先日の純太とのジョイント・ライヴの時、純太がトム・ウェイツのTシャツを着ていて、びっくりした。JUN SKY WALKER(S)とは真逆の音楽だ。
「好きなの?」と聞くと、初期の作品が好きだと言っていた。
デビュー当時のトムは、「酔いどれ詩人」の異名にふさわしく、酒と煙草とピアノというスタイルで、ブルージーでジャージーで、それが癖になって聴き続けていた。
1982年にレコード会社を移籍し、その音楽性はガラリと変わった。アバンギャルドで唯一無二な音楽を奏で始めた。その急激な方向転換に戸惑いはしたが、そんなトムの魅力にもはまっていった。
トムの歌をカバーしたシンガーは多数。イーグルス、ブルース・スプリングスティーン、エルヴィス・コステロ、ロッド・スチュワートなど、あげれば切りがない。
映画の世界での活躍もあった。『ダウン・バイ・ロー』では主役を演じた。
2011年にアルバムをリリースして以来、その名前を聞くことはなくなった。76歳。もう引退なのかな、と思っていた。
友人から「新曲が出た」と聞いた。マッシヴ・アタックとの共演ということ。そのビデオクリップを見てぶっ飛んだ!
〈Boots on the Ground〉Massive Attack / Tom Waits
強烈なメッセージだ。その咆哮には一切の衰えはない。
待ってたぜ、Tom!
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