2018年2月7日水曜日

引き際の美学と、続ける覚悟

 ニュース・サイトで「ポール・サイモン ツアー活動引退を表明」という記事を読んだ。今年で76歳。単独のライヴや音楽制作は続けるようだが、ロング・ツアーはやらないという発表だった。
 関連記事として「エルトン・ジョンが2021年でツアー引退を表明」とあった。引退の時には73歳。
 これも関連記事で、去年のニュースだが「アレサ・フランクリンが年内で引退」ということだった。75歳。

 ビッグ・スターは、ツアーとなればワールド・クラスになり、何ヶ月も続く。体力的、そして気力も、限界を感じるのかもしれない。

 そこで思い起こすのは、ボブ・ディラン、76歳。ポール・マッカートニー、75歳。ローリング・ストーンズのミック・ジャガー、74歳。ブルース・スプリングスティーン、68歳。他にも現役バリバリのロック・シンガーはたくさんいる。
 日本はどうかな。岡林信康さんは71歳。吉田拓郎さんは71歳。中川五郎さんは68歳。三浦久さんは72歳。

 俺、たかだか60歳。
 先輩方が現役でいる限り、後に続く俺たちには、歌い続ける責務がある。


Photo : CNNニュース・サイトより


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