2018年6月24日日曜日

35年目の、ちっぽけなカーニバル

 6/22、東京 荻窪 ルースター ノースサイドに集まってくれたたくさんのお客さんと共に、《NG! 35th Anniversary Edition》のリリースを祝うライヴを開催した。
 ピアノの信夫正彦君を招き、《NG!》の曲から最新の曲まで、たっぷり歌を届けることができた。
 信夫君のピアノは、もう「初めまして」でも“セッション”でもない、ソウルメイトが奏でるピアノだ。
 客席のあちこちに、流れる涙を見た。本当は俺も泣きたいくらい嬉しかった。


photo : Masashi Koyama


 下の写真。
 デザイナーのコヤマ君が、新しい《NG!》のジャケットをアナログ・レコードのサイズにデザインしたものを作ってくれて、当日のステージにディスプレイした。
 右は、1983年に出版された近藤良一さんの写真集〈SPAN〉。うちの本棚から、ひさしぶりに出して持って行った。
 開いたページには、《NG!》のジャケット写真と同じシチュエーションで、テレビ画面にジョン・レノンの顔が写っている写真が掲載されている。
 俺は当時、この写真集を見て、近藤さんから直接《NG!》に使った写真のオリジナル・プリントを見せていただき、そっちをジャケットに使用することにした。
 この写真集からインスパイアされ、〈1 WEST 72 STREET NYNY 10023〉が生まれた。


photo : Masashi Koyama


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2018年6月20日水曜日

《NG!》到着!

 完成した《NG! 35th Anniversary Edition》が家に届いた。
 6/22の〈1st Album〈NG!〉35th Anniversary Live〉の会場で販売スタート。そしてAmazonでも6/22から。
 ボーナスDVDつきの限定版2枚組の通常版と、2種類を用意した。
 そしてもちろん、このCDを全国に届けるライヴをやっていく。


photo : Takuji


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2018年6月17日日曜日

初めての千駄木

 Ruby’s Armsの10周年を記念して呼んでいただいたライヴは、立ち見も出る大盛況になった。
 いつも来てくれるお客さんの中に、ひさしぶりに来てくれたという人たちが何人もいた。

「30年以上聴いてますけど、ライヴは初めてです」
「昔はほとんどのライヴに行ってたんですけど、すっごくひさしぶりに聴きました」

 こういう人たちが足を運んでくれるから、初めての場所でやることにはすごく意味がある。
 千駄木は、どちらかといえば東京の東寄り。俺がライヴをやるのは、どうしても西寄りになってしまう。

「またこっちでもライヴをやってくださいね」

 大事なことを思い出させてもらったライヴになった。
 スペースがなくて動画の撮影ができなかったようだが、オフィシャルのTwitterに、スマホで撮影した短い動画が掲載されている。


 今年の1月から、ギターはずっとギルド F-47(スカーレット)を使ってきた。だんだん俺が出したい音になってきた。
 しかし、ミディアム・テンポのストロークやアルペジオではセクシーな声を出してくれるが、マックスの力でストロークすると、「私、まだそこまであなたの女じゃないから」って音になる。
 昨日はひさしぶりに、ギブソン J-45(アンジー)を使った。あんまり放っておくと、ヘソを曲げそうだから。相変わらずセクシーだった。



 オフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉を更新した。
■ライヴビデオ
〈Aspirin with 宮本美香, 別府克彦〉 5/21 東京 一橋学園 ローリングビーンズ
〈南十字星 with 河村博司〉 6/9 東京 阿佐ヶ谷 harness

■フォトグラフ
2018/03/25 吉祥寺 STAR PINE’S CAFE photograph : kanon
2018/05/11 苫小牧 ロックバーJAM
2018/05/12  札幌 UNIONFIELD
2018/05/12 札幌 Space Art Studio
2018/05/13 小樽 CRU-Z


2018年6月11日月曜日

新しい《NG!》

 1983年6月22日、俺のファースト・アルバム《NG!》がリリースされた。あれから35年目の2018年6月22日、新たな《NG!》を届ける。

 DISC1は、現代のテクノロジーを駆使して、限りなくアナログのサウンドに近づけるマスタリングをほどこした《NG!》の9曲。

 DISC2には、1983年と2018年の音を収録した。
 1983年のライヴ・テイクは、The Conxと組む前に短い期間やっていた、アコギ, ピアノ, ベースのユニットでの2曲と、The Conxとの5曲。レコーディングに入る前のテイクで、オリジナルと歌詞が違う曲もある。
 〈Dead end Street〉は、The Conxと共作したが収録されなかった幻のテイク。
 そしてWonder 5とのセルフ・カバーは4曲。35年前の熱を、今のメンバーで蘇らせた。プロデュースは、河村博司君。

 DISC3は、去年8月のライヴから、MCを少しカットしただけのフル・サイズで全25曲を収録。SMILEYの勇姿を見ることができる。

 マスタリングは、穴井正和君。10年前のリマスタリングも手がけ、それを踏まえて今回の音を作った。

 デザインは、2000年から俺のビジュアルのすべてを作ってきた、コヤママサシ君。
 1983年のジャケットで使われた写真は、近藤良一氏の作品。1980年、ニューヨークのチェルシー・ホテルの1室に置かれたテレビに、ジョン・レノンが射殺された直後のニュース映像が流れている。
 この決して色あせることのないジャケットへのリスペクトをこめ、コヤマ君が35年を経て新しい作品に仕上げた。

 6月22日、東京 荻窪 ルースター ノースサイドでの販売、同時にAmazonでも販売をスタートさせる。




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2018年6月10日日曜日

旅で生まれたサウンドと信頼

 昨日のharness〈小山卓治 × 河村博司〉は、ツアーの熱気をそのまま持ち越したようなライヴになった。セッションもたっぷりで、2時間半くらいやったかな。とてもいい夜になった。
「また2人でツアーやろうよ」
 きっと実現させたい。


photo : Yukari Watanabe


 会場入りをいつもより早くして、河村君に改めて半田付けをやってもらった。ほんとうに感謝。


photo : Takuji


 ライヴでは、旅の土産話もたっぷりした。
 京都の人に玉子サンドイッチの話をすると、必ず話題に出たのは、SIZUYAではなく喫茶マドラグだった。行ってみたところ、「2日前から予約しないと買えない」んだって。びっくりだね。
 検索したら、東京の神楽坂に支店ができたようだ。


 ライヴは続く。
 オープン10周年の企画で呼んでくれた、千駄木のRuby's Armsでのライヴは、今度の土曜日。初めて行く場所だ。
 サイトで店の写真などを見ていて、「京都のBAR GEARみたいな(ちょっと怪しげな)雰囲気の店だな」と思っていたら、GEARのマスターが4月に歌いに来ていて、6/1にGEARに行った時に、その話で盛り上がった。
 ほぼ満席らしい。店頭での受付のみだから、興味があったらメールしてみてね。




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2018年6月5日火曜日

〈小山卓治 × 河村博司〉と、35年目の《NG!》

 初めての河村君とのツアーは、車に乗っての長い旅。これまでとは違う濃い内容になった。長い移動と長い時間の共有で、不思議と2人で奏でるサウンドも変わってくる。これがツアーの醍醐味だ。

photo : Suemi Watanabe


 一緒に食べるご飯もね。河村君のSNSに写真がたくさん掲載されているから、のぞいてみてね。
 一番のヒットは、京都で食したSIZUYAのふんわりオムレツサンド。見た目すごいボリュームだけど、素朴で超美味だった。

photo : Takuji


 一番の大失敗は、京都でギターのピックアップがトラブルを起こしたこと。河村君に半田づけしてもらった。
 観光も少しだけ。京都の八坂神社近辺をブラブラ。
 「スタバはないけど砂場はある」鳥取にできた、すなば珈琲(その後スタバが進出して立ち位置を見失っている)。
 鳥取 - 東京 700キロの移動があるから、鳥取砂丘はチラ見程度。たたずむ河村博司。

photo : Takuji


 話は少しもどって〈アコースティック・お寺ライヴ 2018〉。
 お寺ライヴでは初めて、Wonder 2のサウンドでのライヴ。アコギとバイオリンとピアノの音が本堂に美しく響いた。お寺という空間には、このサウンドが一番似合っているようだ。
 毎年来てくださる方も増えてきたようで、後半のノリは、いつものライヴと変わらないくらいだった。
 これが、「俺たち、ザ・ボンノーズ」のポーズ。いただいたお念珠を見せびらかしている。

photo : Yukari Watanabe


 2日目の移動時間に、岐阜のマチュピチュといわれる「天空の遊歩道」へ。絶景だった!

photo : Takuji


 岐阜の幻のソウル・フード、明宝ハム
 真教寺のご住職、太宰さんのレシピは、1.5センチくらいに切る。20分茹でて脂や塩分を抜く。トースターで焦げ目がつくまで焼く。フライパンにバターを溶かして炒め、最後に醤油をひと回し。
 ずいぶん手間をかけるものだなと思いながらやってみたら、これが超うまかった。

photo : Takuji


 5/24、セルフ・カバーのレコーディングが完成し、マスタリング作業に入った。
 その段階での音源をコヤマ君に送り、《NG! 35th Anniversary Edition》のデザインの方向性をメールで送った。
 10年前にリリースしたリマスタリング盤は、1983年に内藤淳司が撮影した写真を使った。今回は35周年盤ということもあり、今のリアルをデザインに落とし込みたい。
 数10分後にデザインのアイデアが届いた。その時点で、もうイメージは完成していた。
 お寺ライヴから戻った翌日の29日、コヤマ君と撮影。30日にはデザインが届いた。31日にかけて最終調整。テキストなどの修正と確認は、お寺ライヴと同時進行で、スマホで確認していた。
 マスタリングの最終音源も30日に届き、31日にかけて最終調整をした。
 35年目の《NG!》。完成したよ。



2018年5月31日木曜日

物語の第2章

 写真は、2013/2/13、河村君との初ジョイント・ライヴのもの。ここから物語が始まった。
 2015年に、シングル〈光が降る / ばあちゃんごめんね〉のプロデューサーとして招いた。2016年にシングル〈美しい沈黙〉、そして2017年、アルバム《はるか》を一緒に作った。
 たっぷり時間をかけて築き上げてきたものが、アルバムという形に結実した。

「次は、一緒にツアーやろうぜ!」

 初のジョイント・ツアーが明日から始まる。たくさんの人に、俺たちが作り上げてきたサウンドを聴いてほしい。

 詳細はこちらから

photo : Yukari Watanabe


2018年5月29日火曜日

特別な1日 お寺ライヴ

 今年のお寺ライヴも、大盛況になった。
 声をかけていただいた、中島寺の水谷ご住職、真教寺の太宰ご住職、ライヴの実現に向けて力添えしていただいたみなさん。そして会場に来ていただいたみなさんに、心から感謝します。

5/26 中島寺 photo : Yukari Watanabe


5/27 真教寺 photo : Yukari Watanabe


 熱いライヴの様子や、マチュピチュやハムの話もしたいんだけど、Wonder 5 セルフ・カバーのミックス確認と、ジャケット撮影があるので、来週くらいにここに書くことにする。


2018年5月24日木曜日

レコーディングは佳境へ

 昨日は、Mercyのギター・ダビング。8ビートのシンプルなリフを、何度もやり直す。
 河村君の名言が出た。
「荒っぽいシンプルなフレーズこそ、レコーディングではていねいに弾くことが大事」
 逆に、Mercyが作り込んできたギター・ソロは、その味を生かすために時間をかけない。

 そして今日は俺のボーカル録り。35年歌ってきた歌だから、ビートや発声が体に入っている。時間をかけずに一気に歌う。
 完成が見えてきた。

photo : Takuji

2018年5月23日水曜日

宮本美香との共演、そしてお寺ライヴ

 島根のサックスプレイヤー、宮本美香 with 別府克彦とのジョイント・ライヴは、平日ながら満員のお客さんが来てくれた。美香ちゃんのお客さんも多く、harnessでひさびさにアウェイな空気をちょっと楽しんだ。
 次はまた、島根で共演したいと思っている。

photo : Masashi Koyama


 今週末は、年に1度のスペシャル。岐阜の中島寺と真教寺でのライヴだ。今回はバイオリンのベチコとピアノの信夫君のWonder 2をサポートに迎える。

photo : Yukari Watanabe


2018年5月20日日曜日

生放送、無事終了

 「渋谷のラジオ」からの2時間の生放送、無事に終了した。
 このダイアリーからのメッセージも、本番中のメールもたくさん届いた。本当にありがとう。おかげで内容たっぷりの番組になった。放送で読めなかったメッセージも、ちゃんと持って帰ったからね。
 サテライト・スタジオの外には、何人かのファンの人が来てくれた。番組終了後、「渋谷のラジオ」のステッカーにサインして、プレゼントした。

 番組内でも話したが、中学生の頃、トランジスタ・ラジオをベッドに持ち込んで、小さな音で深夜放送を聞いた、それが俺にとってのラジオだった。ロックへの入り口、社会への扉だった。
 今は、聞く方から発信する側に回った。昨日、電波に乗った歌が、誰かの心に届いていたらいいな。



2018年5月16日水曜日

え? 2時間? 1人で? 生放送?

 ソニー・レコードのディレクター内藤さんから、ラジオ出演の話をいただいた。2時間まるまる1人での生放送。
 コミュニティFMだけど、スマホのアプリを入れると聞けるらしい。

5月19日(土)21:00~22:55
渋谷のラジオ「渋谷のサタデーナイト」

 こんな長丁場の出演は初めてだ。ネタが尽きちゃうかもしれないから、よかったら下の「コメントフォーム」からメッセージを送ってくれないかな? どんな内容でもいいよ。



2018年5月15日火曜日

北海道の熱い3日間

 今回もすばらしく盛り上がった北海道ツアー。
 苫小牧は、with ベチコ、with Wonder 3、JAMバンド、最後はWonder 5。

photo : Kanon


 札幌の昼ライヴは、地元シンガー深見順也君とのジョイント・ライヴ。

photo : Kanon


 夜はWonder 5。



 小樽は、ソロ、with Mercy、天神君が仕事で帰京したから、アフロのズラをかぶった信夫君がベースを担当したWonder 4。

photo : Kanon


 北海道のファンの人たちが、オリジナル・ピックを作ってプレゼントしてくれた。

photo : Takuji


 おいしいものも食べたよ。
 お寿司で、初めて食べた、タコの子。トロリとして美味。
 ホッケのフライのサンドイッチ。ホッケのフライ自体は北海道ではポピュラーらしいが、差し入れしてくれたお店のフライは特別においしいとのこと。天神君曰く「フライの中で一番!」。

 千歳空港から苫小牧へ行く途中、軽く食事しようと、バンド・メンバーとウトナイ湖の道の駅に寄った。このメンツだとただ者じゃないオーラが出てしまうのか、いきなり「音楽とかされてるんですか?」と聞かれた。これからJAMというライヴハウスで歌うと答えると、JAMのことを知っている人もいて、記念写真を撮ったりサインをしたり「普通盛りで」と頼んだカニ玉丼が超大盛りになったり。
 「海鮮パーク かにの寿司」の、たきもとひろしさんのfacebookに写真が載っているから、金曜日までさかのぼって見てね。


2018年5月10日木曜日

レコーディング、そして北海道へ

 《NG!》セルフ・カバーのレコーディングは続く。
 昨日は午前中からスタートして、まずは信夫君のピアノのダビング。ワン・フレーズずつ、着実に音を刻んでいく。

 昼過ぎにMercy、ベチコ、天神君が登場して、Wonder 4がそろったコーラス・ダビング。スタジオに全員で入って、1人ずつマイクの前に立つ。爆笑や励ましや拍手で進行していく。こんな楽しいレコーディングは、そうそうない。
 プロデューサーの河村君が、ある曲のコーラスでカメオ出演。

 そしてMercyのギター・ダビング。河村君のプロデュースでギターを弾くのは初めてだ。かなり練習を積んで臨んだようで、時間はかかったが、一歩一歩、ワン・フレーズ  ワン・フレーズ、音ができあがっていく。Mercyも頼もしくなった。

  トータルで13時間ほどスタジオにいた。Wonder 5が奏でる《NG!》の楽曲を、早くみんなの元へ届けたいと思っている。
 メンバーと別れる時、「じゃあ明後日!」と声をかけあう。
 明日から北海道ツアーがスタート。Wonder 5でのツアーだから、ちょっと修学旅行の前みたいな気分だ。
 参加できる人は、楽しんでね。



2018年5月7日月曜日

レコーディング進行中

 〈1 WEST 72 STREET NYNY 10023〉 ダビング
 ドラムとベースとピアノをレコーディングしたテイクに、アコースティック・ギターをマーチン D-28でダビング。36年前と同じギターだ。
 2コーラス目からリズムが入ってくるアレンジで、1コーラスはクリック(メトロノームみたいな音)をヘッドフォンで聴きながら弾く。クリックを聞きながら、生きたストロークをするのは意外にむずかしい。
 レコーディングしている俺からの目線でのマイクの位置は、こんな感じ。3本のマイクで音を拾っている。

photo : Takuji


〈Aの調書〉 ミックス
 この歌も36年前と同じくマーチン D-28。バンドでプレイする歌の場合は、ダビングでギターを弾き、全部の演奏が完成したところで歌を入れる。
 だが、この歌の場合は、36年前もそうだったが、クリックは聞かず、ギターを弾きながら歌も一緒に一発録り。その瞬間の気持ちを入れなければ歌えない。
 そしてピアノをダビング。これで音は完成で、ミックスの作業へ。
 何というか、刃物のようなテイクになった。当時は切れ味の悪い刃物を力任せに振り回していた感じだったが、60歳になってのテイクは、切れ味のいい刀で一刀両断にしている感じとでもいえばいいか。


2018年5月4日金曜日

イシイジロウさんのインタビュー映像

 サウンドノベル「428 〜封鎖された渋谷で〜」の総監督、イシイジロウさんのインタビュー映像がアップされている。相変わらずパワフルだ。

 「428 〜封鎖された渋谷で〜」に出演したのは、もう10年前のことになる。ド素人の俺を、主要登場人物5人の中の1人に抜擢してくれたのが、イシイさんだ。
 あの現場で体験したことは、俺にとって計り知れないほどの財産になっている。
 下の画像、分かりにくいかもしれないけれど、右上の7.3 銀縁メガネが、俺だからね。



 そしてこの写真は、まだ右も左も分からない撮影初日に、初めて衣装を着て、イシイさんと。



 購入した人へのボーナスDVDの映像が、YouTubeに掲載されていた。これは不法だけど、そろそろ時効かな。


オフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉を更新した。
■フォトグラフ
3/25 〈Takuji Oyama 35th Anniversary Live〉 東京 吉祥寺 STAR PINE’S CAFE Part 2
4/14 〈熊本応援ライヴ〉  東京 阿佐ヶ谷 harness


2018年5月1日火曜日

十字架

 1993年だった。滅多にないことだが、酔った勢いで男女数人連れでカラオケに行った。
 シンガーを目指している女性が1人いて、みんなが歌って盛り上がっていった頃、「これ、歌ってもいいかな」と少し躊躇しながら歌ったのが、橘いずみ(今は榊いずみ)の〈失格〉だった。
 たたみかけるような歌詞をシャウトし続ける歌だ。
 当時、彼女は俺と同じレコード会社の制作チームにいて、同じプロデューサーと仕事をしていた。ある日、プロデューサーが俺に言った。
「“〈欲望〉みたいな曲”が、できたよ」
 シングル・カットされたこの歌が、ヒット・チャートをのぼっていることを知っていた。
 同席していたみんなのリアクションは……爆笑だった。
 ショックだった。

 彼女は、尾崎豊と同じプロデューサーに育てられ、この頃はもう“女 尾崎豊”と称されていた。尾崎豊が亡くなった翌年だ。
 尾崎豊と同じ系譜の歌が、尾崎豊が亡くなって1年後に、爆笑されている。
 「自由っていったい何だい」という問いかけが、ダサいと思われる時代になっていた。アッという間に。
 メッセージを伝えるシンガーにとっての暗黒の時代。俺にとっての90年代は、そんな時代だった。

 今の若い世代のシンガーの歌を聴くと、そこには「自由って何だろう」という問いかけがある。この問いかけは、絶対になくならない。

 あいみょんというシンガーを、ファンの人に教えてもらった。〈生きていたんだよな〉は衝撃だった。むきだしの歌だ。〈失格〉と同じ、きな臭さを感じた。
 この歌がヒットしたことで、彼女は大きな十字架を背負った。まっすぐなラヴ・ソングを歌っても「普通じゃん」と言われてしまうだろう。
 それが幸せなのか不幸なのか、俺には分からない。



2018年4月27日金曜日

北海道のセットリストで知恵熱

 北海道ツアーの工程表が届いた。
 Wonder 5全員で羽田から出発して、苫小牧、札幌、小樽へと続くツアーだ。


photo : Yukari Watanabe


 苫小牧はロックバーJAM。「with ベチコ」からスタートだが、客席でのんびり見ているはずの他のWonderが、のんびりしていられなくなるセットリストを組んだ。
 後半は恒例の、JAMのマスターのバンドとセッション。今回もやる気満々のセットリストが届いている。


photo : Kanon


 2日目の札幌は、昼と夜のライヴ。
 昼は、札幌を拠点に全国をツアーしている若手シンガー、深見順也君とのジョイント・ライヴ。出会った頃に比べると、タフなシンガーに成長した。
 セッションする歌の資料を送り合っているところだ。初めて一緒にやる歌が、すごく新鮮だ。


photo : Yukari Watanabe


 ライヴが終わったら、すぐに次の会場へ移動。いよいよWonder 5が北海道デビューを果たす。ワクワクが止まらない。

 そして最終日は小樽へ。クレジットは「ソロ +」。
 小樽 CRU-Zはリハーサル・スタジオも兼ねたライヴ・ハウスだから、ドラムもピアノもアンプも、すべてそろっている。メンバーもいる。だったら、やるでしょ。

 4本のライヴ、できるだけかぶらないセットリストを考えていたら、知恵熱が出そうだ。


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2018年4月25日水曜日

宮本美香がやって来る

 サックス・プレイヤー宮本美香が、島根からやって来る。1年半ぶりのジョイント・ライヴが、急遽決まった。
 彼女とは、鳥取、島根、そして東京で何度も一緒にプレイした。きっとすてきに濃厚なライヴになるだろう。
 詳細と予約はこちらから。


photo : Masashi Koyama


オフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉を更新した。
■フォトグラフ
3/25 吉祥寺 STAR PINE’S CAFE Part 1
■ライヴビデオ
4/21 東京 一橋学園 ROLLING BEANS 〈2人のはるか〉


photo : Yukari Watanabe


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2018年4月21日土曜日

北海道初、Wonder 5ライヴ

 北海道ツアーが近づいてきた。

5月11日(金) 苫小牧 ロックバーJAM with 磯部舞子, JAMバンド
5月12日(土)【昼公演】札幌 UNIONFIELD × 深見順也 2マンライヴ
       【夜公演】札幌 Space Art Studio with Wonder 5
5月13日(日)【昼公演】小樽 CRU-Z ソロ+

 Wonder 5でのバンド・ライヴは12日の夜ライヴだけだが、なぜか初日から最終日まで、メンバー全員が北海道にいて、演奏しようと手ぐすね引いている。何だかすごいことになりそうだ。

 苫小牧は、JAMのマスターのバンド + ベチコの豪華メンバーでのセッション。+ 信夫君も入ってのWonder 2? または、5?
 小樽も、2とか、5とか?




 5月のこの時期、北海道は桜が満開だ。ソメイヨシノではなく、こんな感じ。だいぶ風情は違うが、桜と再会だ。

photo : Takuji