2020年11月23日月曜日

阿佐ヶ谷harness〈昼ライヴ〉〈夜ライヴ〉

  阿佐ヶ谷harnessで初の2本立てライヴ。全33曲を歌った。
 コロナの状況がきびしくなっていく中、2本とも満席だった。来てくれて本当にありがとう。後日、高画質 高音声で配信する予定だ。

〈Piano songs & Friend's songs〉
 前半はピアノだけのライヴ。前回の〈Piano Night〉で歌いきれなかった8曲を。MIDORIちゃんに提供した〈Thunder Boy〉、鎌田と共作した〈予感〉など、ひさびさの歌も入れた。

 後半は、これまでに友人のシンガーとセッションした歌をカバー。それぞれの歌がすばらしいのはもちろんだが、その声に魅力がある。そこに、少しずつ俺のテイストを入れて歌った。
 歌いたい歌がまだたくさんある。次の機会にやるつもりだ。

〈恋の歌とか、友の歌とか〉
 前半は〈恋の歌〉。8曲を組曲のようにして恋の物語を作った。様々な物語にすることができるが、やはりハッピー・エンドに落ち着いた。

花を育てたことがあるかい
Kiss
Yellow Center Line
第3章
今夜のアリバイ
手首
オリオンのティアラ
2人のはるか

 まったく別の物語を作ることもできる。またやってみようかな。

 後半は〈絆〉をテーマにした。なかなかに威勢のいい歌が並んだ。








photo : Yukari Watanabe


 ライヴ以外に嬉しいことがふたつあった。

 本番前に、鈴ノ木ユウがお土産のコーヒー豆を持って遊びに来てくれた。偶然だが、鈴ノ木ユウがシンガー時代の鈴木祐樹の曲を〈Friend's songs〉で歌うことにしていた。
 「またライヴやろう」と話した。

 夜のライヴ、客席の一番後ろに若い男性がいるのが見えていた。ライヴ後に話しかけてくれた。
 彼は25歳で、父親の影響で俺の歌を知り、3年前に熊本から出てきてバンドをやっていて、初めてライヴに来てくれた。持参したアナログ盤《NG!》のジャケットにサインした。
 歌が世代を越えてつながっていく。この上なく幸せだ。


 エンジニアの穴井正和君から、新しいアンビエント・ミュージックが届いた。





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