ロッド・スチュワートを聴き始めたのは、フェイセズからだから、1970年以来になる。
ロッドの31枚目のソロ・アルバム《ヘラクレスの涙》を聴いている。2018年に全米1位を獲得したアルバム《ブラッド・レッド・ローゼズ》以来だ。ビデオ・クリップでは、76歳になっても相変わらず綺麗どころをしたがえて歌っている。
しばらくロッドとはご無沙汰していた。2000年代のロッドは、アメリカのスタンダード・ナンバーのカバー・アルバムをシリーズでリリースしていて、それには興味が持てなかった。
2013年のソロ・アルバム以来のロッドにはブレがない。ちゃんとロッド節を披露してくれている。言い方を変えれば、偉大なるマンネリを堂々と歌い上げている。
今年の7月から、ライヴのオープニング曲をロッドの〈Faith of the Heart〉にして以来、またロッド熱が戻って来た。
ロックがどうのとかまったく関係なく、この人は“ボーカリスト”だ。フェイセズ復活の噂もある。ロッドだけは、これからもずっと追いかけ続けることになりそうだ。
ひとつ悩みがある。これだけロッドを聴き続けているのに、ロッドっぽい歌が俺の中から生まれてこないことだ。あ、でもアイリッシュなテイストはロッドから受け取ったかもしれないな。
作ってみたい。シンプルな8ビートで、シンプルなメロディで、(綺麗どころをはべらさなくてもいいから)シンプルなラヴ・ソングを。
オフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉を更新した。
■Poster & Graphic 展 2020年
中止になったライヴのフライヤーも掲載している。
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