今年に入って俺のライヴによく来てくれるようになった女性が、銀座にある喫茶店、Flor de Cafe 樹の花のスタッフさんと友人だというところから話は始まる。
樹の花では、たまにイベントやライヴを開催していて、先日もトランペットの渡辺隆雄さんとコントラバスの早川岳晴さん(梅津和時 KIKI BANDのベースとして〈真夜中のボードビル〉のレコーディングに参加してくれた)のライヴが開催されていた。
その女性が、「この空間に卓治の歌を響かせたい」と思い立ち、スタッフさんに相談したところ、快諾をいただいた。
連絡をもらい、樹の花へ行った。歌舞伎座からほど近い、静かな通りの一角に店はあった。
ジョンが凶弾に倒れる前年の1979年、ジョンとヨーコはここで穏やかなひとときを過ごした。その時のテーブルは、「ジョンとヨーコのテーブル」と呼ばれている。
迎えてくれたスタッフさんは、以前音楽業界にいて、山田晃士君のスタッフをやっていたことがあるそうだ。デザイナーのコヤマ君とも面識があるという。
それだけじゃなく、俺のライヴを何度か見に来てくれたこともあるそうだ。
1人の女性の勇気ある行動が、偶然を必然に変えてくれた。
喫茶店だから席の数は限られている。もう半分ほど埋まっているそうだ。興味があったらぜひ早めに予約してね。
2019年2月16日(土)東京 東銀座 Flor de café 樹の花
開場 19:00 開演19:30
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