2018年1月23日火曜日

映画あれこれ

 ここしばらくの間に見た映画の話を。

 『リトル・ダンサー』は、イギリス北部の炭坑町を舞台に、バレエ・ダンサーを夢見る少年の成長を描いた映画。ずっと見損ねていた。おかしくてほろ苦くて、人生がいとおしくなっていく。
 冒頭でいきなりTレックスが流れ、クラッシュやザ・ジャムも流れてくる。
 少年がバレエ学校の試験を受けるためにバスで移動するシーンを見ていて、『真夜中のカウボーイ』のラスト・シーンを連想した。
 逆境から這い上がるという設定はアメリカン・ニュー・シネマと同じだが、ラストだけ真逆なのか。

 イギリス映画で、厳しい現実から脱却する姿をユーモラスに描いた映画といえば、『フルモンティ』『ブラス!』。どこか音楽つながりだ。

 音楽にまつわる映画は、やっぱり見てしまう。
 フランス映画『エール!』も、笑いながら泣いちゃう映画だ。
 『パーソナル・ソング』は、けっこう衝撃だった。音楽には計り知れない可能性がある。

 手塚治虫の『鉄腕アトム』で育った世代だから、アニメ映画はよく見る。ミュージカルやアニメは嫌いだろうと思われているふしがあるが、実は大好き。
 もちろん見たとも『君の名は』。男の子と女の子が入れ替わるという、まあありがちな設定から、どんどん話が膨らんでいく。新海誠監督の映画は、全部見た。
 そして『聲(こえ)の形』。この2本の映画からは、どこか死の匂いがする。



 オフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉に、最新の動画を掲載した。
〈オリオンのティアラ〉
1/20 阿佐ヶ谷harness〈小山卓治 × 鎌田ひろゆき〉


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