寿安君との出会いは、ここに何度か書いたが、改めて。
いつも応援してくれている、たかまつなおき君(ティーチャー・ソング・ライター 小学校の先生をしながら週末はステージに立っている)が、俺の〈種の歌〉を歌い、寿安君が聴いたところから話は始まる。
寿安君が〈種の歌〉をアコースティック・ギター1本のインストロメンタルにアレンジしてコンテストに出場することにし、音源と一緒にメールをくれて「曲を使用していいか?」とのことだったので「喜んで」と返信した。
音源を聴き、アコギ1本でこれほど美しく歌を表現できるのかと驚いた。
去年の2月のことだ。
その後、俺のライヴを寿安君が見に来てくれて、彼のCDをもらった。全編アコギのインストロメンタルかなと思っていたが、意外にも歌ものが多く、オリジナル曲満載の歌心を持ったシンガーだった。
俺から連絡して、去年の9月、阿佐ヶ谷harnessでジョイント・ライヴをやった。
彼のCDを聴くと、ずっと1人でギターを弾いて歌っている。セッションではふたつの音が溶け合うことを優先で考え、結果すばらしいサウンドが生まれた。
彼の新しいアルバム《hard times better times》を聴いた。
得意のギター・テクニックを使わず、シンプルなギターに乗せて11分歌いきる〈セカンドライン〉からの後半の流れは胸に響いた。
11歳で渡米して2001/9/11にニューヨークにいたという彼の経歴を思い出してしまう。
今年の5月、俺の新しいアルバムで2曲、寿安君にギターを弾いてもらった。すばらしいアンサンブルが生まれた。
今回のジョイント・ライヴは、今年の4月の段階で寿安君から話をもらっていた。場所は、彼のホーム・グラウンドともいえる場所。出会いを作ってくれた、たかまつなおき君もゲスト出演してくれる。
ずっと楽しみにしていたライヴが、いよいよ近づいてきた。
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