以前、あるクリエイターからこんな話を聞いた。
「僕はもう、あの人とは今後仕事をしないことにしました。あの人のわがままには付き合いきれなくて。あの人は……まあ、天才なんでしょうね」
天才と言われて最後に一人ぼっちになるくらいなら、自分が天才じゃないことを喜ばなきゃ。
《小山卓治・夢プロジェクト》のレコーディングの際、西本さんがメンバーによく言っていた。
「演奏する前に、まず歌詞を読んでくださいね」
昨日は、西本さんとスタジオでプリプロダクション。2曲をプレイ。これで予定していた11曲がそろうことになる。
作業が終わり、西本さんが言った。
「小山さんみたいな歌詞を書くシンガーは、日本じゃ他にいませんね」
「よく孤高のシンガーとか言われますよ。でもそれって友だちがいないってことでもありますよね」
「(笑)」
でも今、思う。
俺は決して孤高ではない。
たくさんの理解者たちに囲まれている。
それに俺は、一緒に仕事をする人を絶対に傷つけたりしない。
レコーディングは来週。また名うてのミュージシャンが登場する。会うのは何10年ぶりだ。
Photo : Staff
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2025年9月28日日曜日
天才と孤高
2025年9月26日金曜日
2025年9月22日月曜日
OREADライヴ with ベチコ
長野県辰野 OREADでのライヴ。コロナ禍での中止などもあったが、今年で10回目を迎えることになった。
いつも思っている、ここは“音楽の聖地”だ。歌っていると、何かが舞い降りてくるのを感じる。
OREADで歌い始めた頃から思っていた。
「ああ、この空間には、ベチコのバイオリンの音色が似合うだろうな」
今年、ついに念願がかなうことになった。三浦久さんも、きっとベチコのバイオリンを好きになってくれるはずだ。
今、ベチコのベストパフォーマンスを引き出すセットリストを考えている。今までで最高のライヴをやる。
ライヴの前には〈オープンマイク〉が開催される。全国でもここだけの企画だ。みんな楽しそうにステージに立ち、フェバリットソングやオリジナル、俺の歌のカバーを披露してくれる。もちろん俺も参加する。ベチコにも声をかけている。
コロナ禍の後は自粛していたが、今年のアンコールは以前のようにみんなと一緒にやろうと思う。
曲は〈種の歌〉と〈傷だらけの天使〉。楽しもう!
予約は以下をクリック。
〈小山卓治 ワンマンライヴ & オープンマイク〉
■10月4日(土) 長野 辰野 OREAD
今年はさらに、コヤママサシ君の『OREAD写真集』の発売もある。
詳細はこちら。
すばらしい1日になるだろう。
2025年9月19日金曜日
TAKUJI, HISASHI & TOBEN ライヴ写真
9/6、Club GOODMANでのライヴ写真が、白浜久さんのサイトにたっぷり掲載されている。のぞいてみてね。
〈TAKUJI, HISASHI & TOBEN 2025 at Tokyo〉
TAKUJI, HISASHI & TOBENのライヴは、いよいよ大阪と福岡へ。詳細と予約は以下をクリック。
■10月11日(土) 大阪 Live bar ROOTS ’66
■10月12日(日) 福岡 CAVERN BEAT
photo:Keiko Handa
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2025年9月17日水曜日
『Takuji Oyama Live 10th year @ OREAD』販売サイト オープン
デザイナーでカメラマンのコヤママサシ君が、魂を込めて作り上げた写真集のサイトが完成した。
『Takuji Oyama Live 10th year@OREAD』
9/20から予約開始、10/4のOREADのライヴ会場で販売をスタートさせる。
ライヴの詳細と予約は以下をクリック。ベチコも初参加するよ。
〈小山卓治 ワンマンライヴ & オープンマイク〉
■10月4日(土) 長野 辰野 OREAD
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2025年9月16日火曜日
サンキュー、新横浜 LiT!
LiTが満員になった。これまでのWonder 5のライヴで最高だったんじゃないかな。
俺のギターの5弦が切れて弦をとめるピンが行方不明になり、ストウ君のサブのギターを借りたりもしたけどね。
〈Aspirin〉でのドクターベチコを、ドッキリでドクター天神にしたてたり、〈Hustler〉で、俺とベチコとストウ君で(サイン入りの)トランプを投げたり、お楽しみもたっぷり。
みんな楽しんでくれて、本当にありがとう!
photo : Yukari Watanabe
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2025年9月14日日曜日
明日、バンドライヴ!
明日は、ほぼ半年に1度のWonder 5とのライヴ。もう超ワクワクだ!
そしてその翌日、俺は68歳を迎える。
詳細と予約は以下をクリック
〈Takuji Oyama 68th Birthday Special Live 〉
■9月15日(月祝) 神奈川 新横浜 LiT
photo : Yukari Watanabe
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2025年9月13日土曜日
2025年9月11日木曜日
第3次レコーディングメンバー
渋谷のスタジオに集結したのは、今回も名うてのミュージシャンばかり。
浜田省吾さんが大ヒットアルバム《J.BOY》をレコーディングした時のバンド、THE FUSEのメンバー。
ドラム:高橋伸之
ベース:江澤宏明
キーボード:板倉雅一
その頃、西本明さんは、佐野元春さんのバンド、HEARTLANDでプレイしていた。
さらにもう1人。
ギター:河口修二
Mr.Childrenのサポートギターをやっていた。2010年前後には何度も同じステージに立った。
メンバーのアンサンブルがよすぎて、アッという間にアレンジが固まっていった。さすがとしか言いようがない。
今回は、俺の歌の中でもわりとポップ色がある歌を3曲セレクトした。
スタジオで西本さんが言った、歌についての感想。
「80年代の歌は、やっぱり青春の香りがしますね」
「そうですね。まだ懲りてない時期でしたから」
「(笑)」
歌に新しい息吹が吹き込まれた。
今更だけど、ボーカルの改善点も見つかった。伸びしろはいくらでもある。
そして明日、レコーディングだ!
《小山卓治・夢プロジェクト》の全貌が見えてきた。
Photo : Staff
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2025年9月8日月曜日
《小山卓治・夢プロジェクト》レコーディング
第3次レコーディングに向けて、先日のプリプロのプレイを進化させたテイクが西本さんから届いた。聴いていてワクワクする!
レコーディングメンバーにも同じ資料が送られている。今週、リハーサルとレコーディング。楽しみしかない。
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2025年9月7日日曜日
サンキュー、GOODMAN!
Club GOODMANに来てくれたみんな、ありがとう!
全19曲を3人で歌った。とてもいい雰囲気のライヴになった。
ライヴ後は、物販のところに行列ができて、〈TAKUJI, HISASHI & TOBEN Ⅲ〉を購入してくれた。
このCDは、今後の俺のライヴ会場で販売する。もちろん白浜さんとトーベンさんのライヴでも。
昨日のライヴ配信は以下をクリック 9/20まで公開
「TAKUJI, HISASHI & TOBEN Live at Goodman」
そして3人のユニットは、大阪と福岡へ。盛り上がろう。
詳細と予約は、以下をクリック。
〈TAKUJI, HISASHI & TOBEN 2025〉
■10月11日(土) 大阪 Live bar ROOTS ’66
■10月12日(日) 福岡 CAVERN BEAT
セットリスト
01.あの空のどこかに
02.路傍のロック
03.フォークロック
04.Under Dog
05.クリスタルレインドロップ
06.No no boy
07.花・太陽・雨
インターバル
08.話にならないロック
09.嵐からの隠れ場所
10.Love & Hate, Peace or War
11.明方小話
12.バタフライ
13.君と僕の物語
14.Rock’n Roll's Over
15.何もなかったように
E1.たんぽぽ
E2.さらば恋人
E3.12月の雨の日
E4.風景
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2025年9月5日金曜日
TAKUJI, HISASHI & TOBENライヴ 明日開催!
昨日はWonder 5とのリハーサル。アレンジを入念にチェックし、セットリスト通りにプレイして全体の流れを確認、ブラッシュアップさせていく。
終わった後は、軽く飲みに。以前のエピソードで大笑いしたり、9/15に向けての話など。最高のライヴになるだろう。
そして明日はTAKUJI, HISASHI & TOBENのライヴ。こちらも間違いなく最高のライヴになる。
サードアルバムの販売もあるよ。
今日は1日、明日へ向けての準備だ。
詳細と予約は以下をクリック
〈TAKUJI, HISASHI & TOBEN 2025 at Tokyo〉
■9月6日(土) 東京 Club GOODMAN
〈Takuji Oyama 68th Birthday Special Live〉
■9月15日(月祝) 神奈川 新横浜 LiT
photo : Yukari Watanabe
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2025年9月2日火曜日
OREAD写真集 発売決定
2013年、初めての長野県 辰野 OREADでのライヴから、デザイナーでカメラマンのコヤママサシ君は参加し、以来すべてのOREADでのライヴを写真に収めてきた。
今年10/4、10回目のOREADライヴを記念し、写真集が発売されることになった。
『小山卓治 全詩集 旅をする言葉』に続き、ここにまたひとつ、コヤマ君の歴史に刻まれる作品が完成した。
俺や三浦さんの写真だけじゃなく、オープンマイクに参加してくれた人、ライヴに参加してくれた人たちの笑顔もたくさん収録されている。
10/4のOREADから発売をスタートする。
ライヴの詳細と予約は以下をクリック。
〈小山卓治 ワンマンライヴ & オープンマイク〉
■10月4日(土) 長野 辰野 OREAD
以下はオフィシャルのテキスト。
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《OREAD》
Takuji Oyama Live 10th year @ OREAD
コヤママサシ写真集
長野県 辰野にあるライヴハウスOREAD(オーリアッド)での小山卓治ライヴが、今年10月で開催10回目となります。そしてOREADは40周年。三浦 久氏とのセッション、多彩なゲストミュージシャンなど、小山卓治の全ライヴを記録した写真集です。
10月4日 OREAD会場発売開始
●全68ページ、横開きB5サイズ 付録:特製ステッカー
●9年間のライヴ写真
●ゲストミュージシャン、オープンマイクで歌った方たちの写真
●三浦 久、小山卓治 書き下ろしメッセージ
その他の購入方法は、後日お伝えします
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2025年9月1日月曜日
TAKUJI, HISASHI & TOBEN 9/6 東京ライヴ!
9/6のライヴに向けて、3人でスタジオに入ってリハーサル。
回を重ねるごとに、3人の声の混じり具合がよくなっていくのを実感する。それがユニットの強みになっていく。
今週末は、東京 Club GOODMAN。完成したばかりのサードアルバムの歌は全曲やる。そして、大阪と福岡のライヴも決まっている。たくさんの人に聴いてもらえるのが本当に楽しみだ。
詳細と予約は以下をクリック
〈TAKUJI, HISASHI & TOBEN 2025〉
■9月6日(土) 東京 Club GOODMAN
■10月11日(土) 大阪 Live bar ROOTS ’66
■10月12日(日) 福岡 CAVERN BEAT
サードアルバムダイジェスト(YouTube)
ファーストアルバムダイジェスト(YouTube)
Photo : Staff
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2025年8月30日土曜日
西本明さんとスタジオへ
第3次レコーディングのプリプロダクションのために西本さんとスタジオに入った。次の3曲に取りかかる。これで9曲になる。
まずは、テンポを決める作業から。CD音源とライヴ音源では、曲によってはテンポが違う。アコースティックギター1本でのライヴだと、日によって、またはその歌をセットリストのどこに置くかによってもテンポがかすかに変わる。ほんの少しの違いで歌の色が違ってくる。その中から、今の気持ちに一番適しているテンポを探して決めていく。
そしてそこに、西本さんの新しいエッセンスが散りばめられていく。新しいコードがひとつ入るだけでイメージが変わる。
再来週には、また新しいメンバーとのリハーサル。今回もすごいメンツだ。そしてレコーディング。
メンバーはリハーサルの日にお知らせするよ。
楽しみだ!
Photo : Takuji
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2025年8月29日金曜日
Wonder 5 リハーサル開始
ギルドの弦を張り替えてスタジオへ。Wonder 5とのリハーサルが始まった。
新しくプレイする歌、それぞれのメンバーとやってきてバージョンが違う歌のリアレンジ。新しい演出の仕込み。
2012年にWonder 4からスタートしたこのバンドは、2017年に信夫正彦を迎え、2023年にストウタカシを迎え、より強固でしなやかなサウンドを奏でる、“バンド”へ進化してきた。
断言しよう。今のWonder 5は最強だ。
9月15日、新横浜で会おう!
詳細と予約は以下をクリック
〈Takuji Oyama 68th Birthday Special Live 〉
■9月15日(月祝) 神奈川 新横浜 LiT
photo : Yukari Watanabe
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2025年8月23日土曜日
〈小山卓治🌻Natsuki〉に向けて
明日は、新宿御苑Rutoで〈小山卓治🌻Natsuki〉。
女性シンガーとジョイントライヴをやることはほとんどなかった。2007年から〈Beast meets Beauty〉というタイトルで4人の女性シンガーとやったことが印象に残っている。
さねよしいさ子さん、鈴木亜紀さん、秋山羊子さん、矢野絢子さん。今もそれぞれのスタイルで歌い続けているようだ。
明日は、いや明日も、全力で歌いきる。
〈小山卓治🌻Natsuki〉
■8月24日(日) 東京 新宿御苑 Ruto
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2025年8月22日金曜日
TAKUJI, HISASHI & TOBEN Ⅲ 完成!
ジャケットデザインも完成し、ダイジェスト動画をアップした。東京、大阪、福岡のライヴ会場、そしてそれぞれのソロライヴ会場で販売するよ!
01.話にならないロック [湯川トーベン]
02.Love & Hate, Peace or War [白浜久]
03.Butterfly [Danyel Gerard 日本語詞:小山卓治]
04.明方小話 [詞,曲:中野督夫 センチメンタル・シティ・ロマンス]
05.君と僕の物語 [白浜久]
06.何もなかったように [湯川トーベン]
07.嵐からの隠れ場所 [小山卓治]
08.さらば恋人 [詞:北山修 / 曲:筒美京平]
09.Rock'n Roll's Over [小山卓治]
ダイジェスト動画 [YouTube]
詳細とご予約は以下をクリック!
■9月6日(土) 東京 Club GOODMAN
■10月11日(土) 大阪 Live bar ROOTS ’66
■10月12日(日) 福岡 CAVERN BEAT
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2025年8月18日月曜日
エフエム世田谷「Bee Up! Setagaya」ラジオ出演
Natsuki嬢と内藤順司と待ちあわせ、エフエム世田谷「Bee Up! Setagaya」への出演。曲をフルでかけてくれた。
今週末、ジョイントライヴが開催される。そろそろソールドアウトとのこと。
詳細と予約はこちらから
〈小山卓治🌻Natsuki〉
■8月24日(日) 東京 新宿御苑 Ruto
〈小山 v.s. ○○〉とか〈小山 × ○○〉とかはあったが、〈小山卓治🌻〉は初めてだな。
Photo : Junji Naito
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2025年8月17日日曜日
『桜桃探偵舎 太宰治と檀一雄の事件簿』
『428 〜封鎖された渋谷で〜』、そして新作『シブヤスクランブルストーリーズ』の総監督、イシイジロウさんの小説『桜桃探偵舎 太宰治と檀一雄の事件簿』を読了。今日はいい日だ。
戦後間もない頃、若き日の檀一雄と太宰治が、今も未解決とされる「下山事件」の解決に挑む。坂口安吾や中原中也も登場する。
史実や、実際の作家のエピソードなどの引用もあった上での極上のフィンクション、エンタメになっていた。読んでいてワクワクした。作家への愛がなければ書けない。
イシイさんの才能に改めて脱帽。
太宰治の本は若い頃にたくさん読んだが、檀一雄は『火宅の人』くらいだ。
イシイさんがインスピレーションを受けたという、檀一雄著『小説 太宰治』と、太宰治著『桜桃』を購入。
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