを融合させたら、きっと新しいバンド・サウンドになる」と確信していた。

 ギター Mercy、バイオリン 磯部舞子、ベース 天神タケシ、ドラムス 渡邊芳登、このメンバーをWonder 4と名づけてライヴをやったのが、30周年記念の時。


東京 渋谷 LIVE STAGE GUILTY 2013/4/6


 それ以来、メンバー全員が結集することはできなかったが、この秋の〈還暦記念ライヴ〉ではバンド・ライヴを計画している。
 そこに登場させるつもりなのが、ピアノの信夫正彦。トータルでWonder 5だ。やっぱり正義の味方は5人組じゃないとね。これで色分けもできる。「さしずめベチコは、Wonder ピンクだな」と言ったら、「私、赤紫がいいです」だって。

 そんなバンド・ライヴに向けての大きな一歩が、5/6の信夫君をサポートに迎えてのライヴ〈New Days“125”〉だ。内心では〈小山卓治 with Wonder 1〉と名づけ、頭の中ではすでにWonder 5のサウンドが生まれている。そこへ着実に近づけるためのライヴだ。

 新しい歌を、新しいメンバーと、新しいサウンドで歌う。ワクワクしないわけがない。



photo : Yukari Watanabe


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