SOMPO美術館の『ゴッホと静物画 -伝統から革新へ』を見にいった。元々ここはゴッホの『ひまわり』を所蔵していて、それを中心に様々な画家の静物画が展示されていた。
来館者が圧倒的に女性だったのにはびっくり。
ていねいな筆づかいで描かれるたくさんの画家の作品の中で、ゴッホの絵画だけが荒々しい。絵筆のタッチから肉声が聞こえてきそうだ。
今回の展示のメイン、『ひまわり』と『アイリス』には、狂気さえ感じた。ギラギラしている。うなされながら描いたように感じる。肉声というより咆哮だった。
1998年、ロンドンのナショナルギャラリーでも『ひまわり』を見た。展示された部屋に入った途端、ギラギラと光を感じた。作品の前にあったソファに座り、1時間ほど眺めていたっけ。
ちなみにナショナルギャラリーは入場無料。とてつもない数の作品が展示されているから、何日も通った。
『山田五郎 オトナの教養講座』というYouTubeをよく見ている。数々の名画の解説やトリビアを楽しむことができる。
Photo : Takuji
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