2024年10月31日木曜日

回遊魚

  ひさしぶりに3週間ほどライヴが空いたが、重要な仕事で多忙だった。今週末は名古屋で 2 Days。
 「すごい数のライヴをやってるね」と言われて「回遊魚みたいなものだよ。止まると死んじゃう」なんて笑って返すが、俺よりもたくさんのライヴをやり続けているシンガーはたくさんいる。

 今回もラジオ『伊藤由美子のCozy Spaee』に出演する。何回目だっけ、名古屋に行くたびにお世話になっている。「もはやレギュラー」なんて笑っていたが、本当にレギュラーあつかいにしてくれるとか?
 番組内で、バタフライブルワリーのクラフトビールを賭けてやる「ラジオなのにあっち向いてホイ」は5勝1敗。もはや負ける気がしない。いつもおいしいビールをいただいている。
 オンエアの日程が決まったら、ここでお知らせする。

■〈DAHLIA Tour 2024 with 江口正祥〉
11月2日(土) 名古屋 LIVE Bar Brushup
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■〈全曲ライヴ《種》+10〉 ゲスト:嶺本大和(トランペット)
11月3日(日) 名古屋 LIVE SALON Johnny
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『伊藤由美子のCozy Space』
ゲスト:松藤英男、小山卓治


photo : Yukari Watanabe




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2024年10月30日水曜日

むこう岸

 安田夏菜の『むこう岸』を読んだ。
 裕福な家庭で育ち優秀な中学に進んだが学業で落ちこぼれて四面楚歌の男子と、家庭の不幸が重なり生活保護を受けながらすさんでいく女子が偶然出会い、不器用につながりながらそれぞれの“居場所”を探す。

 児童文学にカテゴライズされているが、かなりヘビーな内容で、胸にズシンと落ちた。

 2人の視点で交互に語られながら物語は進んでいく。
 こんな歌詞の描き方もある。例えばアルバム《DAHLIA》に収録した〈街角のできごと〉がそうだ。


Photo : Takuji


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2024年10月26日土曜日

名古屋 2 Daysに向けて

 来週末の名古屋に向けて、詰めの準備にかかる。
 初日の名古屋 LIVE Bar Brushupは初めてやるライヴハウスだ。サウンドがすばらしいと聞いている。
 サポートギタリストの江口正祥君へは、だいぶ前に音資料を送った。彼とは3年ぶりだが、そんな気がしない。音を出した瞬間にサウンドが溶け合うのが見えるようだ。

 2日目のゲスト、トランペットの嶺本大和君へも資料を送った。32歳の大和君とは初対面。親子ほど歳の離れた2人が最初に出す音がどう交わるか、ワクワクする。LIVE SALON Johnnyもすばらしい音環境だ。

 2日間で、ほとんどかぶらないセットリストを組んだ。まったくカラーの違う2本のライヴを楽しんで。

■11月2日(土) 愛知 名古屋 LIVE Bar Brushup
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■11月3日(日) 愛知 名古屋 LIVE SALON Johnny
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2024年10月19日土曜日

『侍タイムスリッパー』

  映画『侍タイムスリッパー』を見た。
 米農家をやりながら作業の大半を監督が担当した、自主制作映画で単館上映だった作品がバズって、今や全国、そして海外で大ヒットしている。
 幕末の武士が現代にタイムスリップし、時代劇の切られ役になる。設定だけでもうおもしろい。脚本がよければ、有名俳優さんが出演しなくても成立するということか。とはいえ実力派の俳優さん、時代劇を作り上げてきたスタッフさんたちが多数参加している。
 コメディタッチだが、後半にガラリと雰囲気を変え、息を飲むようなシーンが続く。時代劇への愛情と、オマージュもたっぷり。すごいおもしろかった。




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2024年10月17日木曜日

いったい何10年ぶりのジョイントになるんだろう

 11/16(土)は〈Beat The Emotion 2024 小山卓治 × 伊丹哲也〉。
 伊丹君とはずいぶん前に江古田マーキーで同じステージに立った(ことを忘れてしまっていたが、ファンの方から教えてもらって思い出した)。
 その時は、セッションはなかった。今回はお互いの曲を一緒にやることにし、伊丹君から音源が届いた。俺からも音資料を送ったところ。
 どんな化学反応が起きるだろう。ぶつかるか、すれちがうか、溶け合うか、スリリングな夜になるはずだ。

〈Beat The Emotion 2024 小山卓治 × 伊丹哲也〉東京 御苑サウンド
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2024年10月16日水曜日

11/3(日)名古屋 LIVE SALON Johnny

 名古屋での2日目は、LIVE SALON Johnny。ここはジャズの老舗の店で、俺のようなロック系が出演することはまずなかったが、日曜日に特別に貸し切ることでライヴが実現した。
 ここは特別な空間だ。素晴らしく音がいい。多くのジャズミュージシャンのサウンドや言霊が、グランドピアノやソファや壁に染みこんでいる。
 最初にやった時はジャズミュージシャン2人とのジョイント、今年の4月に初めてのソロライヴを開催した。
 今回は〈全曲ライヴ《種》+10〉。アルバム《種》の全曲プラス10曲を歌い上げるライヴ。
 そして特別ゲストとして、トランペッターの嶺元大和君を迎える。若干32歳だが、美しい音色を奏でる。

 2日間、まったく違うカラーのライヴになる。そして、絶対いい夜になる。

11/3(日)名古屋 LIVE SALON Johnny
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YouTube
〈Love Letter〉嶺元大和
愛知北FM放送【伊藤由美子のCozy Space】ゲスト:嶺元大和






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2024年10月15日火曜日

11月2日(土)名古屋 LIVE Bar Brushup

  11月は名古屋で 2 Daysライヴを開催する。初日は〈DAHLIA Tour 2024〉。ギタリストの江口正祥君をサポートに迎える。知っている人も多いと思うが、尾崎豊君がデビューした当初のバンドメンバーで、10年の付き合いになる。全国で同じステージに立ってきた。しなやかでダイナミックなギターを弾く。
  Brushupでやるのは初めて。素敵な場所だと聞いている。楽しみだ。

■11月2日(土) 愛知 名古屋 LIVE Bar Brushup(ブラッシュアップ)
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YouTube
〈いつか河を越えて〉with 江口正祥
〈傷だらけの天使〉with Wonder 5 + 江口正祥
愛知北FM放送【伊藤由美子のCozy Space】ゲスト:江口正祥




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2024年10月13日日曜日

〈高橋研 × 小山卓治 2024〉

  3年ぶりの再会。ソールドアウトのお客さん。響き渡るみんなの歌声。熱い熱い夜になった。
 研さんの歌には、いつもながら心をくすぐられる。
 それにしても、MCで俺をいじるの、やめてくんない?

01.少年と風
02.Shape Of Life
03.HEAT OF THE NIGHT
04.絶望のダンス
05.雨の音を聴きながら
06.PrimaとNoir
07.ばあちゃんごめんね
08.冒険が始まる
09.ダリア

高橋研 ソロ

E1.夕陽に泣きたい [with 高橋研]
E2.ジオラマ [with 高橋研]

E3.傷だらけの天使 [with 高橋研]
E4.メリーアン [with 高橋研]

E5.レジスタンス [with 高橋研]




Photo : Toshi


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2024年10月8日火曜日

高橋研さんとのライヴと、歌詞ファイル あれこれ

  今週末10/12は〈高橋研 × 小山卓治 2024〉。2021/9/11に松藤英男さんと3人でやったジョイント以来。もうそんなにたっていたのか。
 あの時はまだコロナ禍で、不自由なライヴだったっけ。でもそこで松藤さんとつながることができた。
 すでにソールドアウトだけど、キャンセル待ちを受け付けている。


 先月、ライヴで使っている歌詞ファイルについて書いた。
 これまではミュージックエイトの「note note」を使っていて、試しに「Solf」というファイルを買ってみた。
 本番で使ってみた結果、やっぱり「note note」の方が使い勝手がいい。「note note」は歌詞を入れるのに少し手間がかかるが、「Solf」はめくる時に指が馴染まなくて、ほんの少しだけ手間取る。ライヴ中は、この一瞬がストレスになる。
 両方の難点は40ポケットで、俺は右面だけに入れるから(歌う時の視線がセンターからずれるのを避けるため。長い歌詞は用紙2枚になるから見開き面に入れる)20曲分しか入らないこと。
 ルーズリーフのタイプもあって、それだと補充用ファイルを足せるが、表紙と裏表紙が厚くて、華奢な譜面台だと滑り落ちることもあり、軽くガムテープで留めることになる。
 ってこの話、参考になる人は少ないだろうなあ。




Photo : Takuji


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2024年10月6日日曜日

〈熊本応援ライヴ〉

 阿佐ヶ谷Harnessで18回目になる〈熊本応援ライヴ〉。今回もソールドアウトで盛り上がった。
 女性限定でもらったリクエストがレア曲満載だった。恐るべし。来春開催予定の「男性限定リクエスト」ライヴがどうなることやら。

 売り上げの¥65,000を「熊本城 災害復旧支援金」に送る。いつもありがとう!

01.Time
02.ついてねえや
03.孤独のゲーム
04.夜を行く
05.IMAGINARY BLUE 
06.クリスタルレインドロップ
07.天使の歌う朝
08.ジャングルジム
09.Gallery
10.Roadie
11.談合坂パーキングエリア
12.YellowCenterLine
13.FISH -漂流-
14.PrimaとNoir
15.Thunder Boy
16.Rock’n Roll's Over

E1.Night Walker
E2.PARADISE ALLEY

E3.Hustler

E4.2人のはるか


photo : Yukari Watanabe

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