印象派の絵画のイメージは、日常の風景、市井の人々の何気ない仕草や表情、特別なことは何もなく、温かい陽射しや微風を感じる。
『モネ&フレンズ・アライブ』を日本橋へ見に行った。
大きなスペースにたくさんのスクリーン。クラシック音楽と同期して特大サイズで絵画が映し出されていく。50分間、光に包まれた。
さて、次はどんな絵画が見られるのかなと思ったら「出口はこちらです」。え? 他には、女子受けしそうなモネの庭園を模した撮影スポットが2カ所。
改めてサイトを見たら「没入型展覧会」とある。いやまあ確かに没入したけど、1枚も絵画を見ない展覧会ってなんか釈然としない。
10月に国立西洋美術館で『モネ展』をやるから、そっちに期待しよう。
2000年にマキシシングルでリリースした〈光のオルガン〉は、モネの『日傘をさす女』にインスパイアされ、言葉数を極限までしぼる短歌に影響を受け、ロンドンで作った。俺の曲作りでは他にない手法だ。
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