1983年の頭、The Conxとプロデューサーと毎日のようにスタジオに入って、アルバムのレコーディングに没頭していた。夜中までプレイし続け、それから居酒屋へ繰り出した。
ある晩、「今までどんな音楽を聴いてきたんだ?」という話から、いつの間にかグループ・サウンズの話になった。
「モップスはロックだったよな」と盛り上がり、翌日のスタジオで〈朝まで待てない〉をプレイしてみた。「どうせやるんだったら、誰もやったことがないハチャメチャなアレンジでやろうぜ」と、間奏で4分の4拍子と4分の2拍子を続けてみたり、ラテン・パーカッションのアゴゴを拍数を無視して鳴らしてみたりしているうちに、あのアレンジができあがった。つまり、ちょっとしたお酒の勢いで収録した曲だった。
それが、34年後に阿久悠さんのコンピレーション・アルバムに収録されるなんて考えもしなかった。ラインナップを見て、鼻血が出そうになった。
阿久悠生誕80年、作詞家活動50年、没後10年記念アルバム
『阿久悠メモリアル・ソングス~思いのすべてを歌にして~』
1 もしもピアノが弾けたなら:西田敏行
2 若き獅子たち:西城秀樹
3 ブルースカイ ブルー:西城秀樹
4 青春時代:森田公一とトップギャラン
5 京都から博多まで:藤圭子
6 さらば涙と言おう:森田健作
7 友達よ泣くんじゃない:森田健作
8 この愛に生きて:内山田 洋とクール・ファイブ
9 時代おくれ:河島英五
10 林檎殺人事件:郷ひろみ&樹木希林
11 素敵にシンデレラ・コンプレックス:郷ひろみ
12 お元気ですか:清水由貴子
13 熱き心に:鈴木雅之
14 勝手にしやがれ:中村あゆみ
15 あの鐘を鳴らすのはあなた:サンボマスター
16 朝まで待てない:小山卓治
17 五番街のマリーへ:南沙織
18 めぐり逢うとき:松崎しげる
19 また逢う日まで:朝丘雪路
20 花の言葉、風の言葉(未発表歌詞による新曲):サーカス
オフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉を更新した。
卓治写真館
小山卓治ワンマンライヴツアー〈haruka〉10月〜12月
ライヴフォトグラフ
11/23 北海道 旭川 アーリータイムズ
11/24 北海道 札幌 円山夜想
11/25 北海道 札幌 侍珈琲 生声ライヴ
11/26 北海道 苫小牧 ロックバーJAM
11/27 北海道 苫小牧市 ウトナイ湖野生鳥獣保護センター
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