facebookの〈ビジター投稿〉に、Katsunori Nishizawa君が〈小山卓治 × 信夫正彦〉のライヴ・レポを書いてくれた。いつも熱気たっぷりの文章でライヴを再現してくれる。
今回のセット・リストにも、こだわりがあった。
以前、〈天使の歌う朝〉から〈光のオルガン〉につなぐセット・リストでやったことがある。この時に2曲をつなぐキーワードは“光”だった。
今回は〈天使の歌う朝〉から〈靖国通り、月曜の午後〉へつないだ。この2曲の歌詞には「天使」が出てくる。
〈天使の歌う朝〉で、「この街のどこかに天使がいる」という都市伝説的な設定を作った上で、次の〈靖国通り、月曜の午後〉で、天使の存在をうっすらと感じている男女を登場させた。その男女を、〈天使の歌う朝〉の天使が見下ろしている、そんな光景を描きたかった。
ここでひとつ足りないものがある。“歌に必要な空間”だ。ステージにある程度の空間がないと、歌の世界を表現しきれないことがある。歌がお客さんの心に届くまでに、空気の層が欲しい。
これは写真にも同じことがいえる。ステージの奥行やタッパがある方が、絶対いい写真になる。
今の状況では致し方ないことだが、これは俺にとって必要条件だ。
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