4週間、西面(ソミョン)、南浦(ナンポ)、海雲台(ヘウンデ)、釜山駅のホテルを泊まり歩いた。 この旅で生まれた歌は、3/11(土)の阿佐ヶ谷harnessで全曲を初披露する。それを予定してスケジュールを入れていた。 新しい歌は、ライヴで歌って初めて息吹き始める。歌が生まれる瞬間に立ち会ってね。
人を非難しようとする時、「じゃあ、おまえはどうなんだ?」と、必ず自問することにしている。たいていの非難は引っ込む。
釜山は極寒だと聞いてきたんだが、全然そんなことはない。ただ、いつも風が吹いている。
若い頃は、自分のことばかり歌っていた。歌の中に登場するのは「俺」と「君」と「俺たち」(たまに、やつら)ばかりだった。
1998年にロンドンに3ヶ月ほど滞在した時は、宮沢賢治の文庫を持っていった。香港には種田山頭火を。 今回はまた『宮沢賢治詩集』にした。電子書籍ならiPadでいくらでも読めるけど、旅の友はやはり文庫本だ。