2025年10月30日木曜日

名古屋 2 Daysは、生声、生音で

  この週末に開催する、名古屋 PIANO BAR Club Adrianaでの2 Days。
 この店は、基本はグランドピアノがあるジャズバーで、生の楽器の音が綺麗に響く造りになっている。PAは簡易的なものだと聞き、スタッフと話し合った結果、マイクを使わない、ギターも音響を使わない、完全な生の声と生の音でやることにした。
 東京では年に1度やっているが、名古屋でやるのは初めてになる。

 生のライヴは、独特の雰囲気になる。体と喉を震わせた声、ギターのサウンドホールから鳴る音が、会場の響きと相まって、直接お客さんの耳と体に響いてくる。
 今回の名古屋は、そんな特別なライヴになる。いつもと同じようで、まったく違うライヴ。ぜひ堪能してね。

■11月1日(土)■11月2日(日)
名古屋 PIANO BAR「Club Adriana」(クラブ アドリアーナ)

 そして今回も、愛知北FM放送【伊藤由美子のCozy Space】に出演するため、明日名古屋へ向かう。3曲歌うことになっているから、近日中の公開を楽しみにしていてね。


2025.2.2 名古屋 Rosemary Hart Photo : Staff


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2025年10月29日水曜日

名古屋、北海道へ 準備万端

  弦を40セット購入。ライヴだけじゃなくレコーディングもあったから、減るのが早かった。
 そしてブリッジピンも購入。9/15のWonder 5とのバンドライヴの時に5弦が切れ、ピンが飛んで行方不明になって弦が替えられなくなり(ライヴ後に見つかった)、ストウ君の予備のギターを借りて助かった。そんな時のためにギターケースに入れておくことにした。
 ブリッジピンの素材はローズウッドにした。プラスチック、エボニー、牛骨、ブラスなど、いろんな素材があって、変えるだけで音が違ってくる。

 今週末の名古屋、そして来週の北海道の準備に集中しよう。
 詳細は以下をクリック。

■11月1日(土)■11月2日(日)
名古屋 PIANO BAR「Club Adriana」(クラブ アドリアーナ)

■11月8日(土)
北海道 札幌 Blues & Rock Bar STORMY MONDAY(ストーミーマンデー)

■11月9日(日)
北海道 札幌 真駒内 純喫茶 はま灯台
ゲスト:深見順也




Photo : Takuji


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2025年10月28日火曜日

『ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢』

  1998年、ロンドン、ナショナルギャラリー。膨大な数の作品が展示されている美術館。
 ある部屋に入ると、一点からギラギラとオーラを感じた。ゴッホの『ひまわり』だった。絵の前で立ちすくんでしまった。
 ナショナルギャラリーは入場無料。3ヶ月の滞在の間、何度も何度も足を運び、絵の前に立った。

 東京都美術館で、『ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢』を見た。ゴッホの展覧会は日本ではよく開催される。今回は家族をモチーフにしたものだった。
 生地オランダでの作品は、重苦しく暗いものが多かったが、パリに移り住んだ頃から、浮世絵などの影響もあってか鮮やかな色彩に満ちていく。今回の展示にはなかったが、精神を患っていく晩年の作品には狂気すらにじむ。
 
 生前、1枚しか作品が売れなかったゴッホを、弟のテオが支え続けた。家族の繋がりだけじゃなく、画商だったテオがゴッホの才能を発見したからこそだろう。
 ゴッホが37歳で死去した半年後、テオは病死。その後、テオの妻のヨーと息子のフィンセント・ウィレムはゴッホの作品を守り続け、ゴッホ財団を設立する。

 ちなみに、原田マハの小説『たゆたえども沈まず』『リボルバー』(小説)『ゴッホのあしあと』(エッセイ)は、どの作品もゴッホの等身大が浮かび上がってきて超おもしろかった。

 亡くなった後に認められたという点で、ふと宮沢賢治を連想した。賢治も37歳で没している。


Photo : Takuji


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2025年10月27日月曜日

〈シブヤ スクランブル ストーリーズ〉

 〈シブヤ スクランブル ストーリーズ〉の総監督イシイジロウさんが、グッズを送ってくれた。Tシャツ、トートバッグ、バッヂなどなど。
 公式サイトと「X」がオープンした。これからの色々な活動報告は、ここで見てね。

以下をクリック
〈シブヤ スクランブル ストーリーズ〉公式サイト
X〈シブヤ スクランブル ストーリーズ〉


Photo : Takuji


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2025年10月26日日曜日

サンキュー、harness!

  半年に1度続けている〈熊本応援ライヴ〉。今回はお客さんから「好きなフレーズ」がある歌をリクエストしてもらった。結果、なかなかに濃いセットリストになった。

 売り上げの¥77,000を「熊本城 災害復旧支援金」に送る。いつもありがとう!
 〈熊本応援ライヴ〉は、地震から10年の来春、4/11 阿佐ヶ谷harnessでひとまず終了する。参加してくれたみんなには、心から感謝している。

■セットリスト
01.HOLY LAND -聖地-
02.Night Walker
03.成長
04.少年と風
05.負けないで
06.このどん詰まりから俺を救ってくれ(小説『明日なき暴走』より)
07.大人になった(ファンクラブ〈ONE〉巻頭詩より)
08.ひまわり
09.夏の終わりに
10.Butterfly(ダニエル・ジャラール  カバー)
11.花・太陽・雨(PYG  カバー)
12.祈りの歌(三浦久  カバー)
13.The Fool On The Build'
14.こわれた自転車
15.今までの僕は

E1.Blind Love
E2.微熱夜

E3.オリオンのティアラ


photo : Yukari Watanabe


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2025年10月23日木曜日

名古屋、北海道へ!

 大阪、東京と開催してきた〈小山卓治|Well 2 + 10〉。ベストアルバム《Well 2 -Songs of 40 years-》29曲 + 10曲を2日で歌いきるライヴの、名古屋編が近づいてきた。
 初めてやるピアノバー Club Adrianaは、グランドピアノもあって、しゃれた雰囲気のようだ。
 2日とも、そろそろソールドアウトとのこと。楽しんでね。

 そしてその翌週は、2年ぶりになる北海道へ。
 こちらも初めての場所で、札幌 Blues & Rock Bar STORMY MONDAYと、札幌 真駒内 純喫茶 はま灯台。はま灯台にはシンガーの深見順也君が参加してくれる。
 2年ぶりだから、懐かしい歌から新しい歌まで、たっぷり歌うよ。会えるのを楽しみにしている。

■11月1日(土)■11月2日(日)
名古屋 PIANO BAR「Club Adriana」(クラブ アドリアーナ)

■11月8日(土)
北海道 札幌 Blues & Rock Bar STORMY MONDAY(ストーミーマンデー)

■11月9日(日)
北海道 札幌 真駒内 純喫茶 はま灯台






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2025年10月22日水曜日

《OREAD》写真集 購入特典サイト オープン !

  OREADの写真集を製作したコヤママサシ君から「特典サイト」オープンのお知らせが届いた。
 購入時の特典として、メモリアルフォトカード、メモリアルチケット、ステッカーが同封されているが、さらに写真集についているパスワードで、今年のOREADの写真70枚(オープンマイク、ライヴ、打ち上げ)と、10曲の動画がダウンロードできる。
 俺もさきほど受け取って、ニコニコしながら見ているところだ。俺と三浦久さんとベチコ、それにお客さんの笑顔が弾けている。
 ぜひ入手してね。俺のライヴ会場でも販売していく。

 ウェブ購入と、特典の入手は、以下をクリック
〈小山卓治 10年目のOREAD 写真集〉






photo : Masashi Koyama, Takuya


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2025年10月20日月曜日

『たとえば君 河野裕子・永田和弘』

  2人の歌人の相聞歌集を読んだ。サブタイトルは「四十年の恋歌」。
 21歳の河野裕子と20歳の永田和弘は、和歌を通じて知り合い、恋をし、結婚し、2人の子供に恵まれ、それぞれが何冊も歌集を出版し、2010年、64歳で河野裕子が乳がんで亡くなるまで、多くの相聞歌を作り続けた。

 若い頃の河野裕子の随筆にこんな文章がある。
 誰かの為に、何かの為に、という大義名分では決して短歌は作れるものではない。短歌はもっとつきつめた、ひとりぼっちなものであると思う。

 それでも2人は何百首もの恋の歌を、河野裕子が亡くなるまで(亡くなった後の永田和弘の挽歌も)作り続けた。
 この本は、それをひとつにまとめた短歌集だ。
 これほどまでに熱く、穏やかで、痛い相聞歌を、これまで読んだことがなかった。いくつか紹介したい、

・出会ったばかりの若い頃

たとえば君 ガサっと落葉すくふやうに私をさらつて行つてはくれぬか
河野裕子
あなた・海・くちづけ・海ね うつくしきことばに逢えり夜の踊り場
永田和弘

・結婚して子育ての頃

鈍感なわたしだつたよひたひたとあなたのこゑを書きつけておく
河野裕子
あそこにも、ああ、あそこにもとゆびさして山の桜の残れるを言う
永田和弘

・河野裕子の死を前にして

あなたらの気持ちがこんなにわかるのに言い残すことの何ぞ少なき
河野裕子
ヤドリギは夕暮れ影を深くする幸せすぎたと泣く人がゐる
永田和弘

・河野裕子の死後

たったひとり君だけが抜けし秋の日のコスモスに射すこの世の光
永田和弘




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2025年10月18日土曜日

OREAD写真集

  2013年から、ほぼ毎年のようにライヴを続けてきた、長野県辰野にあるライヴハウスOREAD。
 シンガーで、ボブ・ディランやブルース・スプリングスティーンの歌詞の翻訳家でもある三浦久さんが作ったライヴハウスだ。
 俺はここを「音楽の聖地」と名づけた。

 今年、10回目のライヴになるのを記念して、これまでのすべてのライヴを写真に収めてきた、俺のアルバムジャケットの写真とデザインを25年間手がけているコヤママサシ君が作った、写真集が完成した。
 俺や三浦さんの写真だけじゃなく、オープンマイクに参加してくれた人たちや、客席の笑顔の写真も多く掲載されている。
 まだOREADに行ったことがない人にも、そこで生まれたマジックを感じ取ってもらえるはず。
 俺と三浦さんの書き下ろしのエッセイも掲載されている。ぜひ手に取ってほしい作品だ。

 詳細と購入は以下をクリック。ライヴ会場でも販売するよ。

《OREAD》
Takuji Oyama Live 10th year@OREAD






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2025年10月16日木曜日

熊本応援ライヴ リクエスト募集

  熊本地震が起きた2016年から始めた〈熊本応援ライヴ〉。来春の10年を区切りに、ひとまず終了するつもりだ。来週末を含めてあと2回ということになる。
 これまで、カバーソング、ファンのみんなとのセッション、男性限定 女性限定のリクエストなど、みんなが楽しんでくれる企画でやってきた。

 今回の企画は、こんなのを考えた。
 心に残った歌詞のフレーズをセレクトし、その歌詞を書いてリクエスト曲を送ってほしい。できれば、その歌詞に対してちょっとしたコメントをつけてくれると嬉しい。かぶるかもしれないので、1人2曲にする。

 リクエスト、待ってるよ。今回も楽しい夜にしよう。

詳細と予約は以下をクリック。
〈熊本応援ライヴ〉
■2025年10月25日(土) 東京 阿佐ヶ谷 harness




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2025年10月14日火曜日

サンキュー、大阪、福岡!

  TAKUJI, HISASHI & TOBENで初めての、大阪と福岡でのライヴ、大盛況だった。

 やりながらふと、この3人が同じステージに立つ意味がちゃんと伝わっているのかなと思った。
 改めて説明しておこう。「白浜久 Project」として6人編成でバンドライヴをやり、その後4人編成でのライヴをやった。
 白浜さんの「クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングみたいな、バリバリにコーラスをやるユニットをやりたいね」という話から、「じゃあトーベンさんはどう?」という提案になり、3人で組むことになった。3枚のアルバムを作り、ライヴを重ねてきて、日本でもまれなコーラスユニットになった。

 大阪と福岡では、トーベンさんが何曲かベースを弾き、大阪のアンコールでは髙木太郎氏がドラムで参加してくれた。
 このユニットはこれからも続けて行く。来年の2月に、また東京でやることが決まった。


 おまけエピソード。
 羽田空港で待ちあわせして大阪行きの飛行機にチェックインする時、トーベンさんの荷物にアーミーナイフが入っていると疑われ、入念に検査された結果、爪切りだった。
 トーベンさんの歌に〈職質ブギ〉ってあったな。


Photo : Staff


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2025年10月9日木曜日

名古屋 2 Days

 大阪と東京で開催した、ベストアルバム《Well 2 -Songs of 40 years-》収録の29曲+10曲を2日で歌いきるライヴの、名古屋での開催が近づいてきた。
 大阪とも東京とも違うセットリストを組むつもりだ。場所は、新栄駅近くのピアノバー、クラブ アドリアーナ。グランドピアノのあるおしゃれな空間。俺の歌がどんな風に響くか楽しみだ。

詳細と予約は、以下をクリック
〈小山卓治|Well 2 + 10〉
11/1, 2 名古屋 PIANO BAR Club Adriana





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2025年10月7日火曜日

大阪、福岡へ!

  昨日は、今週末のライヴに向けて、TAKUJI, HISASHI & TOBEN(小山卓治, 白浜久, 湯川トーベンのユニット)のリハーサル。3人で初めての、大阪と福岡でのライヴだ。
 回を重ねるごとに、アンサンブルがよくなっていくのが分かる。
 サードアルバムのレコ発でもある。福岡はライヴ生配信もあるよ。
 楽しみな週末だ。会いに行くよ!

 写真はスタジオの鏡でのスリーショット。

ファーストアルバムダイジェスト(YouTube)
サードアルバムダイジェスト(YouTube)

詳細と予約は、以下をクリック
■10月11日(土) 大阪 Live bar ROOTS ’66
■10月12日(日) 福岡 CAVERN BEAT


Photo : Takuji




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2025年10月6日月曜日

サンキュー、OREAD!

  OREADでのライヴがすばらしすぎて、昨日は脱力していて書けなかった。
 2年ぶりのOREAD、三浦久さんとの再会、初めてのゲストに磯部舞子と河村博司(と息子ちゃん)。
 今回のライヴ開催にも、地元の有志やファンの人たちが尽力してくれた。本当にありがとう。

 コヤママサシ君の写真集も発売された。くわしくは以下をクリック。
 「Takuji Oyama Live 10th year@OREAD」
 俺のライヴ会場でも、今後販売していく。

 コヤマ君からの伝言。
「たくさんの方に知ってほしいので、SNSに写真を掲載してくれると嬉しいです」
 下に写真を掲載した。スキャンじゃなく、こんな感じでね。

 ライヴの写真は、若松政美君と佐藤和恵さんのSNSから拝借した。ありがとう。


■セットリスト(with 磯部舞子)

01.夢の島
02.PARADISE ALLEY
03.Midnight Primadonna
04.PrimaとNoir
05.ばあちゃんごめんね
06.冒険が始まる
07.クリスタルレインドロップ
08.ひまわり

三浦久ソロ

09.少年と風(ソロ)
10.雨の音を聴きながら(ソロ)
11.ダリア
12.世界はすばらしい
13.Aspirin
14.最終電車

E1.種の歌 [wth 河村博司, Audience]
E2.傷だらけの天使 [wth 河村博司, Audience]
E3.祈りの歌 [with 三浦久]








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2025年10月3日金曜日

《小山卓治・夢プロジェクト》最終レコーディング

 昨日、スタジオで最後になるレコーディングをやった。

 8/9の〈西本明ナイト 1st Day  尾崎豊トリビュート〉の時、俺の歌に参加してくれた柿島伸次君が、ナイスなハープとコーラスを披露してくれた。

 そして満を持して登場したのが、佐橋佳幸君。西本明さんと共に、佐野元春さんのザ・ホーボーキング・バンドに参加したギタリスト。
 だが、それだけじゃない。俺のデビューシングル盤の〈FILM GIRL〉でギターを弾いたのが佐橋君だ。当時はクレジットがなかったから、そのことを知っている人は少ないだろう。
 西本さんから「小山卓治って知ってる?」と聞かれ、「もちろん!」と答えてくれたそうだ。

 再会の握手の後、当時の話に花が咲いた。お互いに当時のことはよく憶えていた。よく使っていた渋谷の並木橋にあったスタジオ「J」(RCサクセションが《BLUE》というアルバムをレコーディングしたスタジオ。アルバムジャケットもそこで撮影されている)、俺とThe Conxは、いつもそこでリハーサルしていた。〈FILM GIRL〉をレコーディングした日𠮷にあるヤマハのスタジオ、当時のスタッフたちの名前。
 佐橋君は同じプロダクションに所属していて、UGUISSというバンドで俺と同じ1983年にEPIC・ソニーからデビューした。ソロになってからの活躍はめざましい。それだけ多忙だったのに当時のことを憶えているのは、お互いに若くてギラギラしていた時代だったからこそだろう。

 そのプレイはすばらしかった。弾き終えてブースから出てきた佐橋君に、そこにいた全員から自然に拍手が起きた。
 ここだけネタばれになるけど、言っちゃおう。彼に参加してもらった曲は〈FILM GIRL〉。42年ぶりに同じ歌でギターを弾いてもらう。こんな幸せなことがあるだろうか。

 そしてレコーディングの最後の歌は、西本さんのピアノと俺の歌だけ。
 ブースに入り、ヘッドホンをし、西本さんのピアノのイントロに聴き入る。そして歌う。ものすごい緊張感だった。1テイク歌うごとに100メートルをダッシュするくらいのエネルギーを使った。

 スタジオでの作業は終わった。あとは細かい作業、ミキシング、マスタリングと続いていく。
 まだちょっと早いが、《小山卓治・夢プロジェクト》を立ち上げてくれた人たちと、ミュージシャンに声をかけ、スケジューリングをし、プロデュース、アレンジ、プレイと大活躍してくれている西本さんに、深い感謝を。
 《小山卓治・夢プロジェクト》の作品が完成するまでの道のりはまだまだ。でも、確実に新しい一歩を踏み出せた。


Photo : Takuji


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2025年9月30日火曜日

今週末、OREADで会いましょう

  2年ぶりのOREAD。すでにたくさんの予約が入っている。
 オープンマイクへの参加希望も今までで最多になり、1人(1組)の持ち時間がけっこうタイトになってきた。なので、オープンマイクへの参加は、ここで締め切らせてもらう。

 当日のオープンマイクは、開場 16:00 / 開演 16:30なので、可能なら16:00に到着してもらって、早めにスタートさせたいと思っている。みんなの協力をお願いしたい。楽しい時間にしよう。

 さて、俺は何を歌おうかな。

〈小山卓治 ワンマンライヴ & オープンマイク〉
■10月4日(土) 長野 辰野 OREAD



2025年9月28日日曜日

天才と孤高

  以前、あるクリエイターからこんな話を聞いた。
「僕はもう、あの人とは今後仕事をしないことにしました。あの人のわがままには付き合いきれなくて。あの人は……まあ、天才なんでしょうね」
 天才と言われて最後に一人ぼっちになるくらいなら、自分が天才じゃないことを喜ばなきゃ。


 《小山卓治・夢プロジェクト》のレコーディングの際、西本さんがメンバーによく言っていた。
「演奏する前に、まず歌詞を読んでくださいね」

 昨日は、西本さんとスタジオでプリプロダクション。2曲をプレイ。これで予定していた11曲がそろうことになる。
 作業が終わり、西本さんが言った。
「小山さんみたいな歌詞を書くシンガーは、日本じゃ他にいませんね」
「よく孤高のシンガーとか言われますよ。でもそれって友だちがいないってことでもありますよね」
「(笑)」

 でも今、思う。
 俺は決して孤高ではない。
 たくさんの理解者たちに囲まれている。
 それに俺は、一緒に仕事をする人を絶対に傷つけたりしない。


 レコーディングは来週。また名うてのミュージシャンが登場する。会うのは何10年ぶりだ。


Photo : Staff


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2025年9月26日金曜日

彼岸花の季節

  どんなに猛暑が続く年でも、お彼岸になると必ず見頃を迎える彼岸花。ほとんどが真っ赤な花だが、たまに白い花を見かける。どういう進化の過程を経て、こんな形の花弁に進化したんだろうな。

 さて、マーチンの弦を張り替えて、西本さんとのプリプロの準備。明日、2人でスタジオに入る。あと2曲だ。


Photo : Takuji


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2025年9月22日月曜日

OREADライヴ with ベチコ

 長野県辰野 OREADでのライヴ。コロナ禍での中止などもあったが、今年で10回目を迎えることになった。
 いつも思っている、ここは“音楽の聖地”だ。歌っていると、何かが舞い降りてくるのを感じる。

 OREADで歌い始めた頃から思っていた。
「ああ、この空間には、ベチコのバイオリンの音色が似合うだろうな」
 今年、ついに念願がかなうことになった。三浦久さんも、きっとベチコのバイオリンを好きになってくれるはずだ。
 今、ベチコのベストパフォーマンスを引き出すセットリストを考えている。今までで最高のライヴをやる。

 ライヴの前には〈オープンマイク〉が開催される。全国でもここだけの企画だ。みんな楽しそうにステージに立ち、フェバリットソングやオリジナル、俺の歌のカバーを披露してくれる。もちろん俺も参加する。ベチコにも声をかけている。

 コロナ禍の後は自粛していたが、今年のアンコールは以前のようにみんなと一緒にやろうと思う。
 曲は〈種の歌〉と〈傷だらけの天使〉。楽しもう!

予約は以下をクリック。
〈小山卓治 ワンマンライヴ & オープンマイク〉
■10月4日(土) 長野 辰野 OREAD


 今年はさらに、コヤママサシ君の『OREAD写真集』の発売もある。
 詳細はこちら
 すばらしい1日になるだろう。






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2025年9月19日金曜日

TAKUJI, HISASHI & TOBEN ライヴ写真

  9/6、Club GOODMANでのライヴ写真が、白浜久さんのサイトにたっぷり掲載されている。のぞいてみてね。

〈TAKUJI, HISASHI & TOBEN 2025 at Tokyo〉


 TAKUJI, HISASHI & TOBENのライヴは、いよいよ大阪と福岡へ。詳細と予約は以下をクリック。

■10月11日(土) 大阪 Live bar ROOTS ’66
■10月12日(日) 福岡 CAVERN BEAT




photo:Keiko Handa



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2025年9月17日水曜日

『Takuji Oyama Live 10th year @ OREAD』販売サイト オープン

  デザイナーでカメラマンのコヤママサシ君が、魂を込めて作り上げた写真集のサイトが完成した。

『Takuji Oyama Live 10th year@OREAD』

 9/20から予約開始、10/4のOREADのライヴ会場で販売をスタートさせる。


ライヴの詳細と予約は以下をクリック。ベチコも初参加するよ。
〈小山卓治 ワンマンライヴ & オープンマイク〉
■10月4日(土) 長野 辰野 OREAD






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2025年9月16日火曜日

サンキュー、新横浜 LiT!

 LiTが満員になった。これまでのWonder 5のライヴで最高だったんじゃないかな。
 俺のギターの5弦が切れて弦をとめるピンが行方不明になり、ストウ君のサブのギターを借りたりもしたけどね。
 〈Aspirin〉でのドクターベチコを、ドッキリでドクター天神にしたてたり、〈Hustler〉で、俺とベチコとストウ君で(サイン入りの)トランプを投げたり、お楽しみもたっぷり。
 みんな楽しんでくれて、本当にありがとう!






photo : Yukari Watanabe


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2025年9月14日日曜日

明日、バンドライヴ!

  明日は、ほぼ半年に1度のWonder 5とのライヴ。もう超ワクワクだ!
 そしてその翌日、俺は68歳を迎える。

詳細と予約は以下をクリック
〈Takuji Oyama 68th Birthday Special Live 〉
■9月15日(月祝) 神奈川 新横浜 LiT


photo : Yukari Watanabe


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2025年9月13日土曜日

最高のレコーディング

  《小山卓治・夢プロジェクト》第3次のレコーディング。すばらしいサウンドが生まれた!
 なんか、すごいことになってきたぞ。


Photo : Staff


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2025年9月11日木曜日

第3次レコーディングメンバー

 渋谷のスタジオに集結したのは、今回も名うてのミュージシャンばかり。
 浜田省吾さんが大ヒットアルバム《J.BOY》をレコーディングした時のバンド、THE FUSEのメンバー。

 ドラム:高橋伸之
 ベース:江澤宏明
 キーボード:板倉雅一

 その頃、西本明さんは、佐野元春さんのバンド、HEARTLANDでプレイしていた。

 さらにもう1人。
 ギター:河口修二

 Mr.Childrenのサポートギターをやっていた。2010年前後には何度も同じステージに立った。

 メンバーのアンサンブルがよすぎて、アッという間にアレンジが固まっていった。さすがとしか言いようがない。

 今回は、俺の歌の中でもわりとポップ色がある歌を3曲セレクトした。
 スタジオで西本さんが言った、歌についての感想。
「80年代の歌は、やっぱり青春の香りがしますね」
「そうですね。まだ懲りてない時期でしたから」
「(笑)」

 歌に新しい息吹が吹き込まれた。
 今更だけど、ボーカルの改善点も見つかった。伸びしろはいくらでもある。

 そして明日、レコーディングだ!
 《小山卓治・夢プロジェクト》の全貌が見えてきた。




Photo : Staff


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2025年9月8日月曜日

《小山卓治・夢プロジェクト》レコーディング

  第3次レコーディングに向けて、先日のプリプロのプレイを進化させたテイクが西本さんから届いた。聴いていてワクワクする!
 レコーディングメンバーにも同じ資料が送られている。今週、リハーサルとレコーディング。楽しみしかない。




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2025年9月7日日曜日

サンキュー、GOODMAN!

  Club GOODMANに来てくれたみんな、ありがとう!
 全19曲を3人で歌った。とてもいい雰囲気のライヴになった。
 ライヴ後は、物販のところに行列ができて、〈TAKUJI, HISASHI & TOBEN Ⅲ〉を購入してくれた。
 このCDは、今後の俺のライヴ会場で販売する。もちろん白浜さんとトーベンさんのライヴでも。

 昨日のライヴ配信は以下をクリック 9/20まで公開
「TAKUJI, HISASHI & TOBEN Live at Goodman」

 そして3人のユニットは、大阪と福岡へ。盛り上がろう。
 詳細と予約は、以下をクリック。
〈TAKUJI, HISASHI & TOBEN 2025〉
■10月11日(土) 大阪 Live bar ROOTS ’66
■10月12日(日) 福岡 CAVERN BEAT


セットリスト

01.あの空のどこかに
02.路傍のロック
03.フォークロック
04.Under Dog
05.クリスタルレインドロップ
06.No no boy
07.花・太陽・雨

インターバル

08.話にならないロック
09.嵐からの隠れ場所
10.Love & Hate, Peace or War 
11.明方小話
12.バタフライ
13.君と僕の物語
14.Rock’n Roll's Over
15.何もなかったように

E1.たんぽぽ
E2.さらば恋人
E3.12月の雨の日
E4.風景




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2025年9月5日金曜日

TAKUJI, HISASHI & TOBENライヴ 明日開催!

  昨日はWonder 5とのリハーサル。アレンジを入念にチェックし、セットリスト通りにプレイして全体の流れを確認、ブラッシュアップさせていく。
 終わった後は、軽く飲みに。以前のエピソードで大笑いしたり、9/15に向けての話など。最高のライヴになるだろう。

 そして明日はTAKUJI, HISASHI & TOBENのライヴ。こちらも間違いなく最高のライヴになる。
 サードアルバムの販売もあるよ。
 今日は1日、明日へ向けての準備だ。

詳細と予約は以下をクリック
〈TAKUJI, HISASHI & TOBEN 2025 at Tokyo〉
■9月6日(土) 東京 Club GOODMAN

〈Takuji Oyama 68th Birthday Special Live〉
■9月15日(月祝) 神奈川 新横浜 LiT




photo : Yukari Watanabe


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2025年9月2日火曜日

OREAD写真集 発売決定

  2013年、初めての長野県 辰野 OREADでのライヴから、デザイナーでカメラマンのコヤママサシ君は参加し、以来すべてのOREADでのライヴを写真に収めてきた。
 今年10/4、10回目のOREADライヴを記念し、写真集が発売されることになった。
 『小山卓治 全詩集 旅をする言葉』に続き、ここにまたひとつ、コヤマ君の歴史に刻まれる作品が完成した。
 俺や三浦さんの写真だけじゃなく、オープンマイクに参加してくれた人、ライヴに参加してくれた人たちの笑顔もたくさん収録されている。
 10/4のOREADから発売をスタートする。

ライヴの詳細と予約は以下をクリック。
〈小山卓治 ワンマンライヴ & オープンマイク〉
■10月4日(土) 長野 辰野 OREAD

 以下はオフィシャルのテキスト。
────────────────────────────
《OREAD》
Takuji Oyama Live 10th year @ OREAD
コヤママサシ写真集

長野県 辰野にあるライヴハウスOREAD(オーリアッド)での小山卓治ライヴが、今年10月で開催10回目となります。そしてOREADは40周年。三浦 久氏とのセッション、多彩なゲストミュージシャンなど、小山卓治の全ライヴを記録した写真集です。

10月4日 OREAD会場発売開始
●全68ページ、横開きB5サイズ 付録:特製ステッカー
●9年間のライヴ写真
●ゲストミュージシャン、オープンマイクで歌った方たちの写真
●三浦 久、小山卓治 書き下ろしメッセージ

その他の購入方法は、後日お伝えします
────────────────────────────





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2025年9月1日月曜日

TAKUJI, HISASHI & TOBEN 9/6 東京ライヴ!

 9/6のライヴに向けて、3人でスタジオに入ってリハーサル。
 回を重ねるごとに、3人の声の混じり具合がよくなっていくのを実感する。それがユニットの強みになっていく。
 今週末は、東京 Club GOODMAN。完成したばかりのサードアルバムの歌は全曲やる。そして、大阪と福岡のライヴも決まっている。たくさんの人に聴いてもらえるのが本当に楽しみだ。

詳細と予約は以下をクリック
〈TAKUJI, HISASHI & TOBEN 2025〉
■9月6日(土) 東京 Club GOODMAN
■10月11日(土) 大阪 Live bar ROOTS ’66
■10月12日(日) 福岡 CAVERN BEAT

サードアルバムダイジェスト(YouTube)
ファーストアルバムダイジェスト(YouTube)




Photo : Staff




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2025年8月30日土曜日

西本明さんとスタジオへ

  第3次レコーディングのプリプロダクションのために西本さんとスタジオに入った。次の3曲に取りかかる。これで9曲になる。
 まずは、テンポを決める作業から。CD音源とライヴ音源では、曲によってはテンポが違う。アコースティックギター1本でのライヴだと、日によって、またはその歌をセットリストのどこに置くかによってもテンポがかすかに変わる。ほんの少しの違いで歌の色が違ってくる。その中から、今の気持ちに一番適しているテンポを探して決めていく。
 そしてそこに、西本さんの新しいエッセンスが散りばめられていく。新しいコードがひとつ入るだけでイメージが変わる。

 再来週には、また新しいメンバーとのリハーサル。今回もすごいメンツだ。そしてレコーディング。
 メンバーはリハーサルの日にお知らせするよ。
 楽しみだ!


Photo : Takuji


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2025年8月29日金曜日

Wonder 5 リハーサル開始

 ギルドの弦を張り替えてスタジオへ。Wonder 5とのリハーサルが始まった。
 新しくプレイする歌、それぞれのメンバーとやってきてバージョンが違う歌のリアレンジ。新しい演出の仕込み。
 2012年にWonder 4からスタートしたこのバンドは、2017年に信夫正彦を迎え、2023年にストウタカシを迎え、より強固でしなやかなサウンドを奏でる、“バンド”へ進化してきた。
 断言しよう。今のWonder 5は最強だ。

 9月15日、新横浜で会おう!


詳細と予約は以下をクリック
〈Takuji Oyama 68th Birthday Special Live 〉
■9月15日(月祝) 神奈川 新横浜 LiT


photo : Yukari Watanabe




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