2024年5月18日土曜日

福岡、熊本、大阪へ!

  来週末からツアーが再開。
 2020年からのコロナ禍の間にクローズしたライヴハウスがいくつもある。帰る場所を失ったような気持ちになった。
 そんな中、Six Pines sandwiches、ONE DROP、music bar S.O.Raは、いつも笑顔で迎えてくれた。そしてもちろん、足を運んでくれた人たちがいたからこそライヴは成り立った。
 歌を届けに行くよ。みんなの笑顔に会いに行くよ。

〈DAHLIA Tour 2024〉
■5月24日(金) Six Pines sandwiches
■5月25日(土) 熊本 ONE DROP

〈DAHLIA & Well Tour 2024 2Days〉
■6月1日(土) 大阪 music bar S.O.Ra
■6月2日(日) 大阪 music bar S.O.Ra

詳細と予約はこちらから








コメントフォーム

2024年5月15日水曜日

リーガルパッド あれこれ

  ほぼデジタルに移行して、手書きすることも減ってはいるが、主に曲作りの時に使うのがリーガルパッド。

 左のやつが、ITOYAなどで普通に買えるA4サイズ、右がJr.サイズでちょっとしたメモ書き用。
 真ん中のやつは縦が35.5センチで、国内では手に入らない特殊なサイズ。
 歌詞を思いついた時、まずは手書きで言葉を書き殴っていく。書いては斜線で消し、また書き、とやっていると、A4では足らなくなる。長いサイズのリーガルパッドを使って仕上げていく。俺の場合は詞が長くなることが多いから、このサイズがありがたい。
 最後にパソコンに向かって打ち込む。そうすると、手書きだと熱がこもりすぎていた言葉をクールに読み返せる。
 以前は海外に行った時にまとめ買いしていた。そろそろ手持ちが少なくなってきた。売ってあるところ、誰か知らない?


Photo : Takuji


コメントフォーム

2024年5月12日日曜日

〈小山卓治 × 扇田裕太郎〉

  4年越しのジョイント・ライヴが実現した。扇田裕太郎君はharness初登場。今後、harnessで彼のソロライヴもあるんじゃないかな。扇田ファンの人たちはぜひ足を運んでね。
 彼のレコーディングに参加するという提案をもらった。おもしろくなってきた。

 ライヴ配信を扇田君がやってくれた。5/14まで見られるから、ぜひのぞいてみてね。

01.DOWN
02.Shape Of Life
03.第3章
04.今夜のアリバイ
05.Midnight Primadonna
06.PrimaとNoir
07.ばあちゃんごめんね
08.冒険が始まる
09.気をつけた方がいいぜ
10.Aspirin

E1.ハヤブサよ [with 扇田裕太郎]
E2.いっそ溶けてしまいたい [with 扇田裕太郎]
E3.欠けたムーンライト [with 扇田裕太郎]
E4.種の歌 [with 扇田裕太郎]

E5.Stand by Me [with 扇田裕太郎]


Photo : Nakama

コメントフォーム

2024年5月9日木曜日

TAKUJI, HISASHI & TOBEN

  ジャケットが完成。
 収録曲は全10曲。詳細は近日発表するよ。ご期待あれ!




コメントフォーム

2024年5月4日土曜日

来週末は〈小山卓治 × 扇田裕太郎〉

  扇田裕太郎君とは〈白浜久 Project〉のメンバーとして、2019年にバンドライヴをやった。初の〈FUJIROCK FESTIVAL〉にも共に参加した。
 彼とのジョイントは2020年にやることになっていたが、コロナで中止になり、そのリベンジとして今回のライヴを計画した。

 帰国子女でもある扇田君の歌やプレイは、どこか日本とは違う空気をまとっているように感じる。
 2人で奏でるセッションは、いつもとはまた少し違うものになるだろう。楽しみだ。

〈小山卓治 × 扇田裕太郎〉
5月11日(土) 東京 阿佐ヶ谷 harness




コメントフォーム

2024年5月3日金曜日

改めて〈ONE - Oyama Takuji Network Eyes〉について

  サーバの移転などで、しばらく運営がとどこおってしまっていたオフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉は、活動を再開している。
 更新手続きのお知らせは届いているかな?
 バースデイ・メッセージも届くことになっている。
 この後は、〈卓治写真館「フォト&レポート」〉〈Aspirin Raidio〉を届ける予定だ。

 そして、オフィシャルのダイアリーの「コメントフォーム」からメッセージを送ってくれた人には必ず返信している。気軽に送ってね。




コメントフォーム

2024年5月1日水曜日

庄司薫 再読

  村上春樹が新訳したJ・D・サリンジャーの『キャッチャー・イン・ザ・ライ(1951)』を読んだことで、ふと庄司薫を思い出し、22歳の時に本名で出版された『喪失(1959)』と、庄司薫のペンネームで出版され、芥川賞を受賞、映画化もされた『赤頭巾ちゃん気をつけて(1969)』を再読。
 俺には5歳上の兄がいるから、その影響もあって、当時背伸びしながら読んだ。

 サリンジャーからなぜ思い出したかというと、当時、庄司薫の文体や設定が『キャッチャー・イン・ザ・ライ』に似ているとさかんに言われていたからだ。

 サリンジャーは『キャッチャー・イン・ザ・ライ』以降に何作か発表した後、ぴたりと筆を止め、その後いっさい世間から遠ざかった。
 庄司薫も『赤頭巾ちゃん気をつけて』以降、7作ほどの執筆の後は、まったくメディアに登場していない。そこも類似点ではある。
 ちなみに、サリンジャーは第二次世界大戦のノルマンディー上陸作戦に参加しており、それがトラウマとなってPTSDをわずらったという噂もある。

 30代になったばかりという自由闊達な時期に執筆された『キャッチャー・イン・ザ・ライ』『赤頭巾ちゃん気をつけて』を改めて読むと、おもはゆいほどの弾ける若さ、ドロップアウトへの淡いあこがれ。異性とのちぐはぐな関係、不安なまでの自由、そんなものが文体からあふれて出てくるのを感じる。


Photo : Takuji


コメントフォーム