昔から、センチメンタル・シティ・ロマンスが大好きだった。日本で唯一無二のウェストコーストサウンドを奏で、当時の日本としては珍しくロゴマークつきのツアーバスで全国を回っていた。そのロゴは今も変わってない。
俺がアマチュアの頃に組んでたバンドは、センチのようにコーラスワークを重視したサウンドを作っていた。
90年代の終わり頃、友人のシンガー鎌田ひろゆきのライヴを見に行ったら、センチの中野督夫さんがサポートでギターを弾いてた。
「わ、センチの中野督夫だ!」
俺が来てるのを知ってた鎌田が、突然俺をステージに呼び込んだ。俺としては鎌田を挟んで初めての督夫さんとの共演だった。
それがきっかけで、督夫さんをライヴサポートに迎えるようになり、2000年にプロデュース&アレンジに督夫さんを迎えてマキシシングル《手首》をリリースし、2003年にアルバム《種》を一緒に作った。DVD《MANY RIVERS TO CROSS》では督夫さんをバンマスにしたバンドでのライヴ映像を収録した。
今でも何年かに1度は同じステージに立つ、俺のソウルメイトだ。
そして今夜、鎌田ひろゆきの店 阿佐ヶ谷 harnessで、4年ぶりのジョイントライヴを開催する。
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