図書館でたまたま手に取った『世界の民話』を読んだのがきっかけで、改めて『グリム童話集』を読んでいる。『初版』から『7版』まであって、日本で出版されている本にも様々なバージョンがあり、翻訳者も違う。筑摩書房から出ている『完訳グリム童話集 全7巻』にした。
たまたまだが、『アイヌ神謡集』も読んだところだ。
ドイツ語ではメルヒェン、英語ではフェアリーテイル、日本語だと伽話。多分ちょっとずつニュアンスが違うんだろう。
『グリム童話』は残酷、というかシュールなシーンが多いとされる。『シンデレラ』の原作の『灰かぶり』では、金の靴に足を入れるために指を切ったりする。
浦島太郎と同じシチュエーションの話があって、びっくりした。
『死に神の名付け親』という話は、初代三遊亭圓朝が落語の噺にしている。
『グリム童話集』も『アイヌ神謡集』も、口づたえの伝承の物語とされているから、日本神話にも繋がる気がする。
これらには、曲作りのための魔法の粉が振りかけられている、と感じる。
挿絵は、ブレーメンの音楽隊。
Photo : Takuji
オフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉を更新した。
■ライヴビデオ
2021/7/31 埼玉 入間市文化創造アトリエ アミーゴ
〈真夜中のボードビル〉
〈天国のドアノブ〉
『水面のあかり』という映画が、11/20からレイトショーで上映されるという情報をもらった。興味がある人はぜひ。
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