2018年2月4日日曜日

〈The Sound Of Silence〉に漂う60年代の虚無感

 1年2ヶ月ぶり、東京では2年ぶりになる白浜さんとのジョイント・ライヴ。すばらしく盛り上がった。

 白浜さんと初めて、サイモン&ガーファンクルの〈The Sound Of Silence〉をカバーした。
 この歌をステージで歌うのは、2009/9/5 鳥取 米子 BELIERで、織田哲郎君とジョイント・ライヴした時のセッション以来だ。

 ひさしぶりに歌うから、何度も歌い込んで、訳詞ももう一度読み返した。
 今は沖縄に住んでおられる翻訳家の山本安見さんが1986年に出版された『サイモン&ガーファンクル詩集』が本棚にある。以前、安見さんからいただいた本だ。
 あんなに静かで美しいメロディに、こんなに激しく、しかも内省的な詞を60年代に書いていたのか、と改めて驚愕する。

 俺が初めてサイモン&ガーファンクルを聴いたのは、確か13歳の頃。ギターを弾き始めたばかりだった。ポール・サイモンのギターを必死に練習し、歌も練習した。俺の音楽的ベースの大きなひとつだ。


photo : Yukari Watanabe


 オフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉に、年に1度の「オフィシャル・インタビュー」を掲載した。今年の35周年へ向けて、そしてその先への話をしている。


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