2018年12月31日月曜日

ありがとう

 2018年も51本のライヴで、たくさんの笑顔に会えた。本当にありがとう。来年もよろしくね。


photo : Yukari Watanabe


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2018年12月26日水曜日

若い才能との出会い

 11/17の阿佐ヶ谷harnessでのライヴを、1人のシンガーが見に来てくれた。名前は町田直隆、40歳。
 以前から俺の歌を聴いてくれているとのことで、ライヴの後に話をして、CDをもらった。
 バンドもやっているそうだが、俺が聴いたのは、ほぼアコースティック・ギターのみのサウンド。裸の歌と裸の声がヒリヒリと伝わってきた。
 来年の3/2、阿佐ヶ谷harnessでジョイント・ライヴをやることにした。すでに彼のお客さんからの予約が多く来ているようだ。
 新しい出会いは大切にしなくちゃ。

 彼のバンドがカバーしている〈下から2番目の男〉がYouTubeにアップされている。
 柏で共演したブルース・シンガー、十字郎とセッションした〈下から2番目の男〉も。
 先日共演した山口岩男君も、こんなテイストでカバーしてくれたっけ。

 昔、まだデビュー前だったジャニーズの男闘呼組が〈下から2番目の男〉をカバーした音源を聴いたことを思い出した。
 演奏はつたなかったが、終わった直後、客席からの絶叫に近い「キャ〜〜〜!」のところは、俺とはまったく違っていたな。



2018年12月23日日曜日

ジョンとヨーコのテーブル 銀座 樹の花

 2月にも、初めての場所でのライヴが待っている。

 今年に入って俺のライヴによく来てくれるようになった女性が、銀座にある喫茶店、Flor de Cafe 樹の花のスタッフさんと友人だというところから話は始まる。
 樹の花では、たまにイベントやライヴを開催していて、先日もトランペットの渡辺隆雄さんとコントラバスの早川岳晴さん(梅津和時 KIKI BANDのベースとして〈真夜中のボードビル〉のレコーディングに参加してくれた)のライヴが開催されていた。
 その女性が、「この空間に卓治の歌を響かせたい」と思い立ち、スタッフさんに相談したところ、快諾をいただいた。

 連絡をもらい、樹の花へ行った。歌舞伎座からほど近い、静かな通りの一角に店はあった。
 ジョンが凶弾に倒れる前年の1979年、ジョンとヨーコはここで穏やかなひとときを過ごした。その時のテーブルは、「ジョンとヨーコのテーブル」と呼ばれている。

 迎えてくれたスタッフさんは、以前音楽業界にいて、山田晃士君のスタッフをやっていたことがあるそうだ。デザイナーのコヤマ君とも面識があるという。
 それだけじゃなく、俺のライヴを何度か見に来てくれたこともあるそうだ。
 1人の女性の勇気ある行動が、偶然を必然に変えてくれた。

 喫茶店だから席の数は限られている。もう半分ほど埋まっているそうだ。興味があったらぜひ早めに予約してね。

2019年2月16日(土)東京 東銀座 Flor de café 樹の花
開場 19:00 開演19:30
詳細と予約はこちら



2018年12月20日木曜日

初めての会場 ライヴ&バー Ruto

 初めての場所でやる時、そこには物語がある。

 ずっと応援してくれている女性が、新宿御苑にあるライヴ&バー Rutoを初めて訪れた。ここではオープン・マイクもやっていて、ちょっと歌わせてもらうことになり、俺の〈ひまわり〉を歌った。
 すると、初対面のマスターが急に「小山卓治! マジかっ!」とシャウト。
「え、知ってるの?」
「もちろんだよ、すげー好き。この店がやばかった時も、卓治の歌を聴いて、ここで倒れるわけにはいかない、まだやれるって何度も思った」
 店があるから、俺のライヴにも行けないと、残念そうに話していたという。
「いつか卓治が俺の店で歌ってくれたらなあ」
 そこで、その女性が俺の事務所へメールを送った。メールは俺も読んで、サイトを見てみた。機材などもそろっていて、問題なさそうだ。なにより、そんないきさつがあるのなら、ぜひやってみたいと思った。こういう時のフットワークは、常に軽くしている。

 2019年のスタートを切るライヴ。ぜひ参加してほしい。

2019年1月12日(土)東京 新宿御苑 ライヴ&バー Ruto
開場 18:00 開演 18:30

詳細と予約はこちら




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2018年12月17日月曜日

突き抜けた

 《NG!》と《はるか》全21曲を歌うライヴ。大盛況だった。
 俺と信夫君で気合いマックスで臨んだら、お客さんからの期待度の“圧”がすごくて、それに乗せられるように、2段階くらいを一気に越えたプレイになった。
 新しい地平線が見えた。アコギとピアノだけのプレイの次の展開が見えた。

photo : Yukari Watanabe


 〈熊本応援CD〉は、持って行った枚数が完売した。次の〈熊本応援ライヴ〉までに売れた分をまとめて熊本に送るね。
 これはお客さんからのプレゼント。ありがとう。



オフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉を更新した。
■ラジオ
〈Aspirin Radio〉阿佐ヶ谷harnessからの1時間の放送音声をフルで掲載


2018年12月15日土曜日

さあ明日。そして昨日のラジオ生放送

 ギターの弦を張り替え、明日への準備も万端。
 アルバム2枚を歌いきるライヴ。いつもより長丁場になる。ほぼソールドアウトらしいけど、ぜひ参加してね。


photo : Yukari Watanabe


 昨日はオフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉主催のラジオ生放送を、阿佐ヶ谷harnessから配信した。
 初めての試みだったから、こちらの準備不足もあり、うまく受信できなかった人もいたようだ。近々〈ONE〉サイトに音声データをアップする予定だ。当日よりクオリティの高い音声になるから、改めて楽しんでほしい。


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2018年12月13日木曜日

《NG!》+《はるか》全曲ライヴ

 1983年の9曲と2017年の12曲を、どうミックスして、どんなセットリストにするか、迷いに迷った。
 以前、セットリストを考える時に「知恵熱を出した」と書いたが、この使い方は間違いで、知恵熱は「生後6、7か月頃から満1歳前後の乳児にみられる発熱」なんだって。

 信夫君のピアノも冴え渡っている。
 12/16(日)東京 高田馬場 Live Cafe mono。きっといいライヴになる。


photo : Yukari Watanabe


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2018年12月11日火曜日

30年ぶりのマスタリング

 《夢の島 30th Anniversary Edition》のリリースに向け、ソニー・レコード乃木坂スタジオのマスタリング・ルームで、30年ぶりのマスタリング作業。
 エンジニアは《Well -Songs of 35 years-》に続き、ナイアガラ系のサウンドを一手に引き受けている内藤哲也さん。
 2回目ということと、前回のベスト・アルバムのように何10年の時を隔てたサウンドではないから、作業はスムーズに進行した。
 マスター・テープと30年ぶりの再会。まずマスターの音とCDの音源を聴き比べる。当時のCD制作の技術が、マスターの音をちゃんと再現できていないことが分かる。
 1曲ごとに内藤さんと詰めていく。薄い霧が晴れ、ふくよかで立体的なサウンドへ生まれ変わっていく。
 サウンドの奥行きが倍になり、歌の中の登場人物の歩幅が広がった気がした。
 最高のテクノロジーでマスタリングした音を、最高のシステムとスピーカーで聴く幸せ。耳に心地よいシャワーを浴びている感じ。

 後半は、ボーナス・トラックのマスタリング。
「恐怖のカセット・テープ音源です」なんて笑ったが、カセットならではのノイズの向こうから、30年前の熱気が蘇ってきた。DADのサウンドだ。SMILEYもいる。
 リリースは、2019年3月22日。楽しみに待っていてね。

photo : Takuji


オフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉を更新した。
■フォトグラフ
2018/11/17 東京 阿佐ヶ谷 harness
2018/11/24 自由が丘 Mardi Gras

photo : Yukari Watanabe


2018年12月4日火曜日

〈428〜封鎖された渋谷で〜〉リリース10周年

 発売から今日で10年。根強い人気に支えられて、新たに海外版も含めて再発売になっている。
 オフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉で、撮影当時の秘蔵写真115枚を俺のコメントと共に掲載した。







〈ONE〉更新情報
■ライヴビデオ 〈朝まで待てない〉 
  11/24 東京 自由が丘 Mardi Gras

 メンバーの誕生日に届けるバースデイメッセージを新たに録音した。

 12/14は、〈ONE〉メンバーへ、阿佐ヶ谷harnessからラジオの生放送。
 ソニー・レコードのディレクター、内藤さんに登場してもらって、《夢の島》再リリースのエピソード・トークや、2人のセッションも。俺が内藤さんと初めて会った時に彼が演奏していた〈P.M.11:11〉などをプレイする予定だ。