2024年2月15日木曜日

432Hzの音楽

  現代のチューニングは、A = 440Hzが標準だが、違うこともある。各会場にあるグランドピアノのチューニングは必ずしも440Hzではない。六本木 クラップスでは441Hzだった
 A = 440Hzが世界で統一されたのは1953年だという。モーツァルトの時代などは、ずっと低かったそうだ。
 2008年リリースの、高橋研さんプロデュースの《Circle Game》は442Hzで作られた。明るい感じの音にはなるが、場合によってはちょっと固いイメージにもなる。
 ヒーリング系のシンガーでは432Hzで作られた作品が多いそうだ。例えばエンヤ。432Hzには心を癒やす効果があるらしい。意外なところで宇多田ヒカルさんが取り入れている。
 440Hzと432Hzを比べると、かなり印象が変わる。それをあえて使っているところに音楽へのこだわりを感じる。


photo : Masashi Koyama


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