2025年11月10日月曜日

サンキュー、北海道!

  1泊2日の強行ライヴだったが、長旅をした気持ちになるほど濃い2日間になった。
 1曲もかぶらないセットリストで臨んだ。いつも来てくれるお客さん、何10年ぶりのお客さん、初めてのお客さんに向け、喉を振り絞った。最後は熱い手拍子と笑顔に包まれた。
 来年も必ず行くよ。また会おう!


セットリスト

■STORMY MONDAY
01.Hustler
02.HEAT OF THE NIGHT
03.Shape Of Life
04.DOWN
05.いつか河を越えて
06.Rock’n Roll's Over
07.Butterfly(カバー)
08.天使の歌う朝
09.Midnight Primadonna
10.PrimaとNoir
11.ばあちゃんごめんね
12.冒険が始まる
13.ダリア
14.傷だらけの天使
15.カーニバル
16.Aspirin

E1.もうすぐ
E2.1 WEST 72 STREET NYNY 10023

E3.下から2番目の男


■純喫茶 はま灯台
01.少年と風
02.PARADISE ALLEY
03.雨の音を聴きながら
04.Blind Love
05.花・太陽・雨(カバー)
06.こわれた自転車

深見順也ソロ

07.西からの便り
08.汚れたバスケットシューズ
09.君が本当に欲しいもの
10.ひまわり
11.Bad Dream
12.最終電車

E1.Show Time
E2.種の歌 [with 深見順也]

E3.Soulmate


カエデと雪 Photo : Takuji


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2025年11月6日木曜日

北海道ライヴ 真駒内の思い出

  今年の北海道ライヴは、どちらも初めての場所になる。
 札幌市内のSTORMY MONDAYは、しゃれてて渋い空間のようだ。

 2日目のはま灯台は、真駒内にある。
 真駒内というと、忘れられない記憶がある。
 デビューした1983年の8月3日、RCサクセションとサザンオールスターズのジョイント(雰囲気的にはガチンコ勝負)のオープニングアクトとして出演したのが、真駒内スタジアムだ。
 上京して1年と少し、デビューして半年もたっていなかった時、2万人の前で歌う。今だから言えるが、足がすくんだ。2万人というと、視界のすべてがお客さんだった。2ヶ月前にリリースしたばかりのアルバムの歌を、喉をふりしぼって歌ったが、2万人のノーリアクション。何もできなかった、というのが正直な気持ちだった。
 当時、RCサクセションは大ブレイク中。サザンも次々とヒットを飛ばしていた。
 先にステージに上がったのはサザン。ヒット曲を並べ、最後は〈いとしのエリー〉。だが、個人的な印象だが、2万人は動かなかった。
 サザンがステージを降りた時から、客席からざわざわと熱気があふれてきた。RCがステージに登場した途端、パニックのような歓声が上がった。RCは、2万人を完全に掌握していった。
 俺はそれをステージそでで見ながら、実力の差を思い知っていた。

 あれから42年。清志郎さんは亡くなってしまったが、俺はまだ歌い続けている。


詳細と予約は以下をクリック
■11月8日(土)
北海道 札幌 Blues & Rock Bar STORMY MONDAY(ストーミーマンデー)
■11月9日(日)
北海道 札幌 真駒内 純喫茶 はま灯台
ゲスト:深見順也



北海道へ向かう機内から Photo : Takuji


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2025年11月4日火曜日

サンキュー、名古屋!

  PIANO BAR Club Adrianaは、美しく音が響く空間だった。
 ベストアルバムの濃い曲が中心のセットリストを、生声で2日続けて歌うのは大変だったが、来てくれたみんなの胸に歌が届くのが見えたような気持ちになれた。
 初日には、ずっと歌は聴いてくれていたがライヴは初めての人。2日目には「シブヤスクランブルストーリーズ」のTシャツを着た初ライヴの人。続けてきて幸せだと感じる時だ。

 そして、次の名古屋でのライヴが決まっている。

2/28(土) 〈夢プロジェクト〉新アルバム レコ発ライヴ〈featuring 西本明, 長田進〉
名古屋 栄 Brushup

 豪華なメンバーでのライヴだ。詳細は近日中に告知する。


■11/1 セットリスト
01.気をつけた方がいいぜ
02.夕陽に泣きたい
03.HEAT OF THE NIGHT 
04.DOWN
05.P.M.11:11 
06.Blind Love
07.煙突のある街
08.NO GOOD!
09.種の歌

インターバル

10.Midnight Primadonna
11.PrimaとNoir
12.Once 
13.夏の終わりに
14.Butterfly(カバー)
15.天国のドアノブ
16.傷だらけの天使
17.Aspirin 
18.世界はすばらしい

E1.2人のはるか
E2.1 WEST 72 STREET NYNY 10023

E3.夢の国へ

■11/2 セットリスト
01.Night Walker 
02.PARADISE ALLEY
03.微熱夜
04.君が本当に欲しいもの
05.裏窓
06.青空とダイヤモンド
07.ユリエ
08.長すぎる夜と遠すぎる朝
09.ダリア

インターバル

10.ハヤブサよ
11.ばあちゃんごめんね
12.前夜
13.花・太陽・雨(カバー)
14.成長
15.こわれた自転車
16.Bad Dream 
17.最終電車

E1.もうすぐ
E2.いつか河を越えて

E3.Soulmate




Photo : Dosyo


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2025年10月30日木曜日

名古屋 2 Daysは、生声、生音で

  この週末に開催する、名古屋 PIANO BAR Club Adrianaでの2 Days。
 この店は、基本はグランドピアノがあるジャズバーで、生の楽器の音が綺麗に響く造りになっている。PAは簡易的なものだと聞き、スタッフと話し合った結果、マイクを使わない、ギターも音響を使わない、完全な生の声と生の音でやることにした。
 東京では年に1度やっているが、名古屋でやるのは初めてになる。

 生のライヴは、独特の雰囲気になる。体と喉を震わせた声、ギターのサウンドホールから鳴る音が、会場の響きと相まって、直接お客さんの耳と体に響いてくる。
 今回の名古屋は、そんな特別なライヴになる。いつもと同じようで、まったく違うライヴ。ぜひ堪能してね。

■11月1日(土)■11月2日(日)
名古屋 PIANO BAR「Club Adriana」(クラブ アドリアーナ)

 そして今回も、愛知北FM放送【伊藤由美子のCozy Space】に出演するため、明日名古屋へ向かう。3曲歌うことになっているから、近日中の公開を楽しみにしていてね。


2025.2.2 名古屋 Rosemary Hart Photo : Staff


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2025年10月29日水曜日

名古屋、北海道へ 準備万端

  弦を40セット購入。ライヴだけじゃなくレコーディングもあったから、減るのが早かった。
 そしてブリッジピンも購入。9/15のWonder 5とのバンドライヴの時に5弦が切れ、ピンが飛んで行方不明になって弦が替えられなくなり(ライヴ後に見つかった)、ストウ君の予備のギターを借りて助かった。そんな時のためにギターケースに入れておくことにした。
 ブリッジピンの素材はローズウッドにした。プラスチック、エボニー、牛骨、ブラスなど、いろんな素材があって、変えるだけで音が違ってくる。

 今週末の名古屋、そして来週の北海道の準備に集中しよう。
 詳細は以下をクリック。

■11月1日(土)■11月2日(日)
名古屋 PIANO BAR「Club Adriana」(クラブ アドリアーナ)

■11月8日(土)
北海道 札幌 Blues & Rock Bar STORMY MONDAY(ストーミーマンデー)

■11月9日(日)
北海道 札幌 真駒内 純喫茶 はま灯台
ゲスト:深見順也




Photo : Takuji


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2025年10月28日火曜日

『ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢』

  1998年、ロンドン、ナショナルギャラリー。膨大な数の作品が展示されている美術館。
 ある部屋に入ると、一点からギラギラとオーラを感じた。ゴッホの『ひまわり』だった。絵の前で立ちすくんでしまった。
 ナショナルギャラリーは入場無料。3ヶ月の滞在の間、何度も何度も足を運び、絵の前に立った。

 東京都美術館で、『ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢』を見た。ゴッホの展覧会は日本ではよく開催される。今回は家族をモチーフにしたものだった。
 生地オランダでの作品は、重苦しく暗いものが多かったが、パリに移り住んだ頃から、浮世絵などの影響もあってか鮮やかな色彩に満ちていく。今回の展示にはなかったが、精神を患っていく晩年の作品には狂気すらにじむ。
 
 生前、1枚しか作品が売れなかったゴッホを、弟のテオが支え続けた。家族の繋がりだけじゃなく、画商だったテオがゴッホの才能を発見したからこそだろう。
 ゴッホが37歳で死去した半年後、テオは病死。その後、テオの妻のヨーと息子のフィンセント・ウィレムはゴッホの作品を守り続け、ゴッホ財団を設立する。

 ちなみに、原田マハの小説『たゆたえども沈まず』『リボルバー』(小説)『ゴッホのあしあと』(エッセイ)は、どの作品もゴッホの等身大が浮かび上がってきて超おもしろかった。

 亡くなった後に認められたという点で、ふと宮沢賢治を連想した。賢治も37歳で没している。


Photo : Takuji


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2025年10月27日月曜日

〈シブヤ スクランブル ストーリーズ〉

 〈シブヤ スクランブル ストーリーズ〉の総監督イシイジロウさんが、グッズを送ってくれた。Tシャツ、トートバッグ、バッヂなどなど。
 公式サイトと「X」がオープンした。これからの色々な活動報告は、ここで見てね。

以下をクリック
〈シブヤ スクランブル ストーリーズ〉公式サイト
X〈シブヤ スクランブル ストーリーズ〉


Photo : Takuji


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2025年10月26日日曜日

サンキュー、harness!

  半年に1度続けている〈熊本応援ライヴ〉。今回はお客さんから「好きなフレーズ」がある歌をリクエストしてもらった。結果、なかなかに濃いセットリストになった。

 売り上げの¥77,000を「熊本城 災害復旧支援金」に送る。いつもありがとう!
 〈熊本応援ライヴ〉は、地震から10年の来春、4/11 阿佐ヶ谷harnessでひとまず終了する。参加してくれたみんなには、心から感謝している。

■セットリスト
01.HOLY LAND -聖地-
02.Night Walker
03.成長
04.少年と風
05.負けないで
06.このどん詰まりから俺を救ってくれ(小説『明日なき暴走』より)
07.大人になった(ファンクラブ〈ONE〉巻頭詩より)
08.ひまわり
09.夏の終わりに
10.Butterfly(ダニエル・ジャラール  カバー)
11.花・太陽・雨(PYG  カバー)
12.祈りの歌(三浦久  カバー)
13.The Fool On The Build'
14.こわれた自転車
15.今までの僕は

E1.Blind Love
E2.微熱夜

E3.オリオンのティアラ


photo : Yukari Watanabe


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2025年10月23日木曜日

名古屋、北海道へ!

 大阪、東京と開催してきた〈小山卓治|Well 2 + 10〉。ベストアルバム《Well 2 -Songs of 40 years-》29曲 + 10曲を2日で歌いきるライヴの、名古屋編が近づいてきた。
 初めてやるピアノバー Club Adrianaは、グランドピアノもあって、しゃれた雰囲気のようだ。
 2日とも、そろそろソールドアウトとのこと。楽しんでね。

 そしてその翌週は、2年ぶりになる北海道へ。
 こちらも初めての場所で、札幌 Blues & Rock Bar STORMY MONDAYと、札幌 真駒内 純喫茶 はま灯台。はま灯台にはシンガーの深見順也君が参加してくれる。
 2年ぶりだから、懐かしい歌から新しい歌まで、たっぷり歌うよ。会えるのを楽しみにしている。

■11月1日(土)■11月2日(日)
名古屋 PIANO BAR「Club Adriana」(クラブ アドリアーナ)

■11月8日(土)
北海道 札幌 Blues & Rock Bar STORMY MONDAY(ストーミーマンデー)

■11月9日(日)
北海道 札幌 真駒内 純喫茶 はま灯台






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2025年10月22日水曜日

《OREAD》写真集 購入特典サイト オープン !

  OREADの写真集を製作したコヤママサシ君から「特典サイト」オープンのお知らせが届いた。
 購入時の特典として、メモリアルフォトカード、メモリアルチケット、ステッカーが同封されているが、さらに写真集についているパスワードで、今年のOREADの写真70枚(オープンマイク、ライヴ、打ち上げ)と、10曲の動画がダウンロードできる。
 俺もさきほど受け取って、ニコニコしながら見ているところだ。俺と三浦久さんとベチコ、それにお客さんの笑顔が弾けている。
 ぜひ入手してね。俺のライヴ会場でも販売していく。

 ウェブ購入と、特典の入手は、以下をクリック
〈小山卓治 10年目のOREAD 写真集〉






photo : Masashi Koyama, Takuya


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2025年10月20日月曜日

『たとえば君 河野裕子・永田和弘』

  2人の歌人の相聞歌集を読んだ。サブタイトルは「四十年の恋歌」。
 21歳の河野裕子と20歳の永田和弘は、和歌を通じて知り合い、恋をし、結婚し、2人の子供に恵まれ、それぞれが何冊も歌集を出版し、2010年、64歳で河野裕子が乳がんで亡くなるまで、多くの相聞歌を作り続けた。

 若い頃の河野裕子の随筆にこんな文章がある。
 誰かの為に、何かの為に、という大義名分では決して短歌は作れるものではない。短歌はもっとつきつめた、ひとりぼっちなものであると思う。

 それでも2人は何百首もの恋の歌を、河野裕子が亡くなるまで(亡くなった後の永田和弘の挽歌も)作り続けた。
 この本は、それをひとつにまとめた短歌集だ。
 これほどまでに熱く、穏やかで、痛い相聞歌を、これまで読んだことがなかった。いくつか紹介したい、

・出会ったばかりの若い頃

たとえば君 ガサっと落葉すくふやうに私をさらつて行つてはくれぬか
河野裕子
あなた・海・くちづけ・海ね うつくしきことばに逢えり夜の踊り場
永田和弘

・結婚して子育ての頃

鈍感なわたしだつたよひたひたとあなたのこゑを書きつけておく
河野裕子
あそこにも、ああ、あそこにもとゆびさして山の桜の残れるを言う
永田和弘

・河野裕子の死を前にして

あなたらの気持ちがこんなにわかるのに言い残すことの何ぞ少なき
河野裕子
ヤドリギは夕暮れ影を深くする幸せすぎたと泣く人がゐる
永田和弘

・河野裕子の死後

たったひとり君だけが抜けし秋の日のコスモスに射すこの世の光
永田和弘




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2025年10月18日土曜日

OREAD写真集

  2013年から、ほぼ毎年のようにライヴを続けてきた、長野県辰野にあるライヴハウスOREAD。
 シンガーで、ボブ・ディランやブルース・スプリングスティーンの歌詞の翻訳家でもある三浦久さんが作ったライヴハウスだ。
 俺はここを「音楽の聖地」と名づけた。

 今年、10回目のライヴになるのを記念して、これまでのすべてのライヴを写真に収めてきた、俺のアルバムジャケットの写真とデザインを25年間手がけているコヤママサシ君が作った、写真集が完成した。
 俺や三浦さんの写真だけじゃなく、オープンマイクに参加してくれた人たちや、客席の笑顔の写真も多く掲載されている。
 まだOREADに行ったことがない人にも、そこで生まれたマジックを感じ取ってもらえるはず。
 俺と三浦さんの書き下ろしのエッセイも掲載されている。ぜひ手に取ってほしい作品だ。

 詳細と購入は以下をクリック。ライヴ会場でも販売するよ。

《OREAD》
Takuji Oyama Live 10th year@OREAD






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2025年10月16日木曜日

熊本応援ライヴ リクエスト募集

  熊本地震が起きた2016年から始めた〈熊本応援ライヴ〉。来春の10年を区切りに、ひとまず終了するつもりだ。来週末を含めてあと2回ということになる。
 これまで、カバーソング、ファンのみんなとのセッション、男性限定 女性限定のリクエストなど、みんなが楽しんでくれる企画でやってきた。

 今回の企画は、こんなのを考えた。
 心に残った歌詞のフレーズをセレクトし、その歌詞を書いてリクエスト曲を送ってほしい。できれば、その歌詞に対してちょっとしたコメントをつけてくれると嬉しい。かぶるかもしれないので、1人2曲にする。

 リクエスト、待ってるよ。今回も楽しい夜にしよう。

詳細と予約は以下をクリック。
〈熊本応援ライヴ〉
■2025年10月25日(土) 東京 阿佐ヶ谷 harness




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2025年10月14日火曜日

サンキュー、大阪、福岡!

  TAKUJI, HISASHI & TOBENで初めての、大阪と福岡でのライヴ、大盛況だった。

 やりながらふと、この3人が同じステージに立つ意味がちゃんと伝わっているのかなと思った。
 改めて説明しておこう。「白浜久 Project」として6人編成でバンドライヴをやり、その後4人編成でのライヴをやった。
 白浜さんの「クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングみたいな、バリバリにコーラスをやるユニットをやりたいね」という話から、「じゃあトーベンさんはどう?」という提案になり、3人で組むことになった。3枚のアルバムを作り、ライヴを重ねてきて、日本でもまれなコーラスユニットになった。

 大阪と福岡では、トーベンさんが何曲かベースを弾き、大阪のアンコールでは髙木太郎氏がドラムで参加してくれた。
 このユニットはこれからも続けて行く。来年の2月に、また東京でやることが決まった。


 おまけエピソード。
 羽田空港で待ちあわせして大阪行きの飛行機にチェックインする時、トーベンさんの荷物にアーミーナイフが入っていると疑われ、入念に検査された結果、爪切りだった。
 トーベンさんの歌に〈職質ブギ〉ってあったな。


Photo : Staff


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2025年10月9日木曜日

名古屋 2 Days

 大阪と東京で開催した、ベストアルバム《Well 2 -Songs of 40 years-》収録の29曲+10曲を2日で歌いきるライヴの、名古屋での開催が近づいてきた。
 大阪とも東京とも違うセットリストを組むつもりだ。場所は、新栄駅近くのピアノバー、クラブ アドリアーナ。グランドピアノのあるおしゃれな空間。俺の歌がどんな風に響くか楽しみだ。

詳細と予約は、以下をクリック
〈小山卓治|Well 2 + 10〉
11/1, 2 名古屋 PIANO BAR Club Adriana





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2025年10月7日火曜日

大阪、福岡へ!

  昨日は、今週末のライヴに向けて、TAKUJI, HISASHI & TOBEN(小山卓治, 白浜久, 湯川トーベンのユニット)のリハーサル。3人で初めての、大阪と福岡でのライヴだ。
 回を重ねるごとに、アンサンブルがよくなっていくのが分かる。
 サードアルバムのレコ発でもある。福岡はライヴ生配信もあるよ。
 楽しみな週末だ。会いに行くよ!

 写真はスタジオの鏡でのスリーショット。

ファーストアルバムダイジェスト(YouTube)
サードアルバムダイジェスト(YouTube)

詳細と予約は、以下をクリック
■10月11日(土) 大阪 Live bar ROOTS ’66
■10月12日(日) 福岡 CAVERN BEAT


Photo : Takuji




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2025年10月6日月曜日

サンキュー、OREAD!

  OREADでのライヴがすばらしすぎて、昨日は脱力していて書けなかった。
 2年ぶりのOREAD、三浦久さんとの再会、初めてのゲストに磯部舞子と河村博司(と息子ちゃん)。
 今回のライヴ開催にも、地元の有志やファンの人たちが尽力してくれた。本当にありがとう。

 コヤママサシ君の写真集も発売された。くわしくは以下をクリック。
 「Takuji Oyama Live 10th year@OREAD」
 俺のライヴ会場でも、今後販売していく。

 コヤマ君からの伝言。
「たくさんの方に知ってほしいので、SNSに写真を掲載してくれると嬉しいです」
 下に写真を掲載した。スキャンじゃなく、こんな感じでね。

 ライヴの写真は、若松政美君と佐藤和恵さんのSNSから拝借した。ありがとう。


■セットリスト(with 磯部舞子)

01.夢の島
02.PARADISE ALLEY
03.Midnight Primadonna
04.PrimaとNoir
05.ばあちゃんごめんね
06.冒険が始まる
07.クリスタルレインドロップ
08.ひまわり

三浦久ソロ

09.少年と風(ソロ)
10.雨の音を聴きながら(ソロ)
11.ダリア
12.世界はすばらしい
13.Aspirin
14.最終電車

E1.種の歌 [wth 河村博司, Audience]
E2.傷だらけの天使 [wth 河村博司, Audience]
E3.祈りの歌 [with 三浦久]








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2025年10月3日金曜日

《小山卓治・夢プロジェクト》最終レコーディング

 昨日、スタジオで最後になるレコーディングをやった。

 8/9の〈西本明ナイト 1st Day  尾崎豊トリビュート〉の時、俺の歌に参加してくれた柿島伸次君が、ナイスなハープとコーラスを披露してくれた。

 そして満を持して登場したのが、佐橋佳幸君。西本明さんと共に、佐野元春さんのザ・ホーボーキング・バンドに参加したギタリスト。
 だが、それだけじゃない。俺のデビューシングル盤の〈FILM GIRL〉でギターを弾いたのが佐橋君だ。当時はクレジットがなかったから、そのことを知っている人は少ないだろう。
 西本さんから「小山卓治って知ってる?」と聞かれ、「もちろん!」と答えてくれたそうだ。

 再会の握手の後、当時の話に花が咲いた。お互いに当時のことはよく憶えていた。よく使っていた渋谷の並木橋にあったスタジオ「J」(RCサクセションが《BLUE》というアルバムをレコーディングしたスタジオ。アルバムジャケットもそこで撮影されている)、俺とThe Conxは、いつもそこでリハーサルしていた。〈FILM GIRL〉をレコーディングした日𠮷にあるヤマハのスタジオ、当時のスタッフたちの名前。
 佐橋君は同じプロダクションに所属していて、UGUISSというバンドで俺と同じ1983年にEPIC・ソニーからデビューした。ソロになってからの活躍はめざましい。それだけ多忙だったのに当時のことを憶えているのは、お互いに若くてギラギラしていた時代だったからこそだろう。

 そのプレイはすばらしかった。弾き終えてブースから出てきた佐橋君に、そこにいた全員から自然に拍手が起きた。
 ここだけネタばれになるけど、言っちゃおう。彼に参加してもらった曲は〈FILM GIRL〉。42年ぶりに同じ歌でギターを弾いてもらう。こんな幸せなことがあるだろうか。

 そしてレコーディングの最後の歌は、西本さんのピアノと俺の歌だけ。
 ブースに入り、ヘッドホンをし、西本さんのピアノのイントロに聴き入る。そして歌う。ものすごい緊張感だった。1テイク歌うごとに100メートルをダッシュするくらいのエネルギーを使った。

 スタジオでの作業は終わった。あとは細かい作業、ミキシング、マスタリングと続いていく。
 まだちょっと早いが、《小山卓治・夢プロジェクト》を立ち上げてくれた人たちと、ミュージシャンに声をかけ、スケジューリングをし、プロデュース、アレンジ、プレイと大活躍してくれている西本さんに、深い感謝を。
 《小山卓治・夢プロジェクト》の作品が完成するまでの道のりはまだまだ。でも、確実に新しい一歩を踏み出せた。


Photo : Takuji


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2025年9月30日火曜日

今週末、OREADで会いましょう

  2年ぶりのOREAD。すでにたくさんの予約が入っている。
 オープンマイクへの参加希望も今までで最多になり、1人(1組)の持ち時間がけっこうタイトになってきた。なので、オープンマイクへの参加は、ここで締め切らせてもらう。

 当日のオープンマイクは、開場 16:00 / 開演 16:30なので、可能なら16:00に到着してもらって、早めにスタートさせたいと思っている。みんなの協力をお願いしたい。楽しい時間にしよう。

 さて、俺は何を歌おうかな。

〈小山卓治 ワンマンライヴ & オープンマイク〉
■10月4日(土) 長野 辰野 OREAD



2025年9月28日日曜日

天才と孤高

  以前、あるクリエイターからこんな話を聞いた。
「僕はもう、あの人とは今後仕事をしないことにしました。あの人のわがままには付き合いきれなくて。あの人は……まあ、天才なんでしょうね」
 天才と言われて最後に一人ぼっちになるくらいなら、自分が天才じゃないことを喜ばなきゃ。


 《小山卓治・夢プロジェクト》のレコーディングの際、西本さんがメンバーによく言っていた。
「演奏する前に、まず歌詞を読んでくださいね」

 昨日は、西本さんとスタジオでプリプロダクション。2曲をプレイ。これで予定していた11曲がそろうことになる。
 作業が終わり、西本さんが言った。
「小山さんみたいな歌詞を書くシンガーは、日本じゃ他にいませんね」
「よく孤高のシンガーとか言われますよ。でもそれって友だちがいないってことでもありますよね」
「(笑)」

 でも今、思う。
 俺は決して孤高ではない。
 たくさんの理解者たちに囲まれている。
 それに俺は、一緒に仕事をする人を絶対に傷つけたりしない。


 レコーディングは来週。また名うてのミュージシャンが登場する。会うのは何10年ぶりだ。


Photo : Staff


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