2021年1月14日木曜日

出ておいで、そこから

  ショーン・タンを読み続けている。『遠い町から来た話』『内なる町から来た話』『セミ』『ロスト・シング』。

 様々なキャラクターが、鉛筆、クレパス、アクリル絵の具、油絵の具などで描かれ、シュールでお茶目な世界に迷い込む。何度も読み(見)返し、そのたびに新しい発見をする。
 『星の王さま』は「ショーン・タンのスケッチブック」という副題がついていて、作品になる前の様々なデッサンなどで構成されている。生まれる前のキャラクターが自由自在に飛び回っている。

 本の最後に載っていたのが、このデッサン。











photo : Takuji


 ふと、彫刻家のイサム・ノグチを思い起こした。変幻自在で、あらゆる素材を使い分けて作品を作り上げる。
 北海道の郊外にあるモエレ沼公園は、イサム・ノグチが作った。地球を彫刻したような壮大な公園だった。
 初めて行った時は、開園して数年たった頃だったと思う。美しく植林された木々はまだ若々しかった。「100年後に来たら、もっと美しいんだろうな」と感じた。そのくらいのスパンで作られたのだろう。


オフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉を更新した。
■ライヴビデオ
12/19〈Thank You 2020 フルサイズ YouTube ver.〉
12/30〈小山卓治 × 鎌田ひろゆき フルサイズ YouTube ver.〉

 後日、12/11のバンドライヴと12/19のライヴからセレクトして、高音質 高画質の動画もアップする。


コメントフォーム

2021年1月11日月曜日

最低の20歳だった

  成人の日。
 思い出すのも恥ずかしい、最低の20歳だった。
 アマチュア・バンドのボーカリストで、ロッド・スチュワートみたいな髪型でマイク・スタンドを振り回していた。けっこう女の子にはもてたが、内心「このままじゃいけない」と焦燥感にかられていた。
 翌年、そのバンドを解散して、オリジナルだけをやるバンドを組んだ。途端にもてなくなった。
「あれ? こんなはずじゃ……」
 で、今に至る。

 「日本人は働きすぎ」と言われるが、日本の祝日の数は、意外なことに先進国では最多で、ヨーロッパは極端に少ないそうだ。そして日本人の有給休暇の消化日数は、逆にかなり少ないという。
 “お上”に「休め」と言われなければ休みにくいと考えるお国柄ということか。そのせいで連休ともなると「ドッとくり出す」ことになる。
 そのライフ・スタイルも、コロナのせいで今後は変わっていくのかな。

 どちらかというと世間が休みの日に働く職業だから「ドッとくり出す」感覚はピンとこない。
 「自由業に日曜日はない。または毎日が日曜日」
 どっちも恐い。

 写真は、デビュー前、最初にプロのカメラマンに撮影されたもの。24歳か。



photo : Yutaka Onaga


コメントフォーム

2021年1月10日日曜日

バンド・ライヴ、1日限定公開

  今夜21 : 00から、12/11に新横浜 Litで開催したWonder 5とのバンド・ライヴを、1日限定で公開する。
 ひさびさに集結し、「お客さんの前で音楽を奏でられる」幸せに爆発し、気持ちがひとつに昇華していったライヴ。
 俺もチャットに参加するから一緒に楽しもう。



初公開 本番直前の楽屋 photo : Yukari Watanabe

01.カーニバル
02.PARADISE ALLEY
03.夢の島
04.Escape
05.家族
06.煙突のある街
07.種の歌
08.ILLUSION
09.世界はすばらしい

10.ひまわり
11.2人のはるか
12.もうすぐ
13.1 WEST 72 STREET NYNY 10023
14.気をつけた方がいいぜ
15.最終電車
16.下から2番目の男

E1.HEAT OF THE NIGHT
E2.傷だらけの天使  ゲスト:江口正祥

E3.Passing Bell

コメントフォーム

2021年1月8日金曜日

始動!

 2021年の幕開け。とはいえコロナに年末年始はない。自分にできることが何かを見極めながら準備を進めていくしかない。
 まずは1/16 阿佐ヶ谷harness〈小山卓治 × 白浜久〉からスタートだ。新しいカバー曲もやることにした。俺がアートで、白浜さんがサイモン。
 東京に緊急事態宣言が出されたことで、開場 開演時間を2時間早くした。気をつけてね。


オフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉を更新した。

■〈WORDS〉心に刻まれた言葉
月に1回、様々な言葉をピックアップして紹介している。
エイミイ・タン「ジョイラック・クラブ」
森搖子 「垂直の街」
デヴィット・アップダイク 「カプチーノを二つ」
村上龍 「イビサ」
トルーマン・カポーティー 「夜の樹」
瀬尾一三 「音楽と契約した男」

■Poster & Graphic 2019年



 




2020年12月31日木曜日

今年も1年ありがとう!

  今年のライヴの本数は、配信ライヴも入れてトータル32本になった。去年が63本だったからほぼ半分だ。この困難な状況の中で、半分はできたというわけだ。会場に来てくれた人に本当に感謝している。
 まだこの状況は続くかもしれない。それでもライヴを続けていくことに変わりはない。
 来年もよろしくね!


オフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉を更新した。
■ラジオ
オンエア曲
〈傷だらけの天使〉with Wonder 5
〈DOWN〉 
〈Bara-Bara〉(未発表曲)

■フォトグラフ
12/05 岩手 奥州 水沢 Dee Dee's Cafe
12/11 新横浜 LiT 
12/19 新宿御苑 Ruto



photo : Yukari Watanabe


コメントフォーム

2020年12月26日土曜日

モンステラを育てる

  ある日ブラリと立ち寄ったフラワー・ショップで、モンステラを購入。時期外れではあったようだが。
 それがきっかけで、友人のYouTubeチャンネル「くまパン園芸」にゲスト出演することになった。「せっかくだから」とBGMも提供。

 〈花を育てたことがあるかい〉を作った頃は、サボテンさえ枯らす男だった。春になってこのモンステラがちゃんと育っていたら、「サボテンを枯らす男」は返上できるな。


 アルバム《花を育てたことがあるかい》のライナー・ノーツに、こんな文章を書いた。35歳の時だ。

「君に話したいことがあるんだ」

 すべては一瞬に始まった。それが恋だと僕にはすぐに分かった。その瞬間に僕が感じていたものを君も感じていたと思う。濃密な空気が流れた。それを愛と名づけることができると信じた。

 愛は瞬間に生まれる。でも愛は育てなければいけない。生まれっぱなしの愛は赤ん坊のようなものだ。自我の固まりで、求めることしかできない。そんな愛はひと晩でしぼんでしまう。僕らはそんなはかない出会いや事件をくり返しながら、今までこの街で何とか生き延びてきた。でも、もうそろそろしっかりとこの手につかめるものが欲しくなったんだ。僕はこの愛を育てたい。

 僕は君に告白しなくてはいけない罪が山ほどある。

 僕はいつまでたっても大人になりきれない。僕はいつでも不完全なままだ。なぜなら僕は誰かを特別な存在にしてあげることができない。子供が駄々をこねるように、僕はいつも自分が1番だった。思いやる気持ちも持ってはいるが、自分の調子のいい時だけの話だ。僕は心の底から誰かに優しくしたことなんて1度もなかった。僕は自分が傷つけられるよりもはるかに多く人を傷つけた。未熟さゆえの罪をたくさん犯してきた。これからも罪を重ねていくだろう。でも、もし君と一緒にいることができれば、無意識に犯す罪だけは免れることができるかもしれないと思い始めている。

 抱きしめる力よりも、奪いとる力よりも、優しさの方がまさっていることを僕は初めて知った。だからもう愛することを恐いとは思わない。僕は完全じゃない。君と2人でひとつになろうなどと傲慢なことを考えているのでもない。ただ、君といると優しい気持ちになれるんだ。

 こんな告白は君好みじゃないかもしれない。でも君も、力ずくで手に入れたものがその瞬間に指の間からこぼれ落ちるのを知っている。だから僕の気持ちを理解してくれるはずだ。

 君のことを知りたいんだ。僕のことを分かって欲しいんだ。愛しあう前に話をしようよ。それから愛しあおう。そしてまた話をしよう。それからもう1度愛し合おう。愛はそうやって少しずつ成長していくはずだ。僕らは似た部分をたくさん持っている。でも僕らの道のりは決して楽なものにはならないだろう。似た部分を見せあって安心するのが愛じゃない。違った部分を克服していくのが本当の愛だ。

 青臭い考えだと思うかい? 僕はちっともそうは思わないよ。初めから成熟した愛が存在しない限り、1から始めるしかないじゃないか。

 僕らがなぜ出会ったのかは、遠い未来に2人の愛が実を結んだ時に初めて分かることだ。そしてそこに僕らの明日がある。



photo : Takuji




コメントフォーム

2020年12月24日木曜日

もう一度、言葉と旅をする

  来年のライヴを計画する中で、ファンのみんなからもらったアイデアからプランを立てた。
 2013年に出版した詩集『旅をする言葉』をモチーフにしたライヴをやる。四つの章につけたタイトルを、そのままライヴ・タイトルとした。

■1/30(土)〈紫黒〉
■2/20(土)〈紺碧〉
■3/20(土)〈紅〉
■4/24(土)〈月白〉

 マンスリーで、阿佐ヶ谷harnessでの昼・夜ライヴだ。
 よっつの章への分け方、掲載する順番は、相当考えた。それを新しい物語として再構築する。アルバム《はるか》の詞は詩集に掲載していないから、よっつの章に振り分ける。新曲も入っていくだろう。

 もう一度、言葉と一緒に旅に出よう。



photo : Masashi Koyama


コメントフォーム

2020年12月20日日曜日

空の写真にかわいいゲスト

  《Passing 35th Anniversary Edition》で空の写真を募集して以来、気がつくと空を見上げて写真を撮っている。
 〈Passing Bell〉のビデオクリップも空と雲だ。いい風があって雲がゆっくり流れている日、近くの公園へ行き、三脚につけたスマホをベンチに置いて撮影した。
 俺もベンチに座って風を感じながら空を見上げた。とてもいい時間だった。

 雲ひとつない快晴の日、何気なく撮った1枚。



photo : Takuji


 昨日は今年最後のソロ・ライヴ〈Thank You 2020〉。会場に来てくれたみんな、ありがとう。そして配信に参加してくれた人もありがとう。この夜の映像は、高画質 高音声で近々配信する予定だ。楽しみにまっていてね。











photo : Yukari Watanabe



コメントフォーム

2020年12月17日木曜日

Thank You 2020! そして

  今週末は、恒例になりつつある年末をしめるソロ・ライヴ〈Thank You 2020!〉を、新宿御苑 Rutoで開催する。

 そしてこれから告知を始める来年のライヴ。

1/16(土)阿佐ヶ谷 harness 〈小山卓治 × 白浜久〉
2/27(土)愛知 刈谷サンダンス 〈小山卓治 × 白浜久〉
2/28(日)岐阜 各務原6-21 〈小山卓治 × 白浜久〉

 白浜さんが東海方面でライヴをやるのは、15年ぶりだって。
 コロナの今後の状況によっては開催が危ぶまれる可能性もあるが、ぜひ日程を押さえておいてね。



2019/12/15〈Thank You 2019〉 photo : Yukari Watanabe


オフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉を更新した。
■ライヴビデオ 2020/12/05 岩手 奥州市 DeeDee’s Cafe
〈Passing Bell〉

〈ONE〉更新情報facebook


コメントフォーム

2020年12月13日日曜日

そして最高の笑顔

  今回のライヴの裏テーマとして、メンバーの衣装を黒で統一した。偶然にも江口君も黒の衣装だった。バンドとしての一体感が出たと思う。



終演後の楽屋 Photo : ベチコ


 アレンジも細かく変えたところがある。
 分かりやすいのは〈下から2番目の男〉の「おっさんをぶん殴った」のところで天神君を殴る演出。これまでは2拍3連符(1小節に6発)「パンパンパン パンパンパン」だったのを、1発の「パン!」にした。天神君の顔芸も見事。
 配信を楽しみにしていてね。


photo : Yukari Watanabe


コメントフォーム

2020年12月12日土曜日

最高の夜!

  Wonder 5とのバンド・ライヴ、すばらしい夜になった。来てくれた人たち、本当にありがとう。
 「最高の夜」という言い方は何度かしてきたが、今回は本当に特別だった。それはコロナの状況の中で「ライヴができる」という気持ちが俺たちをひとつにしたことと、同じく厳しい状況の中で会場に来てくれた人たちの気持ちが、同じ波動で震えたからだ。
 客席の全員がマスクをしていたが、マスクの向こうの笑顔は十分に感じた。

 近日中に高画質 高音質の映像で配信する。その前に1曲だけYouTubeに公開しているから見てね。









photo : Yukari Watanabe


オフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉を更新した。
■ライヴビデオ 2020/11/22 東京 阿佐ヶ谷 harness
〈Thunder Boy〉
〈予感〉
MC -〈帰れない町〉[高橋研]
MC -〈天国行きのバス〉[湯川トーベン(KODOMO BAND)]
MC -〈ハーネス〉[鎌田ひろゆき]


コメントフォーム

2020年12月10日木曜日

バンドライヴ with Wonder 5

  本来なら6/21に《Passing 35th Anniversary Edition》リリース記念でやるはずだったバンド・ライヴ。明日開催だ。きっといい夜になるはず。適度のディスタンスを取りつつ、弾けよう。




photo : Yukari Watanabe


コメントフォーム

2020年12月7日月曜日

岩手 水沢ライヴ、来てくれてありがとう!

  去年は雪が積もっていたが、今年はポカポカだった。1年ぶりの岩手 水沢 DeeDee’s Cafeでのライヴ。厳しい状況の中、思った以上にお客さんが来てくれて、感激した。
 ライヴは生声で。店に響く声と音が、目の前のお客さんの胸に届くのがはっきり見えた。これがライヴだ。
 またぜひ歌いに行きたいと思う。マスターの近藤さん、お互いにがんばりましょう。


photo : Yukari Watanabe


 ライヴの前に、歴史公園えさし藤原の郷へ。
 広大な土地に、平安から江戸までの建物が再現されている。「麒麟がくる」など数々の大河ドラマや、時代劇のロケに使われているそうだ。この場所は映画「陰陽師」で使われたとのこと。


photo : Yukari Watanabe


 翌日、新幹線で東京へ。1日だけのツアーは滅多にない。来年は必ず、青森 弘前ライヴを実現させる。


 11/22 阿佐ヶ谷harnessの〈昼公演|Piano songs & Friend's songs(セレクト)〉〈夜公演 |恋の歌とか友の歌とか(フルサイズ)〉の配信を12/9からスタート。ぜひ見てね。




コメントフォーム

2020年12月2日水曜日

歌の中の時間

  物語の形で歌を作る場合、一瞬だけをとらえる歌と、歌の中で時間が経過する歌がある。

 ほぼリアルタイムに時間が流れる歌だったら、〈天使の歌う朝〉は、徐々に夜が明けていく時間をたどっている。〈靖国通り、月曜の午後〉は、薄曇りから陽射しが出て、最後には雨が降ってくる。
 〈光が降る〉は、季節が過ぎていく。
 個人的な思い入れでは、間奏で30年くらい過ぎる歌もある。
 もっともこれは俺の中での感覚だから、自由にとらえてくれればいい。

 主人公の立ち位置を決めれば、歌詞に歌い込めなかったとしても、そこには必ず過去が存在して現在があり未来がある。それを踏まえた歌詞でなければ歌に穴が開く。


オフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉を更新した。
■フォトグラフ
2020/11/22 阿佐ヶ谷 harness
〈昼公演|Piano Songs & Friend’s Songs〉
〈夜公演 |恋の歌とか友の歌とか〉
photo : Yukari Watanabe




コメントフォーム

2020年12月1日火曜日

帰ってきたスカーレット

 8月から長期入院していたギルド F-47、スカーレットが帰ってきた! クロサワ楽器の職人さんが見事な仕事をしてくれた。
 この写真ではまったく分からないが、



photo : Takuji


 ぶつけた時はこんな有様だった。



photo : Takuji


 ギブソン J-150には留守番してもらって、岩手 水沢 Dee Dee's Cafeはひさしぶりにスカーレットと旅をする。


オフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉を更新した。
■〈WORDS〉心に刻まれた言葉
月に1回、様々な言葉をピックアップして紹介している。

 坂口安吾 「堕落論」
レイモンド・チャンドラー 「さらば愛しき女よ」
ジャック・リヴェット監督 「美しき諍い女」
日野啓三  「夢の島」
ポール・ウィリアムズ 「ボブ・ディラン 瞬間の轍」
チャールズ・ブコウスキー 「ブコウスキー・ノート」



〈ONE〉更新情報facebook


コメントフォーム

2020年11月28日土曜日

リハーサル with Wonder 5

 まるでベスト・アルバムのような、これまでにない濃厚なセットリストでのぞむ、新横浜 LiTでのライヴに向けて最後のリハーサル。1年以上空いたとは思えない最高のサウンドに仕上がった。
 12/11は、ちょうどいいくらいのディスタンスで楽しんでもらえると思う。あと数枚、前売りがあるそうだ。ぜひ参加してね。







アフロも絶好調。


■オフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉
メンバーの誕生日に毎年届く、バースデイメッセージを作った。俺のメッセージとデザイナーのコヤマ君の素敵な写真で構成した。誕生日を楽しみにしていてね。


2020年11月23日月曜日

阿佐ヶ谷harness〈昼ライヴ〉〈夜ライヴ〉

  阿佐ヶ谷harnessで初の2本立てライヴ。全33曲を歌った。
 コロナの状況がきびしくなっていく中、2本とも満席だった。来てくれて本当にありがとう。後日、高画質 高音声で配信する予定だ。

〈Piano songs & Friend's songs〉
 前半はピアノだけのライヴ。前回の〈Piano Night〉で歌いきれなかった8曲を。MIDORIちゃんに提供した〈Thunder Boy〉、鎌田と共作した〈予感〉など、ひさびさの歌も入れた。

 後半は、これまでに友人のシンガーとセッションした歌をカバー。それぞれの歌がすばらしいのはもちろんだが、その声に魅力がある。そこに、少しずつ俺のテイストを入れて歌った。
 歌いたい歌がまだたくさんある。次の機会にやるつもりだ。

〈恋の歌とか、友の歌とか〉
 前半は〈恋の歌〉。8曲を組曲のようにして恋の物語を作った。様々な物語にすることができるが、やはりハッピー・エンドに落ち着いた。

花を育てたことがあるかい
Kiss
Yellow Center Line
第3章
今夜のアリバイ
手首
オリオンのティアラ
2人のはるか

 まったく別の物語を作ることもできる。またやってみようかな。

 後半は〈絆〉をテーマにした。なかなかに威勢のいい歌が並んだ。








photo : Yukari Watanabe


 ライヴ以外に嬉しいことがふたつあった。

 本番前に、鈴ノ木ユウがお土産のコーヒー豆を持って遊びに来てくれた。偶然だが、鈴ノ木ユウがシンガー時代の鈴木祐樹の曲を〈Friend's songs〉で歌うことにしていた。
 「またライヴやろう」と話した。

 夜のライヴ、客席の一番後ろに若い男性がいるのが見えていた。ライヴ後に話しかけてくれた。
 彼は25歳で、父親の影響で俺の歌を知り、3年前に熊本から出てきてバンドをやっていて、初めてライヴに来てくれた。持参したアナログ盤《NG!》のジャケットにサインした。
 歌が世代を越えてつながっていく。この上なく幸せだ。


 エンジニアの穴井正和君から、新しいアンビエント・ミュージックが届いた。





コメントフォーム

2020年11月17日火曜日

仕事の合間の散策

 ライヴが極彩色になるほど
日常はモノクロになる

ライヴで幸福のピークを感じるほど
沈黙は濃くなる

心を取り戻してくれるのは
くり返し訪れる色彩




photo : Takuji


コメントフォーム

2020年11月16日月曜日

恋の歌とか友の歌とか

 今週末は阿佐ヶ谷harnessで、初の〈昼ライヴ〉〈夜ライヴ〉を開催する。すでにソールド・アウトでキャンセル待ちになっている。

 〈恋の歌とか友の歌とか〉という企画は、ファンの人たちからもらったアイデアから生まれた。
 セットリストを組むために、全曲をざっくりとカテゴリーで分けてみたら、いわゆる「ラヴ・ソング」が4分の1くらいしかなくて、自分でもびっくりした。
 昔、高橋研さんに「小山は“くどき歌”が少ないなあ」と言われたことがあったっけ。
 20代の頃は極端に少なくて、最近になってアルバムの半分くらいがラヴ・ソングになってきた。「若いうちにくどかなくてどうする!」と、今更ながら自分にツッコミたくなる。
 11/22のharnessは、これまでとは違うセットリストになる。


 2009年から歌わせてもらっていた名古屋のライヴ・ハウス、りとるびれっじがクローズすると聞いた。とても歌いやすい場所だった。こうして老舗のライヴ・ハウスが姿を消していってしまうのは、残念でしかたがない。

 友人のシンガー、鎌田ひろゆきが作った阿佐ヶ谷harnessがスタートして9年。老舗と呼ぶにはまだ早いが、がんばっている。

 新型コロナの影響が続く。来年のプランがなかなか立てにくい状況だ。
 「こうなったらharnessでじゃんじゃんライヴやってやる!」が、今回の〈昼ライヴ〉〈夜ライヴ〉。
 こうなったら来年もharnessでじゃんじゃんライヴやってやる!
 1月から4月まで、マンスリーでソロ・ライヴをやることにした。無理しない程度に参加してね。


オフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉を更新した。
■フォトグラフ
〈熊本応援ライヴ〉 2020/10/18
photo : Yukari Watanabe


コメントフォーム

2020年11月12日木曜日

ショーン・タン

  ショーン・タンの『アライバル』を読んだ。
 カテゴリーに納めるなら、絵本ということになるだろう。いっさい文字がない中、壮大な物語が展開していく。とんでもないところまで連れていかれた。圧倒された。
 いろいろな映画が思い浮かんできた。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』『ブレード・ランナー』『地獄の黙示録』『ネバーエンディング・ストーリー』『モダン・タイムス』『道』『自転車泥棒』、アニメの『進撃の巨人』も。
 想像もつかないでしょ? そう、そんな想像もつかないような物語だった。




photo : Takuji


 ショーン・タン自身が制作したアニメーションがYouTubeにあった。薄ら恐かわいいキャラクター、不可思議でシュールな物語。


オフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉を更新した。
■卓治写真館
九州ツアー
■ライヴビデオ 2020.10.18 阿佐ヶ谷harness
〈路傍のロック〉
〈祭りの季節〉
〈夢の国へ〉