来週、4/26(土)に迫ってきた3人のライヴ。楽しみでしょうがない。
俺とベチコはもちろん、松藤さんとベチコ、そして3人のセッションと、盛りだくさんの劇熱ライヴになること間違いない。
個人的には、松藤さんとベチコがどんなサウンドを奏でるか、すごい興味がある。
楽しんで!
詳細と予約フォームは以下をクリック!
〈松藤英男 × 小山卓治 with 磯部舞子 (ベチコ)〉
■4月26日(土) 西荻窪 Live Spot Terra
ベチコの写真、すごい素敵なんだけど……後ろのアフロが邪魔だなあ。
コメントフォーム
2025年4月19日土曜日
松藤英男 × 小山卓治 with ベチコ
2025年4月18日金曜日
〈Reasons to keep singing〉(不定期掲載)
今週末は、いよいよ《MANY RIVERS TO CROSS》全編の公開だ。
内藤から動画公開の提案を受け、2003年にリリースされた動画を改めて見直し、内藤の途轍もない情熱が込められているのを再確認した。
初めて見る人は、じっくり楽しんでね。
《MANY RIVERS TO CROSS》(Full HD 103分)
《MANY RIVERS TO CROSS》制作ノート Part 4
2003/1/27
ロケの映像を入れて編集したビデオを持って内藤がうちへ来る。くり返し再生しながら最終確認。いよいよ佳境だ。
ここへきて、どうしてもストーリーに馴染まない曲が出てきた。それをカットするかどうか、頭を抱える。贅沢な悩みだ。内藤が言う。
「DVDを買った人は、きっと“あの曲が入ってない。あの曲も入ってない”なんて言うんだろうなあ」
「それは仕方がないよ。コンセプトがあって曲が選ばれてるんだから。……それにしても、この曲をカットするのは忍びないよなあ」
2/19
〈20th Anniversary Party〉のための打ち合わせで下北沢440へ。そこで内藤とデザイナーのコヤマ君と落ち合い、DVDのジャケットデザインのミーティング。
3/13
アルバムレコーディングを終え、間髪を入れずにDVDのミックスへ入る。初日は内藤も参加し、まずは東京以外のライヴのMCや、ビデオでしか残っていない音やノイズの調整。それだけで1日かかった。
〈New York Concerto〉のリミックスから始まった作業は、アルバムとは少しやり方が違う。いつものスピーカーで確認した後、14インチ程度のテレビのスピーカーから流して再度確認する。その差は歴然としているが、どちらで聞いても納得のいくバランスを探していく。メドレーを含めると全26曲。たいへんな作業だ。
4/2
〈20th Anniversary Party〉の2日後の23日から新宿にある編集スタジオへ通う。まずはオフライン編集。リップシンクの確認や曲間の長さの決定、全体の流れを作っていく。僕には作業の細かいところは分からないが、ジャッジしなければいけないことに関しては、内藤と話し合い、決定は内藤に任せる。
1秒間は30フレーム。0.5秒の間隔を空けるため、内藤が15フレームごとに指示を出す。
オンライン編集。映像に関しては、これが最後の仕事だ。ロールテロップを作り、彩度を調整し、エフェクトのレベルを決定し、音を聴きながらモニターで映像を確認していく。耳と目を一緒に使うものだから、結構疲れる。
最後はMA。音と映像を最終的に合わせ、曲ごとのレベルの調整などの作業。サウンドの部分では僕がジャッジし、映像を含めた最終的な決断は、話し合った後、監督としての内藤にゆだねる。
楽屋で僕がふとつぶやくシーンがあり、その音がどうしても前に出てこない。それでも内藤としては、どうしてもそのシーンを使いたい。
「OK分かった。それじゃあ常識を忘れてミックスしてください」と僕がミキサーに言うと、「分かりました」と彼が笑って答えた。
内藤はよく言っていた。
「俺は写真のプロだけど、映像は言ってみりゃアマチュアだからさ。制作のノウハウは知ってるけど、無視できるんだ。定石通りの映像を小山ちゃんで作っても面白くないだろ」
最後にもう一度、オープニングから通して見る。
103分のライヴロードムービーが、3年越しに完成した。
スタジオを出て、新宿三丁目で軽く飲む。口数が少ない。終わったなあ……。そんな空気だった。長い長い旅を終えたカタルシスが、そこにあった。
この20年間、内藤とは、結びついたり、ぶつかったり、交差したり、すれ違ったり、遠く離れたり、再会したりしてきた。友情とは違う、根っ子の方での切っても切れない何かを無意識に感じていた。
この作品を作り終え、内藤と僕はまたしばらく離れるかもしれない。でも、次にまた何かを一緒にやり始める時は、きっと今とまったく同じテンションで「よお!」なんて言い合うに違いない。
MANY RIVERS TO CROSS。僕たちはたくさんの河を渡った。その記録がここにある。
コメントフォーム
2025年4月17日木曜日
2025年4月15日火曜日
サンキュー、福岡、広島!
2日ともに満員で、最高の盛り上がりだった。来てくれたみんな、本当にありがとう。都合で来られなかったみんな、また必ず行くからね。
福岡では次のライヴが決まっている。以下をクリック!
〈TAKUJI, HISASHI & TOBEN 2025 at Fukuoka〉
■10月12日(日) 福岡 CAVERN BEAT
◾️福岡セットリスト
01.Hustler
02.紫の夜明け
03.微熱夜
04.HEAT OF THE NIGHT
05.少年と風
06.Soulmate
07.ジャングルジム
08.Midnight Primadonna
09.PrimaとNoir
10.ユリエ
11.Shadow Land
12.もしもあの時
13.サヨナラまたねのすぐ後に
14.ダリア
15.気をつけた方がいいぜ
16.嵐からの隠れ場所
E1.カーニバル
E2.下から2番目の男
E3..1 WEST 72 STREET NY NY 10023
◾️広島セットリスト
01.微熱夜
02.紫の夜明け
03.ハヤブサよ
04.HEAT OF THE NIGHT
05.少年と風
06.裏窓
07.失われた週末
08.Midnight Primadonna
09.PrimaとNoir
10.ユリエ
11.こわれた自転車
12.もしもあの時
13.サヨナラまたねのすぐ後に
14.ダリア
15.気をつけた方がいいぜ
16.嵐からの隠れ場所
17.カーニバル
18.下から2番目の男
E1.夢の国へ
Photo : Takuji
コメントフォーム
2025年4月8日火曜日
〈Reasons to keep singing〉(不定期掲載)
先週末にアップした動画は〈ジャングルジム〉。ライヴの映像に加え、高速道路を楽器車で移動しているところや、小さな駅のホームの映像がインサートされている。
その駅がどこだったか忘れてしまっていたが、静岡のライヴを企画してくれている大橋君が、2019年にその駅へ連れて行ってくれた。
今週末、4/12(土)は〈汚れたバスケットシューズ〉の動画を公開する。
《MANY RIVERS TO CROSS》制作ノート Part 3
2002/1/8
内藤からビデオが届く。ラフ編集された3曲だ。弾けまくった〈Aspirin〉、ギラリと光る〈Escape〉。そして〈Aの調書〉で、しびれた。こんなオーバーラップ、見たことない。
3曲に関しての、すべての映像素材も入っていた。〈Aの調書〉の最後、他のカメラマンが全体像も撮ろうとしている中、内藤のカメラだけが引かなかった。ずっと目のアップを撮り続けていた。確信した。すごい作品になる。
1/23
内藤がうちへ来る。映像をくり返し見ながら、ワンカットワンカットの意味を確認し合う。これは必要なカットなのか。曲のイメージにマッチしているか。どうしてここでこの映像に切り替えたのか、または切り替えなかったのか。このシーンのスイッチングの意味は。クロスフェイドのタイミングはここなのか。今はまだ80分程度の内容だ。内藤が目指す全体像が見えないだけに、ひとつひとつのシーンの意味について話し合って詰めていく。
2/22
葛西ちゃんがうちへ来て、ビデオを見ながら飲む。ビデオだと、どうしてもライトの色味が忠実に再現できていないという。なるほど。一度内藤と葛西ちゃんでミーティングしようと話した。
5/22
事務所で内藤とミーティング。新編集の〈Aspirin〉を見せてもらい、今後の動きを確認。秋の名古屋と大阪も撮影することになった。石橋カメラマンも同行することになる。楽しみだ。
7/1
秩父ミューズパーク音楽堂で〈祈り〉と〈負けないで〉のレコーディング。内藤もわざわざ登場し、レコーディング風景をビデオに収める。
ツアーファイナルの渋谷で流すオープニングムービーの制作を依頼する。
9/17
大阪ライヴの前日、内藤と石橋カメラマンが乗る車と楽器車で併走し、撮影しながら高速道路を飛ばす。
この2本に参加してくれたたつのすけも含め、夜はマネージャーの部屋でミーティングを兼ねてどんちゃん騒ぎ。
9/14の大阪のステージは、据え置きのカメラも含め3台で撮影。2人だけのステージだが、本番後ホテルで見た映像には、ギリギリのテンションが刻まれていた。その夜は、またホテルで映像を見ながら飲む。
翌15日は、インストアの後、大阪でロケ。アメリカ村辺りを歩きながら撮影。夜は知り合いのバーで飲みながら撮影し、名古屋へ移動。
名古屋のライヴの日は僕の誕生日。リハの合間にインストアや取材が入る。
ステージは盛り上がり、アンコールではファンの人たちがバースデイケーキをプレゼントしてくれた。
ライヴ後、なぜか三越前でもうワンステージ。それらを全部ビデオが記録していく。
9/27
渋谷 ON AIR WESTでツアーファイナル。張りつめた中にもリラックスムードがある。内藤が編集したオープニングムービーの後、ステージが始まる。前回にも増してバンドのプレイは凄みを増している。それを撮影するカメラマンも増え、ライヴレコーディングも順調だ。
〈NO GOOD!〉や〈下から2番目の男〉などの懐かしい歌も生まれ変わった。それがどんな映像として刻まれていくのか。
11/10
今回のバンドライヴの映像を含めた、ラフ編集のビデオを持って内藤がうちへ来る。全110分。ようやく全体のストーリーが見えてきた。
「すげえ作品になるぞ!」
それを踏まえ、細かいこだわりや確認点を何度もやり取りする。
11/24
ここのところ、内藤とミーティングをくり返している。いよいよ詰めの段階に入ってきた。ここへ来て見えてきたワンカットごとの疑問を内藤にぶつけ、お互いが納得するまで話し合う。
11/27
《Operetta Of Ghosts Part 3》のリリース日、朝の7時に内藤の車に乗りこみ、港北パーキングエリアで石橋カメラマンと落ち合い、浜松の中田島砂丘へ。すごい強風で雲が流れていく。波頭がうねり、砂が頬にバシバシ当たる中での撮影。足跡ひとつない砂丘をどこまでも歩いていく。大きな絵が撮れた。
12/25
都内での最終ロケ。渋谷のスクランブル、歩道橋、湾岸の埠頭、首都高の真下。内藤の「オッケー!」の叫びで、すべての撮影が終わった。
Photo : Takuji
コメントフォーム
2025年4月5日土曜日
4月は、福岡、広島、西荻窪へ
4月のライヴは3本。
ほぼ1年ぶりの福岡 Six Pines sandwichesと、広島 OTIS!。
そして西荻窪 Live Spot Terraで、甲斐バンドの松藤英男さんとベチコとの初めてのジョイントライヴ。
どのライヴハウスもアットホームな雰囲気があって、とても歌いやすい。きっといいライヴになるはずだ。
詳細と予約は以下をクリック!
〈小山卓治 ワンマンライヴ 2025〉
■4月12日(土) 福岡 Six Pines sandwiches
■4月13日(日) 広島 OTIS!
〈松藤英男 × 小山卓治 with 磯部舞子 (ベチコ)〉 予約受付フォームあり
■4月26日(土) 西荻窪 Live Spot Terra
コメントフォーム
2025年4月4日金曜日
ロビー・ウィリアムスが猿 !?
2025年3月31日月曜日
サンキュー 大阪 2 Days、そして福岡、広島へ
2日間の充実したライヴ。参加してくれたみんな、ありがとう! 内に秘めたような熱気が最後に爆発した。
そして再来週の週末は福岡と広島へ。盛り上がっていこう!
詳細と予約は以下をクリック!
4/12(土)福岡 Six Pines sandwiches
▪️3/29 セットリスト
01.夕陽に泣きたい
02.君が本当に欲しいもの
03.1 WEST 72 STREET NYNY 10023
04.煙突のある街
05.NO GOOD!
06.裏窓
07.Midnight Primadonna
08.Primaとnoir
09.もうすぐ
インターバル
10.ハヤブサよ
11.夏の終わりに
12.青空とダイヤモンド
13.家族
14.ばあちゃんごめんね
15.天国のドアノブ
16.気をつけた方がいいぜ
17.Night Walker
18.朝まで待てない
E1.Blind Love
E2.PARADISE ALLEY
E3.2人のはるか
▪️3/20 セットリスト
01.微熱夜
02.HEAT OF THE NIGHT
03.Once
04.前夜
05.成長
06.冒険が始まる
07.ユリエ
08.雨の音を聴きながら
09.こわれた自転車
インターバル
10..いつか河を越えて
11.長すぎる夜と遠すぎる朝
12.P.M.11:11
13,クリスタルレインドロップ
14.ダリア
15.Bad Dream
16.DOWN
17.Aspirin
E1.世界はすばらしい
E2.下から2番目の男
E3.Show Time
Photo : Takuji 大阪ならでは
2025年3月26日水曜日
大阪で、2日間のライヴ
今週末は大阪へ。土曜と日曜の2日間のライヴを開催する。
去年の6月、〈DAHLIA & Well Tour 2024〉というタイトルで、ベストアルバム《Well -Songs of 35 years-》と《DAHLIA》を全曲歌うライヴをやった、そのシリーズの第2弾だ。
ベストアルバム《Well 2 -Songs of 40 years-》収録の29曲 + 10曲を2日で歌いきる。
サイトなどに「ベストアルバム31曲」と書いたが、とんだ間違いで29曲だった。まあそれにしても、濃くて長いライヴになることは間違いない。
もちろん、1曲もかぶらないセットリストだ。
2日分のセットリストはほぼ決まったが、もっといい流れはないかと歌いながら模索している。
楽しんでね!
〈小山卓治 Well 2 + 10〉
3/29, 30 大阪 music bar S.O.Ra
詳細と予約はこちらをクリック!
Photo : Takuji
コメントフォーム
2025年3月25日火曜日
〈Reasons to keep singing〉(不定期掲載)
DVD《MANY RIVERS TO CROSS》の動画配信が始まった。
最初の曲は〈1 WEST 72 STREET NYNY 10023〉。YouTubeに掲載された。
今週末、3/29(土)は〈Aの調書〉を配信する。
《MANY RIVERS TO CROSS》制作ノート Part 2
2001/9/19
先日のライヴのラフ編集ビデオを見る。何度か内藤とメールでやり取りし、方向を定めていく。ビスタサイズでいくのか、ビデオ処理的な映像を使うのか、モノクロでいくのか、などなど。
10/15
ツアーは名古屋方面を終え、関西へ。10/9からの3連チャンに内藤が参加。
神戸は細かい雨。リハの後、楽屋で内藤からのリクエスト。
「こっちから来てそこに座って、ギターを抱えて〈Show Time〉のイントロ弾いて」
「イントロだけ?」
「そう、イントロだけ」
本番の最中、たまに内藤のビデオカメラが視界に入る。そこから熱を感じる。それは内藤に写真を撮られている時と同じ熱だ。
夜、大阪のホテルに戻り、その日撮影したビデオを見る。リアルなドキュメントだ。
翌日は奈良。内藤は客席後ろのロッカーの上によじ登って撮影している。終演後、内藤が満面の笑みで楽屋に来て「すごいのが撮れたよ!」と、さっそくそこで見せてくれる。
3日目は京都。大阪から高速道路で移動している間、車の中でギターを弾いたりする映像を撮影。
「こんな普段の映像撮って、使えるのか?」と僕。
「小山卓治ばっかりじゃ飽きるだろ。たまには卓ちゃんも撮らないとな」と内藤。
リハの終わりに、内藤からのリクエストで〈Show Time〉を2度歌い、内藤が上手と下手から撮影。
夜は、また大阪のホテルに戻り、ビデオを見ながら朝まで大騒ぎ。
11/1
関西3本で撮影したビデオのラフ編集が届いた。あの長丁場からの切り取り方がすごい。これがもっと凝縮していくことを考えるとゾクゾクする。
内藤とメールを何度も交わす。
「アコースティック・ツアーの部分は、全部モノクロで撮る。ザラザラした小山ちゃんのライヴの空気を捕らえる。1人の小山とバンドとの小山、旅とステージ、歌と時勢、そんな対比の中で、例えば今回のテロのように、事件があったりロマンスがあったりする中、2000年から2002年へかけてのストーリーにしたいと思ってる」
「旅をたどっていきながら、ストーリーを描いていこう。内藤の場合って、何をどう撮っても絶対に内藤の色になる。僕はそんな内藤を望んでる」
そんな全体を貫くイメージのやり取りに加え、オフショットの使い方、黒のしまり具合、色味の統一など、細かいディテールを確認し合う。
11/18
事務所で、照明オペレーターの葛西ちゃん、内藤とスタッフで、年末のバンドライヴに向けてミーティング。葛西ちゃんとやるのはひさしぶりだ。ここまで撮影した内藤のビデオを見てもらい、今のライヴの空気を感じてもらう。彼がチームに参加することで、ステージのイメージは劇的に変わる。撮影のためには、どうしても彼が必要だった。
ミーティング後、内藤と葛西ちゃんと近くのベルギービールの店へ。来年までのスパンで考える中、今度のステージで〈Aの調書〉をやるかどうか決めかねていた。だが葛西ちゃんとやるなら、どうしても〈Aの調書〉を歌いたい。デビューコンサートの時の葛西ちゃんの〈Aの調書〉の照明がものすごかったからだ。しかし一発勝負のライヴで失敗する可能性もある。そう話すと、「〈Aの調書〉で、もうひとつシーンを作ろうと思えばできるよ」と言ってくれた。そのひと言でやることに決めた。
サウンドのコンセプトも固まってきた。ずっと1人でやってきたアコースティックのテイストを、中野督夫さんとスティング宮本でやってきた空気感で膨らませ、それをバンド・サウンドに昇華させ、最後はぶち切れる。
12/2
渋谷 ON AIR WESTに入ると、照明のシュートの最中。メンバーと握手を交わし、楽屋で談笑。リハのためにステージに行くと、いつものスタッフに加え、撮影スタッフとライヴ・レコーディングのスタッフがいる。
オープニング・ムービーは、内藤が関西方面で撮影した映像をまとめたものだ。
ひさしぶりのバンド・スタイルでのステージ、初めて一緒にプレイする5人、しかも撮影にレコーディング。だが不思議に緊張はない。
〈傷だらけの天使〉で幕を開けたステージ。バンドのグルーヴが僕をがっしりと支え、歌はうねっていく。督夫さんとスティングでやってきたサウンドが、バンドサウンドに昇華している。
照明が物語を作っていく。恐ろしくシャープだ。それをたくさんのカメラが記録していく。僕の中で、何かが突き抜けた。
12/3
内藤からメール。
「感動した! いい絵も撮れた。次への足がかりもつかんだ。なんかすがすがしい気分だ!」
コメントフォーム
2025年3月23日日曜日
Wonder 5のサウンド
3/21、Wonder 5のサウンドがジャンプアップしたのを感じた。
この5人のメンバーは、1人ずつとの出会いがあった。
ベチコとはローリング・ビーンズで出会い、バイオリンを聴き、後日のシークレットライヴにお客さんで来ていたのを呼び込んでセッションしたのがきっかけだ。
ベチコに、「バンドを作っていきたいと思ってるんだ。いいベーシストを知らない?」
「知ってますよ! ただ……アフロなんですけど」
その天神君から、ドラムの渡邊芳登君を紹介してもらった。
信夫君とストウ君は、イベントで一緒にプレイして「こいつだ!」と思った。
メンバーを決める一番のポイントは、“歌心”を持っているかどうかだ。それは如実にプレイにあらわれる。
今回のライヴでは、5曲を新しくプレイした。
〈汚れたバスケットシューズ〉は芳登、天神、信夫のWonder 3と、ベチコとやったアレンジがあり、それを統合してフレーズを整理した。
〈Gallery〉は、ベチコバージョンとストウバージョンのアレンジをひとつにした。
初めてやる〈ジャングルジム〉は、信夫君のピアノがなかったら成立しなかった。
これも初めての〈Hot Butter〉は、「ヨーイドン」のブレイクもありで、ごきげんなサウンドになった。
〈天使の歌う朝〉は今回のチャレンジだった。1992年に《花を育てたことがあるかい》をリリースした時期は、バブルの余波が残っていて、一流のミュージシャン(《小山卓治・夢プロジェクト》参加の、ドラムの小田原豊さんとベースの美久月千晴さんはこの時期にレコーディングに参加している)がプレイし、アレンジもゴージャスだ。
全体をストリングスと町支寛二さんのコーラスが淡く包み、サックスも入っている。
イントロ1はピアノ、イントロ2からはシンセサイザー(ローズ・ピアノの音色)へ変わる。歌中で音色を変えることもできるが、ピアノの音だけでやりたかった。そして、いかにも1990年代のサウンドを、手元に引き寄せようと思った。結果、このバンドのサウンドとして成立させることができた。
新しくやる曲は、まずはアルバムの音源を聴いてもらい、スタジオで俺がアレンジのリクエストをするところから始める。
これまでやってきた曲はもうメンバーの体に入っているから、ちょっとしたアレンジの提案がメンバーから提案されるようになった。俺も「こうして」と言うのではなく「どっちがいい?」と聞く。
プレイヤーは、それぞれの“間”を持っている。ライヴを重ねるごとに、その“間”が徐々に少なくなっていき、いわゆるバンドサウンドが生まれる。そうなったら、もう無敵だ。
神奈川 新横浜 LiT セットリスト
01.気をつけた方がいいぜ
02.PARADISE ALLEY
03.Escape
04.Shape Of Life
05.DOWN
06.汚れたバスケットシューズ
07.ジャングルジム
08.天使の歌う朝
09.PrimaとNoir
10.談合坂パーキングエリア
11.Gallery [with 磯部舞子, ストウタカシ]
12.祈り [with 磯部舞子]
13.ダリア
14.傷だらけの天使
15.Bad Dream
16.Aspirin
E1.HEAT OF THE NIGHT
E2.Hot Butter
E3.2人のはるか
E4.種の歌
E5.Show Time [ソロ]
コメントフォーム
2025年3月22日土曜日
サンキュー新横浜! そして大阪へ!
42周年を祝うWonder 5とのバンドライヴ。大盛況だった。来てくれたみんな、ありがとう!
そして来週は、大阪へ!
詳細は以下へ!
ベストアルバム《Well 2 -Songs of 40 years-》
収録の31曲+10曲を2日で歌いきるライヴ
コメントフォーム
2025年3月19日水曜日
〈Reasons to keep singing〉(不定期掲載)
デビューからの付き合いのカメラマン、内藤順司から連絡が来た。
「小山ちゃんと作ったDVD《MANY RIVERS TO CROSS》を、YouTubeで一般公開しようと思うんだ」
もちろん異存はなかった。
3年の歳月をかけ、20周年の2003年にリリースした103分のロード・ムービー。
今週末から4週にかけて1曲ずつ公開し、その後、全編を公開公開することにした。
それに先立ち、当時のファンクラヴ〈OFF〉に掲載した「制作ノート」と「小山 × 内藤 対談」を、不定期だがここに掲載していこうと思う。
《MANY RIVERS TO CROSS》制作ノート
2000/5/29
今年のツアー〈LOOKING FOR SOULMATES〉が、吉祥寺MANDA-LA2から始まった。数日前、内藤からずいぶんひさしぶりに連絡が入った。
「ひさしぶりに小山ちゃんを撮ってみたくなって」
ステージを撮影し、そのまま打ち上げも出ずに帰っていった。
6/9
内藤からオファー。僕のライヴビデオを制作したいとのこと。《手首》のリリースを前に、まだツアーが始まったばかり。タイミング的にも予算的にも、今はまだクエスチョンだ。だが、これから動いていく中で、攻める時期が来るはずだ。そこで大きな流れが作れるような気がする。
9/9
ツアーのChapter 8、渋谷 ON AIR WESTでのライヴ。中野督夫さんとスティング宮本との2度目のステージ。楽屋入りから内藤がビデオで映像を押さえる。まずはテスト撮影ということで、内藤のカメラ1台のみでの撮影。彼がどういう映像を作ろうとしているのか、見ることができるだろう。楽しみだ。
9/13
内藤から先日のライヴのラフ編集のビデオが届いた。ぶっ飛んだ! すぐさま内藤に電話し、叫んだ。
「見たぞ! すげえ!」
10/15
内藤から企画書が届く。「MANY RIVERS TO CROSS(仮題)構成案」と題し、全15曲、アコースティックな部分とバンドサウンドの部分に分かれている。まだバンドメンバーも決定していないのに、気の早いやつだ。だが、内藤の頭の中にあるイメージは、かなり理解できてきた。
企画書に、イメージを喚起する言葉が並んでいる。
「歩く足とギターケース 車に乗りこむ 流れる景色と雲 煙草を吸うアップ、街をうろつく 口走る言葉 楽屋 リズムを刻む足 怒濤のライヴ 陽気にクールに 生きている目 くじけている目 獣の鋭い眼光 ROAD(地上すれすれのスローモーション)」
うちへ来た内藤と、互いのイメージをぶつけ合う。これは、音楽を主役にしたロードムービーだ。
内藤に言う。
「長い旅になりそうだな。でもこの旅が終わった時、DVDを買った人が見終わった時、旅の終わりの心地よい疲れと達成感、カタルシスみたいなものを感じられるといいな」
内藤は、かなり入れこんでいる。そのパワーと僕のテンションが重なれば、すごいものが生まれるだろう。
ゴールは見えない。でもスタートは切った。
2001/4/24
内藤とのフォトセッション。渋谷のレノンから始まり、都内のロケ。丸1日の撮影を終え、ギネスを飲みながら話す。そろそろ〈LOOKING FOR SOULMATES ツアー〉も終わり、次のツアーを秋口から始めようと思っている。ツアータイトルは〈MANY RIVERS TO CROSS〉だ。内藤の撮影とどうリンクしていくか。
「小山ちゃんがやりたいようにツアーを組んでよ。そこに俺がからんでいくから」
8/3
名古屋のステージで倒れ、東京に戻った。
8/30
今後の撮影方法やスケジューリングについて内藤とミーティング。年末に大阪、名古屋、東京でバンドライヴをやる可能性を探っていたんだが、どうしてもスケジュールがタイトになってきた。
僕からの提案。
「今年にこだわらずに、来年までを視野に入れれば可能性はふくらむ。ただ、内藤のテンションが続くかどうかを確かめておきたいんだ」
「俺はだいじょうぶだよ。作るっつったら作るんだよ!」
どこまでのスパンで考えるか。終わりの見えない旅はつらい。
09/03
〈MANY RIVERS TO CROSS ツアー〉初日。内藤のカメラが僕を追う。怪我以来初めてのステージだけに不安もあったが、最後は盛り上がることができた。
終演後、楽屋で内藤に言われた。
「何だ、元気じゃん。心配するんじゃなかった」
9/11
ニューヨークでテロ。世界が狂い始めた。この空気はきっと作品にも影響するだろう。
コメントフォーム
2025年3月12日水曜日
Wonder 5 始動
3/21のバンドライヴに向けてリハーサルがスタート。
メンバーからのアレンジの提案もあって、バンドとしてのサウンドがどんどん充実していく。
1年ぶりに5人がそろったライヴ、楽しんでね!
詳細は以下をクリック!
〈42nd Anniversary Live with Wonder 5〉
コメントフォーム
2025年3月5日水曜日
さあ、ツアーだ!
弦を大量に買い込み、ツアーの始まりだ。
今年はすでに年末くらいまでスケジュールが決まり始めている。楽しもう!
詳細は、以下をクリック!
〈2025年 ライヴスケジュール〉
■3/21(金)神奈川 新横浜LiT with Wonder 5
■3/29(土)大阪 music bar S.O.Ra
■3/30(日)大阪 music bar S.O.Ra
■4/12(土)福岡 Six Pines sandwiches
■4/13(日)広島 OTIS!
■4/26(土)東京 西荻窪 Live Spot Terra with 松藤英男, 磯部舞子
■5/03(土)東京 江古田マーキー with ストウタカシ
■5/10(土)東京 一橋学園 ローリング・ビーンズ
■5/17(土)東京 阿佐ヶ谷harness with iNECA
■6/07(土)東京 阿佐ヶ谷harness
■6/14(土)愛知 名古屋 刈谷サンダンス with 高橋研
■6/15(日)静岡 LIVE BAR 風の街 with 高橋研
■6/21(土)東京 六本木クラップス
■6/28(土)福島 いわき Music Bar burrows
■6/29(日)青森 弘前 てふてふ
■7/05(土)東京 阿佐ヶ谷harness with 鎌田ひろゆき
■7/20(日)東京 西荻窪 Live Spot Terra
■8/03(日)埼玉 入間市文化創造アトリエ AMIGO
コメントフォーム
2025年3月3日月曜日
名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN
もちろん見たとも、ディランの映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』。
ディランが憑依したかのようなティモシー・シャラメの、挑発的な上目づかいと、孤独がこぼれ落ちそうな瞳。それをサングラスで隠し、ディランはミステリアスになっていく。
映画のハイライト、ディランがエレキギターを抱えて、罵声を浴びながら〈Like A Rolling Stone〉を歌うシーンは鳥肌ものだった。
映画のタイトルも〈 Like A Rolling Stone〉のサビの歌詞から取られている。
How does it feel?
How does it feel?
To be without a home?
Like a complete unknown?
Like a rolling stone?
ここのところ、ロックのカリスマを主人公にした映画が多く作られている。
クイーンの『ボヘミアン・ラプソディ』
エルトン・ジョンの『ロケット・マン』
エルヴィス・プレスリーの『エルヴィス』
ジョニー・キャッシュの『ウォーク・ザ・ライン / 君につづく道』は、『名もなき者』と同じ監督。ジョニー・キャッシュは『名もなき者』にもクールな役どころで出演していた。
コメントフォーム
2025年3月2日日曜日
バンドライヴ!
3/21は、42周年を記念するバンドライヴを開催する。
Wonder 5の5人が集結するのは、1年ぶりだ。初めてプレイする曲の資料、セットリストなど、すでにメンバーに送り、それぞれがリハーサルに向けて準備しているところ。
きっと素敵な夜になる。
詳細は、以下をクリック!
〈42nd Anniversary Live with Wonder 5〉
3月21日(金) 神奈川 新横浜 LiT
コメントフォーム
2025年3月1日土曜日
《小山卓治・夢プロジェクト》終了
去年の12/15にスタートした、俺にとって初めてのクラウド・ファンディング《小山卓治・夢プロジェクト》は、257人の支援者を得て、¥3,214,000の資金が集まる大成功で終了した。
信じられない気持ちだ。未来が見えた。がんばってくれたスタッフたちにも感謝。
西本さんと組んで、次のレコーディングに取り組む。
支援してくれたみんなに、熱い心のハグを贈るよ!
コメントフォーム
2025年2月25日火曜日
内向型人間の時代 スーザン・ケイン
YouTubeで偶然見つけた動画『スーザン・ケイン 内向的な人が秘めている力』を見た。
アメリカ人といえば、明るくて外交的でフレンドリーな人が大半というイメージがある。それに対してアメリカ人のスーザン・ケインが「実際には三分の一が内向的で、内向的であることのよさ」を語る動画は、意外だったがすごく腑に落ちた。
著書『Quiet 内向型人間の時代』を読んだ。動画をさらに深掘りした内容に、深くうなずいた。
自分が外向型か内向型かと聞かれれば、100パーセント内向型だと断言できる。子供の頃は軽い引きこもりでもあった。
もっとも、曲を作ったりする人間は、ほぼ内向型だと思っている。ステージに出る時も、自分の中で「えいっ!」と気合を入れないと、とても歌えない。
だがもちろん音楽は1人で奏でるだけのものではない。ライヴもそれを支える人たちがいるし、1人だけで作り上げた曲を、大きなものに、多くの人たちに届く作品にするためには、レコーディングやバンドとのプレイなどの共同作業が必要になる。必要じゃないのはスナフキンだけだ。
そのバランスの大切さも、本には書かれてあった。
ふと連想したのが、映画『ウォール・フラワーズ』。内向的な青年が、出会いによって少しずつ心を開いていく。ラスト・シーンはすばらしく美しかった。
コメントフォーム
2025年2月23日日曜日
〈小山卓治 × 白浜久〉
毎年恒例、阿佐ヶ谷 harnessでの〈小山卓治 × 白浜久〉。今年も盛り上がった。来てくれたみんな、ありがとう。
TAKUJI, HISASHI & TOBENのライヴも全国展開していく計画を練っている。楽しみにしていてね。
この後のharnessでのライヴは、2本決まっている。
〈小山卓治 × iNECA〉 5月17日(土)
〈熊本応援ライヴ〉 6月7日(土)
そして、ライヴが終わった後に鎌田と「今年も夏にやる?」と話し、ジョイントを決めた。
〈小山卓治 × 鎌田ひろゆき〉 7月5日(土)
このフットワークがharnessのよさだ。
白浜久 ソロ
01.紫の夜明け
02.流れ者
03.Midnight Primadonna
04.裏窓
05.Lucky Guy
06.DaDa
07.誰にもさよならを言わないで *
08.少年と風
09.朝まで待てない
10.PARADISE ALLEY
E1.ついてねえや [with 白浜久]
E2.あの空の何処かに [with 白浜久]
E3.What did you say [with 白浜久]
E4.under control [with 白浜久]
E2.花・太陽・雨 [with 白浜久]
* 未発表曲
コメントフォーム