最近の音楽の聴き方は、もっぱら朝一にコーヒーを飲みながらAmazon Unlimitedでアルバムを1枚聴く。たまにはミックスリストで様々な音楽を聴くこともある。
ある朝のこと。マイナーキーのバンジョーのイントロが鳴り、どこか聞き慣れた声の男性が歌い始めた。コードはひとつだけ。違うメロディがどんどん重なって美しいアンサンブルになっていく。2分足らずの歌。
誰だろうとクレジットを見たら、ドン・マクリーンとある。
ドン・マクリーンといえば〈アメリカン・パイ〉。当時としては信じられない8分を超える歌で、シングルのA面とB面に分けてリリースされ、それでも1971年にナンバー1になった。
俺が知っていたドン・マクリーンの歌はその1曲だけだ。
流れてきた歌を調べたら、タイトルは〈Babylon〉。歌詞はこれだけ。
By the waters
The waters
Of Babylon
We lay down and wept
And wept
For thee Zion
We remember
Thee remember
Thee remember
Thee Zion
そうか。こんな歌を作ってTAKUJI, HISASHI & TOBENでやったらすごいアンサンブルが生まれそうだ。
ドン・マクリーンは、その後もアルバムを出し続け、79歳の今も現役のようだ。
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