2018年10月22日月曜日

ありがとう、鯖江、京都

 福井県鯖江市、鯖江駅の2階にあるスペースでの生声ライヴ。音が美しく反響した。
 初めてのお客さんがたくさん来てくれて、客席の雰囲気はいつもと違っていたが、その緊張感からの開放感が、ライヴの一番の醍醐味だ。あまりライヴに足を運んでいないような人たちが、2回もアンコールの手拍子をしてくれた。とても幸せだった。
 ニール・ヤングの〈Harvest Moon〉を、オープンDのチューニングでカバーした。

 サンダーバード号に乗って、琵琶湖を眺めながら京都へ。
 パームトーンは、以前はcoconiというライヴハウスで、10年ほど前に2度出演したことがあった。今はfm GIG直営の店になっている。ライヴだけでなく、映像の中継などもできるそうだ。サウンドや照明も充実している。
 壁には、fm GIGを主催する冴沢鐘己さんが海外で撮影した写真などが飾ってある。彼は実に多彩な仕事をするマルチな人だ。
 彼とのセッションは、ドキドキの間合いで、その夜限りのサウンドを作ることができた。
 冴沢さんがfacebookで昨日のライヴのことについて書いてくれている。

 パームトーンでよくライヴをやっている若い女子、籾井優里奈嬢が、ライヴに感激してブログに感想を書いてくれている。
 おもしろいなと思ったのは、〈もしもあの時〉や〈ばあちゃんごめんね〉が印象に残ったというところだ。〈1 WEST 72 STREET NYNY 10023〉や〈FILM GIRL〉ではなく。
 若い子に歌が伝わるということは、とても大切なポイントだ。


 ところで、ちょっと妙なことに気がついた。関西ではエスカレーターに乗る時は右側に立つ風習なのに、今回移動しながら、なぜか左側に立つ人が多かった。理由が分かる人がいたら教えて。

 写真は、鯖江ライヴの翌日、隣町の武生で開催されていたイベント「たけふ菊人形」にて。

photo : Takuji