2018年7月29日日曜日

毎年恒例 生声ライヴ

 ライヴの前に台風が近づいてきたら、今までだったら無責任に「逸れてくれ」なんて思っていたが、先日、広島で豪雨の傷跡を見たばかりだし、どっちに逸れたとしても、そこには人が住んでいて、友人が住んでいる。
 天災だけは、なすすべがない。

 今年で9回目になった埼玉県入間での生声ライヴ。4回目になるファンの人たちとのセッションに加え、持って来てくれたギターを俺が弾くという企画も加えた。
 様々な音色のギターで歌うことができて、個人的にはすごく楽しかった。来てくれたお客さんにも、おおむね好評だったようだ。
 初めてのセッション曲〈世界はすばらしい〉は、本当にすばらしいギターと歌声が響き渡った。幸せだった。

 ライヴが終わる頃には、土砂降りの雨になった。幸い電車は動いてくれたので、みんな無事に帰路につけたようだ。
 今年も素敵なライヴになった。また来年、入間アミーゴで会おう。


photo : Masashi Koyama


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2018年7月25日水曜日

滋賀 近江八幡、愛知 今池、愛知 豊田、広島、福岡、熊本

 怒濤のようなツアーが続いて、ダイアリーもちょっと空いてしまった。

 近江八幡はとても響きのいいスペースだった。「初めまして」のライヴだったが、ちゃんと歌が伝わっているのを感じた。また歌いに行きたい場所が増えた。
 お客さんが、壱製パン所のパンを差し入れてくれた。地元でも有名らしく、すごいうまかった。
 この時期しか食べられないという、さくらびわますの刺身が超美味だった。

 名古屋はお馴染みの、りとるびれっじ。いつもながらたくさんのお客さんが来てくれた。アンコールの最後は湯川トーベンさんの最終兵器〈バンドマンブルース〉で大盛り上がり。

 豊田は、まさにトヨタの街。カレンダーが二つあるそうだ。通常のカレンダーと、トヨタの業務に合わせたもの。
 ここはセンチメンタル・シティ・ロマンスのホームのような会場。病気療養中の中野督夫さんに元気になってもらうため、一緒に作った〈種の歌〉を歌った。

 広島からは一人旅。豪雨に見舞われた広島は、空港から市内までの高速道路が1週間前まで閉鎖されていた。道沿いに山崩れの跡が何カ所もあり、被害の甚大さを感じた。
 そんな状況でもお客さんが来てくれて、熱いライヴになった。今回も元BACCHUSのドラマー、未来が来てくれ、ライヴ後はお客さんも交えて軽く打ち上げ。

 福岡のゲストに登場してくれた田中ミツル君の声量に、お客さんが圧倒されていた。少しずつ歌う機会が増えているそうだ。続けてほしいと思う。
 music bar S.O.Ra. Fukuokaも、とてもいいスペースだった。

 熊本のBATTLE-BOX(A-studio)も、歌いやすい会場だった。
 鹿児島から来てくれた人もいた。
 ライヴハウスのオーナーさん、当日のPAさんは、昔バンドをやっていて、俺も含めて3人とも、かつて熊本で開催されたアマチュア・バンド・コンテストに出場していたそうで、その上、その時の司会の方も来てくださっていた。
 お客さんからのリクエストで、最後は〈Passing Bell〉。みんなの歌声が美しく会場に響いた。


近江八幡 酒游舘 photo : Dosyo


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2018年7月13日金曜日

関西弁の童話

 先日読んだ本『キツネのパックス』の挿絵を描いた作家、ジョン・クラッセンの絵本、「ぼうし三部作」とも言われる、『どこいったん』『ちがうねん』『みつけてん』を読了。
 キャラクターが無表情なのにかわいらしくて、ページをめくるのが楽しくて、お話の“間”がキュートで、最後はすごいブラックなエンディング。絵にそえられた言葉が、どういうわけだか関西弁に翻訳してあって、それが妙にキャラクターにマッチしているから不思議。








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2018年7月8日日曜日

入間アミーゴでのセッションと、新しい提案

 入間在住のファンの方から、「私の家の近くに、とても素敵な場所があります。ぜひそこで歌ってください」と提案してもらい、まずは下見に行った。円形で、天井の高いスペースで、音が美しく反響した。これは生声でやったらきっといいライヴになる。そう思い、2010年の初回から、ここではずっと生声ライヴをやり続けている。今年でもう9回目になる。同じ場所でこれほど長く続けているライヴ・シリーズは、他にはない。


photo : Masashi Koyama


 何年目だったか、参加するファンの人たちが、ライヴ会場の駐車場のスペースでギターを持ち寄って歌っているという話を聞いた。
「じゃあ、せっかくだから、ライヴで何か一緒にやろうよ」
 そう提案し、2015年に7人が参加してくれた。これまで3回やったが、参加者がどんどん増えている。
 参加してくれる人たちのために〈ギター・レクチャー〉という動画を作った。2016年はファン・クラブのサイトに、2017年からはYouTubeに動画を掲載した。
 今年、一緒にやる曲は、〈種の歌〉と〈世界はすばらしい〉にした。参加してくれる人は、この動画を見て練習してきてね。
 ライヴ当日の12:00から13:00まで、セッションの練習用に、ライヴ会場を開放する。ぜひ使ってね。

〈種の歌〉
〈世界はすばらしい〉




 そして今年は、もうひとつ新しい提案を。
 千駄木でのライヴ後に、お客さんからおもしろいアイデアをもらった
 入間でセッションに参加する人たちのギターを、希望する人は、後ろに並べて置いてもらって、本番で俺が1本ずつ弾いていく。
 ギターの説明や自慢や思い入れがあったら、それぞれ語ってもらう。
 これもふるって参加してね。
 今年は7月28日。入間は少し遠いから、14:30スタートにした。


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2018年7月6日金曜日

ストリート・ロックの時代

 以前もここに記したサイト「ストリート・ロックの時代」の著者、堀克巳さんが、《NG! 35th Anniversary Edition》について書いてくれた。
 佐野元春さんのデビュー曲〈アンジェリーナ〉と〈FILM GIRL〉についての考察は読み応えがある。ぜひ一読してね。



2018年7月5日木曜日

ベチコのバースデイ

 今日は磯部舞子 - ベチコのバースデイ。
 写真は、2010/11/13、 一橋学園 ローリング・ビーンズでのシークレット・ライヴ。
 1ヶ月ほど前にここで初めて会い、ちょっと話しただけのベチコを、無茶ぶりで呼び込んだところ。この後ベチコは、聴いたこともない〈傷だらけの天使〉を一緒にプレイする。

 まだコードという概念もあまりなかった、北海道にも九州にも行ったことがなかった、ツアーバッグも持っていなかった頃のベチコ。その後の活躍については、言うまでもない。
 俺の歌に、新しい彩りを与えてくれている。


 オフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉を更新した。
■フォトグラフ
01/09 横浜 パラダイスカフェ〈小山卓治 × 河村博司〉 photo : takuya
03/25 吉祥寺 STAR PINE’S CAFE〈35th Anniversary Band  Live〉 photo : takuya
05/26 岐阜 海津市 中島寺〈アコースティックお寺ライヴ 2018〉 photo: yukari watanabe
05/27 岐阜 揖斐川 真教寺〈アコースティックお寺ライヴ 2018〉 photo : yukari watanabe
06/16 東京 千駄木 Ruby's Arms〈10th Anniversary Live〉 photo : masashi koyama

 〈35th Annivers Band  Live〉は、4人のカメラマンの視点からの写真が出そろった。




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2018年7月3日火曜日

滋賀、名古屋、豊田、広島、福岡、熊本

 今週末の阿佐ヶ谷 harnessから、怒濤のライヴ・ツアーが続く。

 滋賀県でライヴをやったのは、2003年に1度だけ。これはもう行ったことにはならないな。
 酒游舘は初めて歌う場所だ。酒蔵を改造したスペースでライヴをやる。音の響きがすばらしいらしく、生声でやるかもしれない。

 名古屋のりとるびれっじは、もう何度も歌った場所だ。湯川トーベンさんとは2016年の3月以来になる。

 豊田市でライヴをやるのも初めて。如庵も、一癖ありそうな店だ。

 ここからはソロ・ツアー。広島 OTIS!は、ここ10年くらいずっとやっている。前回初めて生声でやって、いい雰囲気だったから、今回も生でやる。

 福岡 music bar S.O.Ra. Fukuokaも、初めての場所で、中州のど真ん中。写真で見る限り、とてもいい雰囲気だ。今年の3月に名古屋で初共演した、田中ミツル君をゲストに招く。

 熊本でソロ・ライヴをやるのは、実に6年ぶり。故郷なのにね。BATTLE-BOXは、以前お世話になった方がオーナーなので、再会が楽しみだ。

 たくさんの街で「初めまして」の人にも歌を届けることができる。ワクワクだ。


photo : Masashi Koyama


2018年7月2日月曜日

最近のインプット

 『キツネのパックス サラ・ペニーパッカー著』を読んだ。表紙もかわいくて、挿絵も入っていて、カテゴリーとしては児童文学になる。
 キツネと少年のハートウォーミングな物語なのかなと読み進めていったら、途中からどんどん硝煙と野生の匂いが漂ってきて、やけにシュールな登場人物もいて、残酷なシーンも多々ある。
 最後まですごい力で引っ張られた。映画化が決定しているそうだ。ぜひ見なきゃ。




 『有夫恋 時実新子著』。川柳の句集。
 川柳とは、ざっくり言えば、季語のいらない5・7・5で、ちょっとユーモアのこもったものというイメージがあるが、この本はタイトル通り「夫がいながらの恋」がテーマで、背徳の匂いが充満している、が、息苦しくはない。

狂う眼はこうか鏡に訊いてみる
靴音が近づき胸を踏んで過ぎ
てのひらで豆腐を切って思慕を断つ
あの人を思いこの人見ています
投げられた茶碗を拾う私を拾う
青春へ杏一個を置き忘れ
ふたたびの男女となりぬ春の泥
人生のこんなところで笑う人




 ブルース・スプリングスティーンと同じ1973年にデビューし、日本では“知る人ぞ知る存在”だが(日本版のウィキペディアすらない)、ヨーロッパでは超人気のアメリカ人、エリオット・マーフィーの《Aquashow Deconstructed》を聴いた。デビュー・アルバム《Aquashow》を丸々セルフ・カバーしたアルバムだ。日本盤はリリースされていない。
 聴き比べてみると、演奏は同じキーだが、歌はオクターブ下で歌っている曲もあって、何だかドスがきいている。
 年齢にあらがおうとしない、いさぎよささえ感じた。

 2015年に24年ぶりに来日した時のライヴを見た。本当に小さなライヴハウスで、アコースティック・ギター1本でのライヴだったが、客席には熱いファンが集まり、その一挙手一投足を胸に刻んでいた。
 どこか、目が離せないアーティストだ。






 オフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉を更新した。
■ライヴビデオ
〈ILLUSION〉〈カーニバル〉with 信夫正彦 6/22 東京 荻窪 ルースター ノースサイド

 〈ONE〉紹介ページに、ポエトリー・リーディング〈ばあちゃんごめんね - 熊本弁バーション〉を公開した。
 他にも、ポエトリー・リーディング〈大人になった〉、〈ひまわり〉のライブ・ビデオ、〈ラジオ〉が聴ける。
 ちょっとのぞいてみてね。



2018年6月26日火曜日

〈× 井口一彦〉そして〈× 塚本晃〉〈× 山口岩男〉

 ひさしぶりに井口一彦君に声をかけて、ジョイント・ライヴに誘った。
 それを知った塚本君が、2 Days企画にふくらませてくれた。
 〈new music lab Vol.1〉は俺と井口君で阿佐ヶ谷 harness。〈new music lab Vol.2〉は塚本君と井口君で下北沢 lown。2日ともソールド・アウトだった。

 井口君は、年に1、2回バンドを従えたライヴをやっているようだ。お客さんもこの時を逃さず、たくさん集まってくれるという。

 6/23は、harnessには似つかわしくないくらいの大きな花が届いていた。
 harnessは小さな小屋だ。裸の歌をさらけ出すこともできるし、「のんびり」音楽をやることもできる。そのどっちのスタンスで歌っているのか、距離が近い分、お客さんにはっきり分かる。
 井口君がこれからも本気で音楽を続けていく覚悟があるかどうか、きっとお客さんに伝わっただろう。

 ライヴのミーティングをしている中で話が盛り上がり、塚本晃君とも9/17(月・祝)にharnessでジョイント・ライヴをやることになった。2年半ぶりになる。彼とは、まだ2人でやりたいことがある。



 ある方から、山口岩男君の新刊『「うつ病」が僕のアイデンティティだった - 薬物依存というドロ沼からの生還』をいただいて読んだ。壮絶な戦いの記録だった。
 彼は1989年にデビュー。俺と同じ空気を背負った歌を歌っていた。2000年に京都で1度だけ共演したことがある。
 その後、彼はウクレレ奏者として、その世界では指折りの存在として活躍していた。その陰でこんなことがあったとは知らなかった。
 彼は病を克服し、ロック・シーンに戻って来た。
 8/25(土)横須賀 Younger Than Yesterdayにゲスト出演してもらうことにした。さらに、10/27(土)阿佐ヶ谷 harnessでのジョイント・ライヴが決まった。

 去年に比べて、今年はharnessでのライヴが多い。それだけ、再会した人が多いということだ。


2018年6月24日日曜日

35年目の、ちっぽけなカーニバル

 6/22、東京 荻窪 ルースター ノースサイドに集まってくれたたくさんのお客さんと共に、《NG! 35th Anniversary Edition》のリリースを祝うライヴを開催した。
 ピアノの信夫正彦君を招き、《NG!》の曲から最新の曲まで、たっぷり歌を届けることができた。
 信夫君のピアノは、もう「初めまして」でも“セッション”でもない、ソウルメイトが奏でるピアノだ。
 客席のあちこちに、流れる涙を見た。本当は俺も泣きたいくらい嬉しかった。


photo : Masashi Koyama


 下の写真。
 デザイナーのコヤマ君が、新しい《NG!》のジャケットをアナログ・レコードのサイズにデザインしたものを作ってくれて、当日のステージにディスプレイした。
 右は、1983年に出版された近藤良一さんの写真集〈SPAN〉。うちの本棚から、ひさしぶりに出して持って行った。
 開いたページには、《NG!》のジャケット写真と同じシチュエーションで、テレビ画面にジョン・レノンの顔が写っている写真が掲載されている。
 俺は当時、この写真集を見て、近藤さんから直接《NG!》に使った写真のオリジナル・プリントを見せていただき、そっちをジャケットに使用することにした。
 この写真集からインスパイアされ、〈1 WEST 72 STREET NYNY 10023〉が生まれた。


photo : Masashi Koyama


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2018年6月20日水曜日

《NG!》到着!

 完成した《NG! 35th Anniversary Edition》が家に届いた。
 6/22の〈1st Album〈NG!〉35th Anniversary Live〉の会場で販売スタート。そしてAmazonでも6/22から。
 ボーナスDVDつきの限定版2枚組の通常版と、2種類を用意した。
 そしてもちろん、このCDを全国に届けるライヴをやっていく。


photo : Takuji


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2018年6月17日日曜日

初めての千駄木

 Ruby’s Armsの10周年を記念して呼んでいただいたライヴは、立ち見も出る大盛況になった。
 いつも来てくれるお客さんの中に、ひさしぶりに来てくれたという人たちが何人もいた。

「30年以上聴いてますけど、ライヴは初めてです」
「昔はほとんどのライヴに行ってたんですけど、すっごくひさしぶりに聴きました」

 こういう人たちが足を運んでくれるから、初めての場所でやることにはすごく意味がある。
 千駄木は、どちらかといえば東京の東寄り。俺がライヴをやるのは、どうしても西寄りになってしまう。

「またこっちでもライヴをやってくださいね」

 大事なことを思い出させてもらったライヴになった。
 スペースがなくて動画の撮影ができなかったようだが、オフィシャルのTwitterに、スマホで撮影した短い動画が掲載されている。


 今年の1月から、ギターはずっとギルド F-47(スカーレット)を使ってきた。だんだん俺が出したい音になってきた。
 しかし、ミディアム・テンポのストロークやアルペジオではセクシーな声を出してくれるが、マックスの力でストロークすると、「私、まだそこまであなたの女じゃないから」って音になる。
 昨日はひさしぶりに、ギブソン J-45(アンジー)を使った。あんまり放っておくと、ヘソを曲げそうだから。相変わらずセクシーだった。



 オフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉を更新した。
■ライヴビデオ
〈Aspirin with 宮本美香, 別府克彦〉 5/21 東京 一橋学園 ローリングビーンズ
〈南十字星 with 河村博司〉 6/9 東京 阿佐ヶ谷 harness

■フォトグラフ
2018/03/25 吉祥寺 STAR PINE’S CAFE photograph : kanon
2018/05/11 苫小牧 ロックバーJAM
2018/05/12  札幌 UNIONFIELD
2018/05/12 札幌 Space Art Studio
2018/05/13 小樽 CRU-Z


2018年6月11日月曜日

新しい《NG!》

 1983年6月22日、俺のファースト・アルバム《NG!》がリリースされた。あれから35年目の2018年6月22日、新たな《NG!》を届ける。

 DISC1は、現代のテクノロジーを駆使して、限りなくアナログのサウンドに近づけるマスタリングをほどこした《NG!》の9曲。

 DISC2には、1983年と2018年の音を収録した。
 1983年のライヴ・テイクは、The Conxと組む前に短い期間やっていた、アコギ, ピアノ, ベースのユニットでの2曲と、The Conxとの5曲。レコーディングに入る前のテイクで、オリジナルと歌詞が違う曲もある。
 〈Dead end Street〉は、The Conxと共作したが収録されなかった幻のテイク。
 そしてWonder 5とのセルフ・カバーは4曲。35年前の熱を、今のメンバーで蘇らせた。プロデュースは、河村博司君。

 DISC3は、去年8月のライヴから、MCを少しカットしただけのフル・サイズで全25曲を収録。SMILEYの勇姿を見ることができる。

 マスタリングは、穴井正和君。10年前のリマスタリングも手がけ、それを踏まえて今回の音を作った。

 デザインは、2000年から俺のビジュアルのすべてを作ってきた、コヤママサシ君。
 1983年のジャケットで使われた写真は、近藤良一氏の作品。1980年、ニューヨークのチェルシー・ホテルの1室に置かれたテレビに、ジョン・レノンが射殺された直後のニュース映像が流れている。
 この決して色あせることのないジャケットへのリスペクトをこめ、コヤマ君が35年を経て新しい作品に仕上げた。

 6月22日、東京 荻窪 ルースター ノースサイドでの販売、同時にAmazonでも販売をスタートさせる。




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2018年6月10日日曜日

旅で生まれたサウンドと信頼

 昨日のharness〈小山卓治 × 河村博司〉は、ツアーの熱気をそのまま持ち越したようなライヴになった。セッションもたっぷりで、2時間半くらいやったかな。とてもいい夜になった。
「また2人でツアーやろうよ」
 きっと実現させたい。


photo : Yukari Watanabe


 会場入りをいつもより早くして、河村君に改めて半田付けをやってもらった。ほんとうに感謝。


photo : Takuji


 ライヴでは、旅の土産話もたっぷりした。
 京都の人に玉子サンドイッチの話をすると、必ず話題に出たのは、SIZUYAではなく喫茶マドラグだった。行ってみたところ、「2日前から予約しないと買えない」んだって。びっくりだね。
 検索したら、東京の神楽坂に支店ができたようだ。


 ライヴは続く。
 オープン10周年の企画で呼んでくれた、千駄木のRuby's Armsでのライヴは、今度の土曜日。初めて行く場所だ。
 サイトで店の写真などを見ていて、「京都のBAR GEARみたいな(ちょっと怪しげな)雰囲気の店だな」と思っていたら、GEARのマスターが4月に歌いに来ていて、6/1にGEARに行った時に、その話で盛り上がった。
 ほぼ満席らしい。店頭での受付のみだから、興味があったらメールしてみてね。




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2018年6月5日火曜日

〈小山卓治 × 河村博司〉と、35年目の《NG!》

 初めての河村君とのツアーは、車に乗っての長い旅。これまでとは違う濃い内容になった。長い移動と長い時間の共有で、不思議と2人で奏でるサウンドも変わってくる。これがツアーの醍醐味だ。

photo : Suemi Watanabe


 一緒に食べるご飯もね。河村君のSNSに写真がたくさん掲載されているから、のぞいてみてね。
 一番のヒットは、京都で食したSIZUYAのふんわりオムレツサンド。見た目すごいボリュームだけど、素朴で超美味だった。

photo : Takuji


 一番の大失敗は、京都でギターのピックアップがトラブルを起こしたこと。河村君に半田づけしてもらった。
 観光も少しだけ。京都の八坂神社近辺をブラブラ。
 「スタバはないけど砂場はある」鳥取にできた、すなば珈琲(その後スタバが進出して立ち位置を見失っている)。
 鳥取 - 東京 700キロの移動があるから、鳥取砂丘はチラ見程度。たたずむ河村博司。

photo : Takuji


 話は少しもどって〈アコースティック・お寺ライヴ 2018〉。
 お寺ライヴでは初めて、Wonder 2のサウンドでのライヴ。アコギとバイオリンとピアノの音が本堂に美しく響いた。お寺という空間には、このサウンドが一番似合っているようだ。
 毎年来てくださる方も増えてきたようで、後半のノリは、いつものライヴと変わらないくらいだった。
 これが、「俺たち、ザ・ボンノーズ」のポーズ。いただいたお念珠を見せびらかしている。

photo : Yukari Watanabe


 2日目の移動時間に、岐阜のマチュピチュといわれる「天空の遊歩道」へ。絶景だった!

photo : Takuji


 岐阜の幻のソウル・フード、明宝ハム
 真教寺のご住職、太宰さんのレシピは、1.5センチくらいに切る。20分茹でて脂や塩分を抜く。トースターで焦げ目がつくまで焼く。フライパンにバターを溶かして炒め、最後に醤油をひと回し。
 ずいぶん手間をかけるものだなと思いながらやってみたら、これが超うまかった。

photo : Takuji


 5/24、セルフ・カバーのレコーディングが完成し、マスタリング作業に入った。
 その段階での音源をコヤマ君に送り、《NG! 35th Anniversary Edition》のデザインの方向性をメールで送った。
 10年前にリリースしたリマスタリング盤は、1983年に内藤淳司が撮影した写真を使った。今回は35周年盤ということもあり、今のリアルをデザインに落とし込みたい。
 数10分後にデザインのアイデアが届いた。その時点で、もうイメージは完成していた。
 お寺ライヴから戻った翌日の29日、コヤマ君と撮影。30日にはデザインが届いた。31日にかけて最終調整。テキストなどの修正と確認は、お寺ライヴと同時進行で、スマホで確認していた。
 マスタリングの最終音源も30日に届き、31日にかけて最終調整をした。
 35年目の《NG!》。完成したよ。



2018年5月31日木曜日

物語の第2章

 写真は、2013/2/13、河村君との初ジョイント・ライヴのもの。ここから物語が始まった。
 2015年に、シングル〈光が降る / ばあちゃんごめんね〉のプロデューサーとして招いた。2016年にシングル〈美しい沈黙〉、そして2017年、アルバム《はるか》を一緒に作った。
 たっぷり時間をかけて築き上げてきたものが、アルバムという形に結実した。

「次は、一緒にツアーやろうぜ!」

 初のジョイント・ツアーが明日から始まる。たくさんの人に、俺たちが作り上げてきたサウンドを聴いてほしい。

 詳細はこちらから

photo : Yukari Watanabe


2018年5月29日火曜日

特別な1日 お寺ライヴ

 今年のお寺ライヴも、大盛況になった。
 声をかけていただいた、中島寺の水谷ご住職、真教寺の太宰ご住職、ライヴの実現に向けて力添えしていただいたみなさん。そして会場に来ていただいたみなさんに、心から感謝します。

5/26 中島寺 photo : Yukari Watanabe


5/27 真教寺 photo : Yukari Watanabe


 熱いライヴの様子や、マチュピチュやハムの話もしたいんだけど、Wonder 5 セルフ・カバーのミックス確認と、ジャケット撮影があるので、来週くらいにここに書くことにする。


2018年5月24日木曜日

レコーディングは佳境へ

 昨日は、Mercyのギター・ダビング。8ビートのシンプルなリフを、何度もやり直す。
 河村君の名言が出た。
「荒っぽいシンプルなフレーズこそ、レコーディングではていねいに弾くことが大事」
 逆に、Mercyが作り込んできたギター・ソロは、その味を生かすために時間をかけない。

 そして今日は俺のボーカル録り。35年歌ってきた歌だから、ビートや発声が体に入っている。時間をかけずに一気に歌う。
 完成が見えてきた。

photo : Takuji

2018年5月23日水曜日

宮本美香との共演、そしてお寺ライヴ

 島根のサックスプレイヤー、宮本美香 with 別府克彦とのジョイント・ライヴは、平日ながら満員のお客さんが来てくれた。美香ちゃんのお客さんも多く、harnessでひさびさにアウェイな空気をちょっと楽しんだ。
 次はまた、島根で共演したいと思っている。

photo : Masashi Koyama


 今週末は、年に1度のスペシャル。岐阜の中島寺と真教寺でのライヴだ。今回はバイオリンのベチコとピアノの信夫君のWonder 2をサポートに迎える。

photo : Yukari Watanabe


2018年5月20日日曜日

生放送、無事終了

 「渋谷のラジオ」からの2時間の生放送、無事に終了した。
 このダイアリーからのメッセージも、本番中のメールもたくさん届いた。本当にありがとう。おかげで内容たっぷりの番組になった。放送で読めなかったメッセージも、ちゃんと持って帰ったからね。
 サテライト・スタジオの外には、何人かのファンの人が来てくれた。番組終了後、「渋谷のラジオ」のステッカーにサインして、プレゼントした。

 番組内でも話したが、中学生の頃、トランジスタ・ラジオをベッドに持ち込んで、小さな音で深夜放送を聞いた、それが俺にとってのラジオだった。ロックへの入り口、社会への扉だった。
 今は、聞く方から発信する側に回った。昨日、電波に乗った歌が、誰かの心に届いていたらいいな。