前回のライヴから1ヶ月が空いた。
アスリートがよく言うセリフで「1日やすんだら取り戻すのに何日もかかる」というのがある。音楽にもそういうところはあるが、喉だけは休ませる期間が必要だ、と俺は思っている。
それにしても1ヶ月空くと、本番の空気感のようなものを忘れそうになる。これだけはライヴをやり続けない限り、リハーサルでは戻ってこない。
河村君とは、今年の頭に配信ライヴをやったが、ちゃんとしたジョイント・ライヴとなると、2年半くらい前になる。その間、お互いにコロナで四苦八苦しながら、やっとまたharnessでジョイント・ライヴができる状況にまでなった。
セッションも楽しみだ。河村君の歌は、いい意味でロックのがさつさがなく、いい意味でロックの繊細さがある。ちゃんと向き合わないとセッションにならない。
おもしろいエピソードとして、1曲の中に1回しか出てこないコードがあったりする。それも押さえるのがけっこう大変なやつ。普通はそんなことないんだけどね。
それをクリアするべく、今日も歌と向き合う。
写真は、ずいぶん前のものになる。2018/6/6 阿佐ヶ谷harnessにて。
photo : Yukari Watanabe
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